2025/08/25 更新

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マツオカ アヤカ
松岡 あやか
MATSUOKA Ayaka
所属
医歯学域医学系 医学部 保健学科 准教授
職名
准教授
連絡先
メールアドレス

学位

  • 修士(看護学) ( 2011年3月   宮崎大学 )

  • 学士(看護学) ( 2005年3月   宮崎大学 )

研究分野

  • ライフサイエンス / 生涯発達看護学

学歴

  • 宮崎大学   大学院   看護学研究科

    2008年4月 - 2011年3月

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    国名: 日本国

  • 宮崎大学   医学部   看護学科

    - 2005年3月

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    国名: 日本国

    備考: 2003年10月宮崎医科大学より名称変更

  • 宮崎医科大学   医学部   看護学科

    2003年4月

経歴

  • 鹿児島大学   医学部保健学科看護学専攻   准教授

    2025年4月 - 現在

  • 鹿児島大学   医学部保健学科看護学専攻   特任講師

    2024年4月 - 2025年3月

  • 宮崎大学   医学部看護学科   講師

    2021年10月 - 2023年3月

  • 宮崎大学   医学部看護学科   助教

    2011年4月 - 2021年9月

  • 宮崎大学   医学部看護学科   助手

    2008年4月 - 2011年3月

所属学協会

  • 日本公衆衛生学会

    2021年10月 - 現在

  • 日本看護科学学会

    2019年4月 - 現在

  • 日本助産学会

    2016年9月 - 現在

  • 日本母性衛生学会

    2013年4月 - 現在

取得資格

  • 助産師

  • 助産師

  • 看護師

 

論文

  • 松岡 あやか, 山崎 圭子, 青島 恵美子 .  産婦健康診査で要支援となった母親に対する保健師の対応 .  日本公衆衛生雑誌71 ( 11 ) 682 - 691   2024年11月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本公衆衛生学会  

    目的 本研究の目的は,保健師の観察やアセスメント,判断などに焦点をあて,産婦健康診査で要支援となった母親への保健師の対応を明らかにすることである。方法 本研究は,中核都市であるA市において実施した。研究対象者は,産婦健康診査で要支援となった母親の支援を3例以上経験している保健師とし,支援における観察や判断のポイント,連携などの難しさについてインタビューを行った。逐語録からデータを抽出し,質的帰納的に分析を行った。結果 研究対象者16人であり,平均年齢37.2歳,保健師経験は平均9.3年であった。分析の結果,43のサブカテゴリー,10のカテゴリー,4つのテーマに集約された。【事前に得た情報を活用し,細心の注意を払って母親が望む方法で早めに繋がる】では,保健師は,妊娠期の情報を活用し,早期に母親に電話で訪問を行い,家庭訪問に繋がらない場合は,あらゆる手段を使って繋がる努力をしていた。そして,母親の思いに配慮して訪問するよう努めていた。【メンタルヘルスに影響する育児生活や母親の心身の状態を観察し,慎重に評価する】では,保健師は,現在の母親の言動や日常生活の観察,EPDSを活用して思いを把握し,母親の状態を推測していた。状態を判断することは難しく,複数の保健師で訪問したり,定期的に関わることで繰り返し観察・評価を行っていた。【母親に寄り添い経過を判断しながら,自立に向けて丁寧に支援する】では,保健師は,母親に寄り添い思いを聞くなかで信頼関係を築き,自立に向け丁寧に支援をしていた。【複雑な問題解決のための調整役となり,医療施設や関係機関と連携して継続的に支援する】では,産後うつを疑う母親は,精神科受診を決めることが難しく,保健師は,慎重に調整して受診を促していた。また,複雑なケースは,支援が長期化することがあり,保健師は調整役となって関連する多機関と連携して継続的に支援をしていた。結論 保健師は,要支援の母親に注意深く丁寧に対応しているが,産後うつ状態の判断や精神科に繋ぐ難しさがある。また,複雑なケースの場合,支援の調整役となる保健師は,負担が大きい役割を担う。メンタルヘルスの判断や対応が標準化できるようなガイドライン作成や母親の抱える複雑な問題を整理して,連携体制構築を整備する必要がある。(著者抄録)

  • 堀田江理, 松岡あやか, 山﨑圭子, 金子政時 .  射乳反射の自覚がある母親の産後1か月までの母乳不足感の体験 .  母性衛生64 ( 4 ) 485 - 492   2024年1月査読

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    担当区分:最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 山下 華歩, 山崎 圭子, 松岡 あやか, 金子 政時 .  母子保健コーディネーターが捉える母親達の悩みの実態 .  南九州看護研究誌21 ( 1 ) 9 - 16   2023年3月査読

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:宮崎大学医学部看護学科  

  • 大崎 愛, 松岡 あやか, 金子 政時, 山崎 圭子 .  横抱き授乳における姿勢アライメント、肩凝りの自覚および筋硬度の経時的変化と姿勢の良否における比較検討 .  母性衛生63 ( 1 ) 112 - 120   2022年4月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(公社)日本母性衛生学会  

    本研究は、横抱き授乳の姿勢アライメント、肩凝りの自覚および筋硬度の縦断的変化と姿勢の良否における違いを明らかにすることを目的とした。対象者は、正常経過の褥婦21名である。初回授乳時、産後4、5日、産後2週間以降に、肩凝りの程度(VAS値)と部位を調査し、前額面・矢状面の授乳姿勢の撮影画像からアライメント6ヶ所の測定と筋硬度計による肩周囲の筋硬度6ヶ所を測定した。縦断的変化はFriedman検定後、多重比較を行った。良好群と不良群の差は、Mann-Whitney U検定を行った。筋硬度6ヶ所とVAS値は有意な縦断的変化はなかったが、矢状面頭部の産後4、5日と産後2週間以降のみ有意な差がみられ(p=0.02)、頭部傾斜角度が小さかった。不良群は、良好群よりも前額面肩部と上腕部の角度が有意に大きかったが(p<0.05)、筋硬度6ヶ所とVAS値は、姿勢の良否による有意差はなかった。産後の母親は、ラッチオンの際に児を引き寄せることが難しく、児の吸啜状況を覗き込む姿勢となる。また、姿勢の良否と筋硬度には関連はないが、正しい授乳姿勢の獲得は、肩凝りの軽減につながる可能性がある。(著者抄録)

  • 今村 友美, 松岡 あやか, 金子 政時 .  医療従事者の体調不良時の勤務実態 産科3次施設で勤務する医療従事者の体調不良時の勤務実態に関する調査 .  南九州看護研究誌20 ( 1 ) 10 - 17   2022年3月査読

  • 荒武 亜紀, 野間口 千香穂, 松岡 あやか .  南九州地方1県の漁村における高齢女性の育児経験者が語る母親としての育児を巡る体験 .  南九州看護研究誌20 ( 1 ) 27 - 36   2022年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:宮崎大学医学部看護学科  

  • 柳田 紗希, 金子 政時, 山崎 圭子, 松岡 あやか .  NICU入院中の超低出生体重児に対する両親の面会の実態と関連要因 .  母性衛生62 ( 4 ) 771 - 778   2022年1月査読

  • 桑原まゆみ, 永瀬つや子, 松岡あやか, 山﨑 圭子, 金子 政時 .  新型コロナウイルス感染症拡大状況下における 母性看護学演習の実践報告 .  南九州看護研究誌19 ( 1 ) 11 - 16   2021年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:宮崎大学医学部看護学科  

  • 松岡あやか, 兵頭慶子 .  妊娠期・産褥期の身体的変化が姿勢調整能力に及ぼす影響 .  母性衛生61 ( 4 ) 724 - 731   2021年1月査読

  • 宮川 和, 金子 政時, 山崎 圭子, 松岡 あやか .  正期産分娩時胎児心拍数陣痛図の記録の質に影響を与える因子に関する後方視的検討 .  母性衛生61 ( 4 ) 572 - 578   2021年1月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(公社)日本母性衛生学会  

    胎児心拍数陣痛図(CTG)の記録の質の実態とそれに影響を与える因子を明らかにすることを目的とした。2013年1月~12月に正期産経腟分娩した52名を対象に後方視的に検討した。解析には、児娩出5時間前~児娩出までのCTG記録を用いた。胎児心拍数(FHR)記録の質は20分間中の判読可能なFHR記録時間の割合で評価した。子宮収縮は波形を5つに分類し、それぞれの波形に対して0~8点の点数化(正確8点)を行い、20分間の点数の平均を求めた。20分間のそれぞれの記録の質の経時的な評価と活動期と分娩第II期の比較、記録の質に与える影響因子について検討した。FHR記録は全期間で95.7%、活動期96.2%、分娩第II期93.3%で判読可能であり、活動期の方が有意に正確な記録であった。子宮収縮波形スコアは、全体で6.2±1.9点、活動期の点数(6.6±1.6点)は分娩第II期の点数(5.6±2.0点)より有意に高かった。分娩時平均body mass index(BMI)は24.7±2.5、BMI28.2を超える妊婦は4名で、それぞれの子宮収縮波形スコアは、6.6点、5.9点、5.0点、3.6点であり、3名が平均以下であった。それぞれの記録で、分娩第II期の記録の質をより高める必要があると考えられた。子宮収縮の記録では、肥満体型の妊婦で記録の質が悪い傾向があることが示唆された。(著者抄録)

  • 宮川和, 金子政時, 山﨑圭子, 松岡あやか .  正期産分娩時胎児心拍数陣痛図の記録の質に影響を与える因子に関する後方視的検討 .  母性衛生61 ( 4 ) 572 - 578   2021年1月査読

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(公社)日本母性衛生学会  

  • 松岡 あやか, 兵頭 慶子 .  妊娠期・産褥期の身体的変化が姿勢調整能力に及ぼす影響 .  母性衛生61 ( 4 ) 724 - 731   2021年1月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(公社)日本母性衛生学会  

    本研究の目的は、妊娠期および産褥期の開眼時・閉眼時の重心動揺の偏位を測定し、妊娠・出産による身体的変化が、姿勢調整能力へ及ぼす影響を明らかにすることである。2015年3月~12月にA市内一次施設に通院している妊婦・褥婦およびB大学の20歳代非妊婦を対象とし、開眼時・閉眼時の重心動揺測定を行った。妊婦・褥婦は、(1)妊娠36週、(2)産後4日、(3)産後14日の3時点において測定を行った。非妊婦と比べて妊娠36週、産褥4日では、開眼時・閉眼時ともに、X軸方向最大振幅とY軸方向最大振幅、矩形面積が有意に大きくなっていた。産褥14日の褥婦は、開眼時においてY軸方向最大振幅が、非妊婦と有意差がなくなるが、開眼時・閉眼時ともに、X軸方向最大振幅、矩形面積が有意に大きくなっていた。胎児発育による姿勢への負荷は、分娩により速やかに取り除かれるが、妊娠経過において生じた筋力低下による姿勢調整能力の完全な回復はみられなかった。(著者抄録)

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MISC

  • 【191の疑問に答える 周産期の栄養】産科編Q&A 妊娠中期(Question 80) 食後の胸焼けがひどくなりました。食事はどうしたらよいですか?薬はありますか?

    金子 政時, 前山 彩, 松岡 あやか

    周産期医学   52 ( 増刊 )   179 - 180   2022年11月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(株)東京医学社  

  • 新型コロナウイルス感染症拡大状況下における母性看護学演習の実践報告

    桑原 まゆみ, 永瀬 つや子, 松岡 あやか, 山崎 圭子, 金子 政時

    南九州看護研究誌   19 ( 1 )   11 - 16   2021年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:宮崎大学医学部看護学科  

    新型コロナウイルス感染症拡大状況下において、感染対策を講じながら母性看護学の技術演習を看護学科3年生60名に実施した。演習にあたり、昨年までの演習方法から感染のリスクアセスメントを行い、感染対策((1)少人数、(2)1学生1教材、(3)行動要領および行動把握表の作成)を立てた。また、演習の行動要領を基にシミュレーションを行い、演習場所を新たに追加し、学生の演習空間を広く確保するとともに、学生の行動が交錯しないよう調整した。演習は、妊婦・褥婦・新生児の健康診査、沐浴を実施した。教材は、接触感染を防ぐために1学生1教材を準備し、学生1人が演習を終了する毎にアルコール消毒を行った。演習後、学生からは、「マンツーマンに近い形で質問したり確かめたりしながらすすめたため、自分でする以上の知識が得られた」という意見が聞かれ、少人数・1学生1教材により自分のペースで実技ができたことによる効果が得られた。今後は、オンラインを活用しながら、シミュレーション教育や演習後のリフレクションなどを取り入れて演習の学習効果を上げる工夫が必要だと考える。(著者抄録)

講演・口頭発表等

  • 白川 美歩, 金子 政時, 山崎 圭子, 松岡 あやか .  職場の環境が子供をもつ既婚女性労働者の次子希望と健康度に与える影響に関する質問紙調査 .  日本母性衛生学会学術集会  2023年10月 

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    開催年月日: 2023年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

  • ポッター 美歩, 金子 政時, 山崎 圭子, 松岡 あやか, 谷口 光代 .  職場環境及び健康度がWLBがとれている子供を有する既婚労働女性の次子希望に与える影響に関する質問紙調査 .  母性衛生  2024年9月  (公社)日本母性衛生学会

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    記述言語:日本語  

  • 白川 美歩, 金子 政時, 山崎 圭子, 松岡 あやか .  職場の環境が子供をもつ既婚女性労働者の次子希望と健康度に与える影響に関する質問紙調査 .  母性衛生  2023年9月  (公社)日本母性衛生学会

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    記述言語:日本語  

  • 山崎 圭子, 松岡 あやか, 青島 恵美子 .  産婦健康診査後の要継続事例に関わる保健師の支援に対する認識 .  日本助産学会誌  2021年3月  (一社)日本助産学会

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    記述言語:日本語  

  • 押川 美月, 金子 政時, 山崎 圭子, 松岡 あやか, 谷口 光代, ポッター 美歩 .  子育て中の母親の次子希望に影響を与える要因を明らかにするための質問紙調査 .  母性衛生  2024年9月  (公社)日本母性衛生学会

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    記述言語:日本語  

  • 永瀬 つや子, 山崎 圭子, 桑原 まゆみ, 松岡 あやか .  A大学大学院助産学コースでのタイ国B大学看護学部(BFN)とのオンライン交流会について .  日本助産学会誌  2021年3月  (一社)日本助産学会

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    記述言語:日本語  

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受賞

  • 優秀演題賞(コメディカル愛育賞)

    2023年10月   日本母性衛生学会   職場の環境が子供をもつ既婚女性労働者の次子希望と健康度に与える影響に関する質問紙調査

    白川 美歩、金子 政時、山崎 圭子、松岡 あやか