2024/10/18 更新

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コヤナギ エリコ
小栁 江梨子
KOYANAGI Eriko
所属
医歯学域歯学系 医歯学総合研究科 先進治療科学専攻 助教
職名
助教

学位

  • 博士(歯学) ( 2021年9月   鹿児島大学 )

研究キーワード

  • 味覚

  • 味蕾

研究分野

  • ライフサイエンス / 生理学

  • ライフサイエンス / 常態系口腔科学

経歴

  • 鹿児島大学   医歯学域歯学系 医歯学総合研究科 先進治療科学専攻   助教

    2016年7月 - 現在

所属学協会

  • 日本味と匂学会

  • 歯科基礎医学会

 

論文

  • 三浦裕仁、小栁江梨子、小野瑞祈 .  味蕾細胞のターンオーバーの仕組みを理解する .  鹿児島県歯科医師会会報160   10 - 12   2022年6月

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    掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

  • Koyanagi-Matsumura E, Miura H, Saito M, Harada S .  Type II/III cell composition and NCAM expression in taste buds. .  Cell and tissue research   2021年5月査読 国際誌

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    担当区分:筆頭著者   掲載種別:学位論文(博士)  

    DOI: 10.1007/s00441-021-03452-5

    PubMed

  • KOYANAGI-MATSUMURA Eriko, MIURA Hirohito, SAITO Mitsuru, HARADA Shuitsu .  Taste bud-associated expression of fibroblast growth factors in the circumvallate papillae in adult mice. .  J South Kyusyu Dent Soc2 ( 1 ) 1 - 11   2021年4月査読

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    担当区分:筆頭著者  

  • Hiroshi Tomonari, Hirohito Miura, Ayumi Nakayama, Eriko Matsumura, Makoto Ooki, Yuzo Ninomiya, Shuitsu Harada .  Gα-gustducin is extensively co-expressed with sweet and bitter taste receptors in both the soft palate and fungiform papillae but has a different functional significance .  Chem Senses37 ( 3 ) 241 - 251   2012年3月査読 国際誌

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 松村江梨子,三浦裕仁,中山歩,友成博,大木誠,原田秀逸 .  マウス味蕾における線維芽細胞増殖因子Fgfおよびその受容体FgfrのRT-PCR解析 .  日本味と匂学会誌16 ( 3 ) 291 - 292   2009年12月査読

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 友成博,三浦裕仁,中山歩,松村江梨子,大木誠,進藤洋一郎,日下部裕子,Robert F Margolskee,二ノ宮裕三,原田秀逸 .  軟口蓋味蕾の味覚受容体発現パターンとgustducinKOマウスの軟口蓋味蕾の味覚応答解析 .  日本味と匂学会誌16 ( 3 ) 319 - 320   2009年12月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 中山歩,友成博,三浦裕仁,松村江梨子,原田秀逸 .  大錐体神経と鼓索神経とをつなぎ換えて再生させた味蕾の細胞分化 .  日本味と匂学会誌15 ( 3 ) 357 - 358   2008年12月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 友成博,三浦裕仁,中山歩,松村江梨子,進藤洋一郎,日下部裕子,Robert F Margolskee,二ノ宮裕三,原田秀逸 .  軟口蓋味蕾の味覚受容体発現パターンとgustducinノックアウトマウスの軟口蓋味蕾の味覚応答解析 .  日本味と匂学会誌15 ( 3 ) 419 - 422   2008年12月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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MISC

  • 味覚の新たな方向性 味蕾細胞分化の調節因子

    三浦裕仁, 小栁江梨子, 原田秀逸

    Journal of Oral Biosciences Supplement   2019   44 - 44   2019年10月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)歯科基礎医学会  

講演・口頭発表等

  • 三浦裕仁, 小栁江梨子, 原田秀逸 .  味蕾細胞分化の制御機構 .  第62回歯科基礎医学会 メインシンポジウム1 (味覚の新知見:発生から認知、行動表出まで)  2020年9月 

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    開催年月日: 2020年9月 - 2020年10月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

  • 三浦裕仁, 小栁江梨子, 原田秀逸 .  味蕾細胞分化の調節因子 .  第61回歯科基礎医学会 メインシンポジウム2 (味覚の新たな方向性)  2019年10月 

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    開催年月日: 2019年10月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

  • 三浦裕仁, 小栁江梨子, 原田秀逸 .  味蕾細胞分化の調節因子 .  日本解剖学会 第75回歯九州支部学術集会 特別講演  2019年11月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  • Hirohito Miura, Eriko Koyanagi, Shuitsu Harada .  Regulation of taste cell maturation .  The 17th International Symposium on Molecular and Neural Mechanisms of Taste and Olfactory perception  2018年12月 

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    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

受賞

  • 【第16回先端歯学スクール 最優秀賞】

    2021年8月   先端歯学国際教育研究 ネットワーク  

  • 【医歯学奨励賞】

    2021年7月   鹿児島大学大学院医歯学総合研究科  

  • 【優秀プレゼンテーション賞】

    2021年3月   鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 第14回桜ヶ丘地区基礎系発表会  

  • 【口腔先端科学最優秀賞】

    2020年12月   鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 口腔先端科学教育研究センター 第13回歯系研究発表会  

共同研究・競争的資金等の研究

  • 味蕾細胞の機能消失と細胞死

    研究課題/領域番号:23K09122  2023年4月 - 2026年3月

    科学研究費助成事業 基盤研究(C) 

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    担当区分:研究分担者 

  • 味蕾ターンオーバーの実態解明

    2023年4月 - 2025年3月

    公益財団法人ロッテ財団  奨励研究助成A  

    小栁江梨子

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:3000000円 ( 直接経費:3000000円 )

  • 細胞構成の精密解析で見える新しい味蕾像:前駆細胞の分化状態と供給量変動の解明

    研究課題/領域番号:22K17005  2022年4月 - 2024年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究 

    小栁 江梨子

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    担当区分:研究代表者 

  • 味蕾基底細胞の再定義:「細胞型分化の解明」と「味蕾オルガノイド評価系の確立」

    研究課題/領域番号:20K09892  2020年4月 - 2023年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    三浦 裕仁, 小柳 江梨子, 原田 秀逸, 山中 淳之

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    配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )

  • 味蕾細胞分化メカニズムの解明:Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ型の枠を越えて味覚機能を制御する転写因子

    研究課題/領域番号:17K11647  2017年4月 - 2020年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    三浦 裕仁, 小柳 江梨子, 原田 秀逸, 大木 誠

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    配分額:4680000円 ( 直接経費:3600000円 、 間接経費:1080000円 )

    味蕾は、甘味/うま味/苦味/酸味/塩味(5基本味)の味受容細胞を含む数10~100個の細胞が集まった味覚受容器である。味蕾細胞は上皮幹細胞から生み出され、平均すると10~14日という短い寿命で次々と置き換わっている(味蕾細胞のターンオーバー)。健康な状態では、味蕾細胞の新生・分化と細胞死がバランスよく進行し、味蕾に含まれる細胞の数と性質はほぼ一定で、正常な味覚機能が保たれる。味蕾のターンオーバーの異常は味覚障害を引き起こすため、その分子機構の解明は味覚障害の予防法や治療法の開発にたいへん重要である。しかし、その詳細は大部分不明のままである。私達は、これまでに味蕾が形成される最も初期の段階(胎生期の味蕾原基)から、成体の味蕾に至るまで、ほぼ全ての味蕾細胞に発現し続ける転写因子(遺伝子発現の調節因子)を明らかにした。本研究では、この転写因子の遺伝子ノックアウトマウスの解析を進めて、味蕾が小さくなっていることを明らかにした。本年度は、発生過程の解析を進めて、味蕾原基の形成には異常は認められず、味蕾細胞のターンオーバーの変化によって味蕾の形態変化が生じていることを明らかにした。また、味覚行動解析によって、苦味に対する忌避に加えて、塩味に対する忌避性の感受性が大きく低下していることを明らかにした。甘味、酸味に対する感受性の低下も確認した。また、舌先端、舌基部、軟口蓋の3つの部位の味蕾について比較解析を進めて、軟口蓋の味蕾に最も大きな変化が生じていることを明らかにした。