2024/09/03 更新

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オクヤマ ヨウイチロウ
奥山 洋一郎
OKUYAMA Yoichiro
所属
農水産獣医学域農学系 農学部 農学科 助教
職名
助教
外部リンク

学位

  • 博士(農学) ( 2009年7月   東京大学 )

研究キーワード

  • 生涯学習

  • 技術者養成

  • 林業技術

  • 森林教育

  • 学校林

研究分野

  • ライフサイエンス / 森林科学  / 林政学

  • その他 / その他  / 森林教育論

学歴

  • 東京大学   農学生命科学研究科   森林科学専攻

    1996年4月 - 2006年3月

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    国名: 日本国

  • 筑波大学   第二学群   農林学類

    1992年4月 - 1996年3月

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    国名: 日本国

経歴

  • 鹿児島大学   農水産獣医学域農学系 農学部 農学科   助教

    2024年4月 - 現在

  • 鹿児島大学   農水産獣医学域農学系 農学部 農林環境科学科   助教

    2015年7月 - 2024年3月

  • 鹿児島大学   農学部附属演習林   特任准教授

    2015年3月 - 2015年7月

  • 愛媛大学   農学部   助教

    2012年4月 - 2015年2月

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    国名:日本国

  • 鹿児島大学   森林管理学   特任助教

    2007年10月 - 2012年3月

所属学協会

  • 農業教育学会

    2015年10月 - 現在

  • 日本森林学会

    2015年10月 - 現在

  • 林業経済学会

    2015年10月 - 現在

  • 森林利用学会

    2015年10月 - 現在

  • 九州森林学会

    2015年10月 - 現在

委員歴

  • 林業経済学会   表彰委員  

    2019年4月 - 現在   

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    団体区分:その他

  • 林業経済学会   総務主事  

    2016年4月 - 2018年3月   

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    団体区分:その他

  • 林業経済学会   編集委員  

    2015年4月 - 2019年3月   

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    団体区分:その他

 

論文

  • 奥山洋一郎、永利優以子、枚田邦宏 .  企業による森林所有の背景と管理継続の課題 .  九州森林研究77   25 - 28   2024年3月査読

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 奥山 洋一郎 .  林業大学校の地域特性と人材育成の現状 .  九州森林研究76   14 - 17   2023年

  • 奥山 洋一郎 .  南九州三県における大径材の取引材積量の推移 .  九州森林研究76   9 - 13   2023年

  • 奥山 洋一郎 .  南九州におけるふるさと納税の林業関連返礼品の現状 .  九州森林研究76   5 - 8   2023年

  • 奥山 洋一郎 .  緑の雇用研修生の満足度調査からみる労働環境の現状 .  九州森林研究75   2022年

  • 奥山 洋一郎 .  南九州における木材チップ生産の現状 .  九州森林研究75   2022年

  • 御田 成顕, 知念 良之, 尾分 達也, 奥山 洋一郎 .  小規模山林所有が素材生産と立木売買に与える影響(論文):宮崎県南部および北部の比較から .  林業経済73 ( 11 ) 1 - 11   2021年

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    出版者・発行元:一般財団法人 林業経済研究所  

    人工林資源の成熟と国産材需要の拡大に伴い主伐の増加が見込まれるなかで、山林の小規模所有が効率的な素材生産の支障となっている。本研究では、主伐とそれに伴う問題が顕在化している宮崎県を対象に、山林所有規模が素材生産と立木売買に与える影響を明らかにし、盗伐が発生する可能性とその防止策について検討を行った。宮崎県内の素材生産業者へのアンケート調査の結果から、施業上の最大の支障事項は土地権利の確認であり、特に山林所有規模がより小さい県南では山林所有者の特定が困難であるとともに、立木売買において仲介業者が重要な役割を有していることが示された。小規模山林の立木売買は仲介業者を介することにより複雑化し、その過程において不正が発生する事例もみられることから、小規模山林における適切な主伐の実現のためには、小規模山林に焦点を当てた施業の指針を提示するとともに、施業集約化における権利確認の手間の軽減と仲介業者に権利確認を徹底させる仕組みが求められる。

    DOI: 10.19013/rinrin.73.11_1

  • 奥山 洋一郎 .  第3報告(林業経済学会研究会Box:「森林・林業基本計画」変更の方向性を考える) .  林業経済73 ( 11 ) 17 - 20   2021年

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    出版者・発行元:一般財団法人 林業経済研究所  

    DOI: 10.19013/rinrin.73.11_17

  • 奥山 洋一郎 .  鹿児島県内の森林組合における人事管理の現状 .  九州森林研究(74)   5 - 8   2021年査読

  • 奥山 洋一郎 .  社会人学び直しの場としての大学:鹿児島大学農学部の取組から .  日本森林学会大会発表データベース131 ( 0 )   2020年

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    出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>鹿児島大学農学部では、2007年より林業技術者に対する社会人学び直しに取り組んできた。大学改革の動きの中で、社会人の学び直し、リカレント教育の重要性は高まっており、「実務家教員の登用」や「専門職大学」の設置等の動きが具体化されている。森林系の社会人学び直しも対象となる職種、業務内容によりプログラム内容も異なるが、鹿児島大学のプログラムは「林業作業現場を管理する中堅技術者」を主要な対象としている。例えば、ドイツではマイスター等に相当するが、日本ではこの層に対しての教育研修プログラムが存在していなかった。ただし、緑の雇用研修が拡充されてフォレストリーダーやフォレストマネージャーが養成される中で、大学として実施する優位性を再検討する必要が生じている。本報告ではその点を事例を踏まえながら議論したい。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.131.0_286

  • 枚田 邦宏, 奥山 洋一郎, 横井 秀一 .  森林・林業大学校修了生に対する林業経営体の評価 .  日本森林学会大会発表データベース131 ( 0 )   2020年

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    出版者・発行元:日本森林学会  

    <p> 近年、各地域で森林・林業大学校が設立され、高校卒業後並びに社会人で新規に林業に従事しようとする受講生向けに現場林業技術者、その他林業・木材加工技術者の養成行っている。森林・林業大学校うち、2年間の修学でかつ文部科学省の専修学校と認定されている6校の修了生の就業先および就職先になる可能性のある134林業経営体を対象に大学校の修了生の評価についてアンケート調査を行い、半分以上の林業経営体か回答を得た。</p><p> 調査内容は、事業体の概要、過去5年間(2014年から18年)までの新規就業者数および大学校出身者の人数、新規就業者の仕事内容と大学校生の仕事内容、大学校修了生の勤務上の問題点、能力として評価できること、期待していること、大学校の教育への協力等について質問した。その結果、大学校修了生は、基礎的な森林に関する知識や資格を持っていること、仕事の取り組み姿勢が評価されていることが明らかになった。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.131.0_76

  • 柴崎 茂光, 奥山 洋一郎, 武田 泉, 八巻 一成 .  林業遺産の保全にむけた改善策の提案 .  日本森林学会大会発表データベース131 ( 0 )   2020年

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    出版者・発行元:日本森林学会  

    <p> 近代化遺産を保全する動きが活発化し、林業分野においても、2013年度から開始された「林業遺産」選定制度により、林業遺産への関心も少しずつ高まっている。林業用具については、有形民俗文化財として資料館・博物館などで収蔵されてきた。森林鉄道といった近代化遺産に関しても、1996年の改正文化財保護法を契機に、登録文化財として指定する可能性が出てきた。</p><p> しかしながら、林業遺産の保全が十分進んだとは言えない。特に野外に存在する林業遺構については、大半は放置されている状況が続く。とりわけ林業遺産に関しては、奥地に位置するといった地理的条件、一般への知名度の低さといった社会的条件、財政上の支援が乏しいという経済的条件がボトルネックとして存在する。</p><p> 財政面については、森林環境譲与税や森林環境税(地方税)を活用した地方公共団体の支援などが考えられる。多面的機能の発揮の為に、林野庁が林業遺産を保全にむけて財政面も含めた支援を行う必要もあるだろう。林業遺産の保全をめぐる関係者が協議を行えるような場の構築といったソフト面での支援も必要である。</p><p> 本研究の一部は、JSPS科研16H04940の助成を受けた。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.131.0_2

  • 奥山 洋一郎 .  林業技術者と職業、資格。教育機関との接続とは(日本森林学会大会 企画シンポジウム 現代の林業専門教育はどうあるべきか─森林科学・技術と社会を再考する─) .  林業経済72 ( 10 ) 17 - 18   2020年

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    出版者・発行元:一般財団法人 林業経済研究所  

    DOI: 10.19013/rinrin.72.10_17

  • 芦原 誠一, 久保田 勝義, 奥山 洋一郎, 井倉 洋二 .  全国の大学演習林における技術職員の構成および取得資格の調査 .  日本森林学会大会発表データベース131 ( 0 )   2020年

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    出版者・発行元:日本森林学会  

    <p> 林学に関する学科を有する日本の大学には、演習林という附属施設の設置が義務付けられている(学校教育法および大学設置基準)。現在、演習林は全国の国公私立27大学に存在しており、総面積は約13万ヘクタール、国土面積の290分の1(0.35%)を占める。演習林の主な事業内容は、教育・研究・社会貢献のほか、それらを支える森林・設備等の管理である。一方で、その森林は大学の資産であるという歴史的な側面もあり、多くの場合、収入を伴う林業(木材生産・販売)も営まれている。</p><p> こうした演習林を支える大学職員、特に、森林管理の実務を担う技術系職員についての全体像が知られる機会はあまりない。本報告では、全国大学演習林協議会において筆者らが実施したンケート調査をもとに、演習林技術系職員の年齢構成および保有資格、業務に占める林業の割合などについて整理した。その結果、若年層の少なさ、年齢構成の偏りや組織人数に起因する技術継承の困難さなど、今後の演習林管理に対するいくつかの課題が明らかになった。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.131.0_385

  • 田村 典江, 奥山 洋一郎 .  コーディネーターの総括(日本森林学会大会 企画シンポジウム 現代の林業専門教育はどうあるべきか─森林科学・技術と社会を再考する─) .  林業経済72 ( 10 ) 26 - 27   2020年

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    出版者・発行元:一般財団法人 林業経済研究所  

    DOI: 10.19013/rinrin.72.10_26

  • 田村 典江, 奥山 洋一郎 .  はじめに(日本森林学会大会 企画シンポジウム 現代の林業専門教育はどうあるべきか─森林科学・技術と社会を再考する─) .  林業経済72 ( 10 ) 16 - 16   2020年

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    出版者・発行元:一般財団法人 林業経済研究所  

    DOI: 10.19013/rinrin.72.10_16_1

  • 奥山洋一郎、森本拓也 .  鹿児島大学演習における林内集落史 .  国立歴史民俗博物館研究報告215   151 - 169   2019年査読

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:国立歴史民俗博物館  

  • 松本航大、奥山洋一郎、枚田邦宏 .  タケノコ生産における担い手確保の課題:鹿児島県さつま町の事例から .  鹿児島大学農学部附属演習林報告44   1 - 6   2019年査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:鹿児島大学農学部  

  • 奥山 洋一郎 .  熊崎実・速水亨・石崎涼子編著『森林未来会議─森を活かす仕組みをつくる─』(書評) .  林業経済72 ( 9 ) 21 - 24   2019年

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    出版者・発行元:一般財団法人 林業経済研究所  

    DOI: 10.19013/rinrin.72.9_21

  • 奥山 洋一郎 .  林業技術者と職業、資格。教育機関との接続とは .  日本森林学会大会発表データベース130 ( 0 )   2019年

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    出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>林業技術者の育成において、教育機関にどのような役割が期待されているのか。本セッションの中心課題となる議論だが、そもそも林業技術者とは誰を指すのだろうか。本報告では、職業、資格、教育歴という観点で林業技術者について現状把握を実施した。林業技術者の議論をする際に、それが職業人を育成するのか、ある種の資格保持者を育成するのか、この点で議論が混乱してきたのではないか。その問題意識から、本報告では全体状況の整理を試みる。次に、日本における課題として、職業と資格、教育歴が遊離している点を議論したい。学校での教育歴が職業として評価されにくいという状況はこれまでに指摘されてきたが、職業と資格の関係においても同じ構図があるのでは無いか。つまり、単に学校教育が現場と乖離しているという単純な問題では無く、そもそも育成する技術者像が曖昧となっており、必要な資格や教育について共有がされていないのではないか。この点について、総合討論も含めてフロアの関係者も含めた議論を行いたい。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.130.0_709

  • 奥山洋一郎 .  専門高校における教育と林業就業 .  林業経済研究64 ( 1 ) 26 - 35   2018年査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:林業経済学会  

  • 水間 亮洋, 枚田 邦宏, 奥山 洋一郎 .  県による企業の森づくり活動の支援に関する研究 .  日本森林学会大会発表データベース129 ( 0 )   2018年

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    出版者・発行元:日本森林学会  

    <p></p>

    DOI: 10.11519/jfsc.129.0_7

  • 奥山 洋一郎, 赤池 慎吾, 柴崎 茂光, 八巻 一成 .  森林鉄道遺構の保存と活用 .  日本森林学会大会発表データベース129 ( 0 )   2018年

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    出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>国有林を中心に木材搬出の手段として、森林鉄道は全国各地に設置・展開されてきた。また、森林鉄道は単なる木材搬出だけではなく、地域社会の交通手段としても大きな役割を果たしてきた。しかし、自動車道路の整備と木材搬出のトラック運送への切り替えにより、森林鉄道は徐々に縮小されてきており、国内では林業生産基盤としての役割はほぼ終えたと言える。一方で、地域社会の歴史を物語る史料として森林鉄道を保存して、観光資源として活用しようという動きも起きている。今回、北海道、長野県、高知県における森林鉄道の保存と活用の動きを比較・検討することで、史料としての保存と地域経済を活性させる取組を両立させる仕組み作りについて議論する(本報告における研究成果の一部は、JSPS 科研費16H04940 の助成を受けた)</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.129.0_840

  • 枚田 邦宏, 奥山 洋一郎, 田村 典江 .  市町村林務行政に関わる森林管理技術者の再教育の必要性 .  日本森林学会大会発表データベース129 ( 0 )   2018年

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    出版者・発行元:日本森林学会  

    <p> 伐採届の受理、森林経営計画の認定をはじめ、地域の森林・林業において、市町村の林務の仕事が取り組まれてきた。とりわけ、森林・林業再生プラン以降、市町村森林整備計画の内容を充実等、単に書類を受理・認定するだけでなく、構想に基づき地域の森林・林業振興の主体者として機能することが求められている。しかし、実態としては市町村の林務に森林管理技術者配属されておらず、求められる仕事のみが増加する状況である。既存の研究においては、地方自治体の林務行政については財政状況等の分析があるが、森林管理技術者の配置、人材育成の面からの取り組みはあまり行われていない。 本研究では、市町村の林務行政の取り組みが盛んな豊田市の活動等の聞き取り調査に基づき、林務担当職員に求められていることを整理し、仕事を実行する上で必要な能力とそのための再教育の内容、具体的に再教育を行う場合の教育研修の場としての既存の教育組織の取り組み可能性について検討する。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.129.0_51

  • 奥山 洋一郎 .  専門高校における教育と林業就業:鹿児島県を事例として .  林業経済研究64 ( 1 ) 26 - 35   2018年

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    出版者・発行元:林業経済学会  

    これまでの林業人材育成に関する議論の中で,専門高校における教育は中心的な課題とはされてこなかったが,年間1,000名近い生徒が森林・林業に関する専門科目を履修して卒業している。鹿児島県を事例に森林・林業を専攻した専門高校生の進路を調査した結果,1960年代よりは卒業生の数も林業界への就職者も大幅に減少していた。一方で,緑の雇用の研修生について既卒者も含めて高校の卒業歴を調査した結果,専門高校卒業者が多数であることが明らかになった。林業と学校教育の接点という観点では,新卒者だけではなく,既卒者の職業選択における高校での専門教育が持つ効果を考慮すべきである。高校における教育の職業的意義,専門性をどのように定義するのかについても検討する必要がある。

    DOI: 10.20818/jfe.64.1_26

  • 奥山洋一郎、枚田邦宏、田代ひとみ .  鹿児島県の「地域おこし協力隊」の現状と課題 .  九州森林研究70   1 - 4   2017年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:九州森林学会  

  • 枚田 邦宏, 寺岡 行雄, 奥山 洋一郎, 芦原 誠一, 牧野 耕輔 .  鹿児島大学における林業社会人教育プログラム .  日本森林学会大会発表データベース128 ( 0 )   2017年

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    出版者・発行元:日本森林学会  

    <p> 大学教育は、学部・大学院を対象に専門技術職公務員養成を中心に展開してきた。加えて、鹿児島大学農学部では、2005年(平成18年度)より社会人を対象にした林業専門技術者教育取り組み開始し、今年で10年を迎えた。本報告の目的は、大学における林業に関する社会人教育プログラムの意味と取り組み上の課題を明らかにすることである。方法としては鹿児島大学の社会人教育プログラムの取り組みの経緯と体制、継続的に受講生を確保できる理由を検討することを通して行う。結論としては、大学外が実施している林業技術者教育は、現場で安全に就業するための特定の技能、技術を習得するための基礎研修が中心になっているのに対し、鹿児島大学で実施している教育プログラムは、技術の基本となる理論から教育を行うことにより、応用的な能力、現場の状況に合わせて考えて行動する能力を養成するという特徴をもっている。このような教育プログラムは他の研修では得られないことが多いため、林業界に認められ継続的に受講生を確保することができている。また、継続的に教育プログラムを実施できるのは、運営する人材を組織の中で確保できていたためである。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.128.0_675

  • 深町 加津枝, 柴崎 茂光, 奥山 洋一郎, 八巻 一成, 奥 敬 .  全国の林業遺産の分布状況と今後の展望 .  日本森林学会大会発表データベース128 ( 0 )   2017年

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    出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>林業は、山との関わりを持ちながら、木材、薪炭材、動植物、楽しみ、畏れといった山からの様々な恵みを受ける活動、山地災害を軽減させるために行う活動ととらえることができる。そうした活動の中で、地域における森林・林業史の上で何らかの意味を持っており、先人たちが遺した遺構があるものが林業遺産である。近年、日本森林学会による選定制度が始まるなど、林業遺産の保存、持続的な活用にむけた新たな動きがみられるようになった。一方、林業遺産の中には、存在すら気づかれないまま野外で風雨に晒されたり、博物館や民家で保管されていても劣化が進むものも数多く存在すると考えられる。本報告では、林業遺産を、(1)林業跡地や構造物、(2)道具類・資料群、(3)林業技術、(4)林業関連の信仰習俗、(5)林業発祥地・林業記念地、(6)林業景観、という6つに区分した。そして、2016年9月に全国の行政、博物館、大学などの林業関係者を対象にアンケート調査票を送り、林業遺産の名称、所在地、所有者、法指定、参考資料などに関する情報を収集、分析し、それらの特徴や今後の課題などについて検討した。なお本研究はJSPS科研費16H04940の助成を受けている。​</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.128.0_38

  • 新井愛那、枚田邦宏、奥山洋一郎 .  屋久島・縄文杉登山ルートの利用者動向の把握に関する研究 .  九州森林研究69   1 - 6   2016年査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:九州森林学会  

  • 奥山洋一郎、芦原誠一、岡勝、寺岡行雄、枚田邦宏 .  大学における林業技術者養成の課題:受講生に対するアンケートから .  九州森林研究69   7 - 10   2016年査読

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 奥山洋一郎 .  林政における森林教育の概念の多様化: 森林・林業白書の記述から .  林業経済 ( 788 ) 1 - 17   2014年査読

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:林業経済研究所  

  • 大石卓史、田村典江、枚田邦宏、奥山洋一郎 .  日本型フォレスター候補者の活動実態-都道府県職員のうち准フォレスターを対象として-. .  林業経済研究60 ( 2 ) 33 - 42   2014年査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:林業経済学会  

  • 奥山洋一郎、大地俊介、三木敦朗 .  保安林整備事業における競争入札制度導入とその影響 .  九州森林研究64   2011年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 奥山洋一郎 .  学校林利用を規定する要因の分析 :2006年現況調査の結果から .  鹿児島大学農学部附属演習林報告40   2011年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 奥山洋一郎、大地俊介 .  学校林の新たな形態としての国有林利用の可能性:遊々の森を事例として .  鹿児島大学農学部附属演習林報告 ( 36 ) 1 - 14   2009年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 奥山洋一郎 .  戦前期における東京大学演習林をめぐる縮小論議 .  東京大学農学部附属演習林報告 ( 102 ) 161 - 201   1999年12月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 奥山洋一郎、秋林幸男、大橋邦夫 .  国立大学附属演習林の創設と展開 .  林業経済研究・林業経済学会44 ( 2 ) 43 - 48   1998年10月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 奥山洋一郎 .  戦前期におけるわが国林学高等教育の展開 .  大学研究・筑波大学大学研究センター ( 16 ) 225 - 247   1997年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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講演・口頭発表等

  • 奧山洋一郎、寺岡行雄、枚田邦宏 .  林業技術者養成プログラムに対する受講生の評価 .  林業経済学会  林業経済学会

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    開催年月日: 2010年11月

    記述言語:日本語  

    開催地:鹿児島  

    国内学会

  • 奧山洋一郎、大地俊介、三木敦朗 .  保安林整備事業における競争入札制度導入とその影響 .  日本森林学会九州支部会  日本森林学会九州支部会

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    開催年月日: 2010年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:長崎  

    国内学会

  • 奧山洋一郎、枚田邦宏、池尻雄太 .  体験活動による林業理解の効果 .  日本森林学会  日本森林学会

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    開催年月日: 2010年4月

    記述言語:日本語  

    開催地:茨城  

    国内学会

  • 奧山洋一郎、香坂玲、寺岡行雄、枚田邦宏 .  ドイツ、バーデンビュルデンベルグ州における森林技術者養成・研修制度 .  日本森林学会九州支部会  日本森林学会九州支部会

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    開催年月日: 2009年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:福岡  

    国内学会

  • 枚田邦宏、寺岡行雄、奧山洋一郎 .  林業生産管理の人材養成に関わる一考察 .  日本森林学会九州支部会  日本森林学会九州支部会

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    開催年月日: 2008年11月

    記述言語:日本語  

    開催地:大分  

    国内学会

  • 奧山洋一郎 .  林政における森林教育の位置付けの変遷 .  日本森林学会  日本森林学会

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    開催年月日: 2008年3月

    記述言語:日本語  

    開催地:東京  

    国内学会

  • 奧山洋一郎、大地俊介 .  国有林「遊々の森」の全国状況と制度比 .  林業経済学会  林業経済学会

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    開催年月日: 2006年11月

    記述言語:日本語  

    開催地:東京  

    国内学会

  • 奥山洋一郎、大地俊介、三木敦郎 .  森林整備事業における発注制度改革の現状:鳥取県を事例として .  日本森林学会大会  日本森林学会大会

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    開催年月日: 2006年3月

    記述言語:日本語  

    開催地:東京  

    国内学会

  • 奥山洋一郎、三木敦郎、大地俊介 .  保安林整備事業への入札制度導入の影響:三県の比較と考察 .  日本森林学会  日本森林学会

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    開催年月日: 2005年3月

    記述言語:日本語  

    開催地:北海道  

    国内学会

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