2024/10/02 更新

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テラオカ ユキオ
寺岡 行雄
TERAOKA Yukio
所属
農水産獣医学域農学系 農学部 農学科 教授
職名
教授
連絡先
メールアドレス
プロフィール
○ICT林業に関する研究 ○木質バイオマスエネルギー利用に関する研究 ○持続的林業経営に関する研究 ○地域森林資源の有効活用に関する研究
外部リンク

学位

  • 農学修士 ( 1991年3月   九州大学 )

  • 博士(農学) ( 1994年3月   九州大学 )

研究キーワード

  • 持続可能林業経営

  • 竹林管理

  • 低コスト林業

  • バイオマスエネルギー

  • ICT林業

  • Biomass Energy

  • Forest Measurement

  • Forest Planning

  • バイオマスエネルギー

  • 森林計測学

  • 森林計画学

研究分野

  • ライフサイエンス / 森林科学

  • その他 / その他  / 森林バイオマス

  • その他 / その他  / 森林計画学

  • その他 / その他  / 森林計測学

  • ライフサイエンス / 森林科学

  • 環境・農学 / 環境農学

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学歴

  • 九州大学   林業学

    1989年4月 - 1994年3月

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    国名: 日本国

  • 九州大学   農学研究科   林業学

    - 1994年

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    国名: 日本国

  • 九州大学

    - 1994年

  • 九州大学   林学科

    1984年4月 - 1989年3月

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    国名: 日本国

  • 九州大学   農学部   林学科

    - 1989年

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    国名: 日本国

  • 九州大学

    - 1989年

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経歴

  • 鹿児島大学   農学部   部長(学部長含む)

    2023年4月 - 現在

  • 鹿児島大学   地域・産学共創センター生涯学習部門   部門長

    2016年4月 - 2022年3月

  • 鹿児島大学   農水産獣医学域農学系   教授

    2015年4月 - 現在

  • - 鹿児島大学 助教授

    2001年

  • - Associate Professor, Faculty of Agriculture, Kagoshima University

    2001年

  • 鹿児島大学   森林管理学   教授

    1997年4月 - 現在

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所属学協会

  • 鳥取県立高等学校運営指導委員会委員

    2017年7月 - 現在

  • 鹿児島市木質バイオマス熱導入促進研究会会長

    2017年4月 - 現在

  • 森林計画学会

    2015年10月 - 現在

  • 日本森林学会

    2015年10月 - 現在

  • 日本森林学会

    1990年4月 - 現在

  • 森林計画学会

    1990年4月 - 現在

  • 日本林学会

  • 森林計画学会

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委員歴

  • 九州森林学会   副会長  

    2023年4月 - 現在   

  • 鹿児島県森林審議会   委員  

    2018年4月 - 現在   

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    団体区分:自治体

  • 木質バイオマス利用研究会   副会長  

    2018年3月 - 現在   

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    団体区分:学協会

  • 鹿児島県再生可能エネルギー推進委員会   常任委員  

    2017年4月 - 現在   

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    団体区分:自治体

  • 日本森林学会   代議員  

    2016年6月 - 2019年5月   

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    団体区分:学協会

  • 鹿児島県二酸化炭素削減・吸収量認証審査会   委員長  

    2011年6月 - 2022年3月   

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    団体区分:自治体

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留学歴

  • 2001年4月 - 2001年9月   スウェーデン農科大学   JSPS特定国派遣研究員

  • 1996年3月 - 1996年7月   ノースカロライナ州立大学   文部省在外研究員

教員組織審査実績

  • 2019年4月   鹿児島大学   農林水産学研究科   教授

 

論文

  • 寺岡 行雄, 加治佐 剛, 東 大介, 園田 高士, 前田 清水, 畑 邦彦 .  燃料チップ生産のための巻き枯らしによるスギ樹幹の天然乾燥 .  森林計画学会誌57 ( 2 ) 37 - 44   2024年3月査読

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:森林計画学会  

    <p>寺岡行雄・加治佐剛・東大介・園田高士・前田清水・畑邦彦:燃料チップ生産のための巻き枯らしによるスギ樹幹の天然乾燥,森林計画誌57:37~44,2024 巻き枯らし処理によりスギ立木の樹幹含水率を低下させ,乾燥チップ用ボイラーに利用できる含水率の燃料チップを生産することが可能か,実験的に明らかにした。鹿児島県垂水市のスギ48年生の10本で巻き枯らし処理を行い,16ヵ月間の乾燥試験を行った。巻き枯らし木の9本は開始後3.5ヵ月から13.5ヵ月で枝葉が褐色化し枯死したが,1本は16ヵ月後も枯死しなかった。試験終了後に,未処理木5本と同時に伐倒後,1本毎にチップ化し,スギチップの含水率(湿量基準)を全乾法により測定した。枯死した個体からのチップ含水率は42%以下であり,乾燥チップ用ボイラーでの燃料として利用可能であると判断された。枯死した巻き枯らし木と未処理木でのチップ含水率の差を分散分析したところ有意な差が認められた。以上より,間伐等実施の1年以上前に巻き枯らし処理を行い伐倒時点で枯死が確認できていれば,乾燥チップ用ボイラーで利用可能な含水率の燃料チップを安価に製造できると考えられた。</p>

    DOI: 10.20659/jjfp.57.2_37

  • 浦めぐみ・寺岡行雄 .  放置モウソウチク林における帯状伐採後 6年間の更新と隣接林分への伐採の影響 .  九州森林研究77   71 - 76   2024年3月査読

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    その他リンク: https://jfs-q.jp/kfr_index

  • Die Anfänge des forstwissenschaftlichen Austausches zwischen Japan und Österreich –Wegmarken und Vermittlerfiguren .  Austrian Journal of Forest Science140 ( 1 ) 53 - 74   2023年査読 国際共著

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    記述言語:ドイツ語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 福本桂子,北原文章,細田和男,芦原誠一,加治佐剛,寺岡行雄 .  下刈りスケジュールの違いが雑木の量と除伐作業時間に与える影響 .  日本森林学会誌103 ( 1 ) 48 - 52   2021年査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 福本 桂子, 北原 文章, 細田 和男, 芦原 誠一, 加治佐 剛, 寺岡 行雄 .  下刈りスケジュールの違いが雑木の量と除伐作業時間に与える影響:―鹿児島県13年生スギ林の事例― .  日本森林学会誌103 ( 1 ) 48 - 52   2021年査読

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    担当区分:最終著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>下刈りスケジュールの異なる13年生スギ林分を対象に,下刈りスケジュールの違いが雑木量や除伐作業時間に与える影響を明らかにした。また,下刈りと除伐の合計作業時間,スギと雑木の競合状態を下刈りスケジュール別に明らかにした。雑木の幹密度は下刈り回数に,断面積合計と平均樹高は最終下刈り実施からの経過年数に影響を受けていた。除伐作業時間は毎年下刈り区(6年間実施)で最も短く(11.9~12.6 h/ha),植栽後1,2,3年目実施区で毎年下刈り区の約2倍となった(24.5~32.3 h/ha)。一方で,下刈りと除伐の合計作業時間は毎年下刈り区が最も長くなり(155.1~181.3 h/ha),ほとんどの試験区でスギは雑木との競争から抜けていた。これらの結果から,下刈り回数を削減することで除伐作業時間は増加するが,下刈りの回数を削減した方が合計作業時間を短縮でき,状況次第では除伐自体も削減することで初期保育コストの大幅な削減が可能になることが示唆された。</p>

    DOI: 10.4005/jjfs.103.48

    Scopus

    CiNii Books

  • Fukumoto K. .  The effect of weeding frequency and schedule on weeding operation time: a simulation study on a sugi (Cryptomeria japonica) plantation in Japan .  Journal of Forestry Research31 ( 6 ) 2129 - 2135   2020年12月招待

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Journal of Forestry Research  

    DOI: 10.1007/s11676-019-01017-5

    Scopus

  • 福本 桂子, 寺岡 行雄, 金城 智之, 山下 盛章, 加治佐 剛, 鵜川 信, 芦原 誠一, 岡 勝 .  南九州における斜面位置の違いによる無下刈りスギ幼齢木と侵入広葉樹との競合 .  森林計画学会誌49 ( 1 ) 43 - 49   2015年査読

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:森林計画学会  

    <p>鹿児島大学高隈演習林において植栽後5年間無下刈り状態であったスギと侵入した広葉樹の競合状態を明らかにするため,無下刈り区のスギと広葉樹の生育状況を調査した。その際,無下刈り区を斜面上部から5m 幅に区分し,斜面位置の違いによるスギの成長および広葉樹の種組成とサイズを調査した。また,隣接する下刈り区のスギと無下刈り区のスギの樹高成長を比較し,広葉樹による樹高成長抑制を明らかにした。その結果,斜面上部では無下刈り区のスギの樹高は下刈り区の約80%であり,広葉樹よりスギの樹高が高かった。一方,斜面下部では広葉樹がスギを被圧しており,無下刈り区のスギの樹高は下刈り区のスギの樹高の約35%であった。斜面上部では下刈りを省略できる可能性が高いが,斜面下部では下刈りが必要なことから,下刈り作業の要否を斜面位置別に判断することが重要であることが示唆された。</p>

    DOI: 10.20659/jjfp.49.1_43

  • 高梨 啓和, 大林 慶一, 寺岡 行雄, 甲斐 敬美, 近藤 弘章, 中島 常憲, 大木 章 .  森林情報を用いた木質ペレット販売原価の試算 .  環境科学会誌 = Environmental science24 ( 3 ) 189 - 197   2011年5月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:環境科学会  

    本論文では,燃料としての需要が見込まれる木質ペレット(ペレット)の販売原価等をシミュレーションによって求めた。シミュレーションの前提として,ペレットの原料は間伐材とし,森林から伐採した間伐材は,建材等の材として利用せずに,全量をペレットに加工して直接燃焼機器の燃料として利用することとした。これにより,木材需要規模の制約や外材の価格変動などの外的因子によって原材料価格が変動することを回避可能となり,木質バイオマスの大規模活用の可能性を検討することができる。シミュレーションは,屋久島(鹿児島県熊毛郡屋久島町)を対象として,14種類のシナリオに基づいて行われた。林業生産プロセスからペレット利用プロセスまでの一連のプロセスについて,森林簿と地域のエネルギー需要および道路網の地理情報システム(GIS)データに基づいて分析した。その結果,ペレットの販売原価はペレット製造規模の影響を大きく受け,現在の国内の一般的な生産規模と考えられる2,000 t/y程度以下では40円/kg以上となった。しかし,大規模生産により販売原価は低下し,ペレットの製造規模が26,500 t/yのときに25.8円/kgとなった。2009年12月または2010年2月における化石燃料の全国平均価格とこのペレット販売原価を比較すると,ペレットを利用することによる暖房機器等の機器効率の低下を考慮しても,灯油,LPGに対してペレットが価格競争力を有していた。ペレットの低位発熱量に対するペレットの製造・配送時に消費されるエネルギー量の比は,ペレットの生産規模とともに上昇し,ペレットの製造規模が82,700 t/yのときに0.0276となった。

    DOI: 10.11353/sesj.24.189

  • 高梨 啓和, 大林 慶一, 寺岡 行雄, 甲斐 敬美, 近藤 弘章, 中島 常憲, 大木 章 .  森林情報を用いた木質ペレット販売原価算出方法の検討 .  環境科学会誌 = Environmental science24 ( 3 ) 180 - 188   2011年5月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:環境科学会  

    本論文では,燃料としての需要が見込まれる木質ペレット(ペレット)の販売原価を,森林簿に記載されている森林情報に基づいたシミュレーションによって求める方法を開発した。シミュレーターは,地理情報システム(GIS)をプラットホームとしており,林業生産プロセスからペレット利用プロセスまでの一連のプロセスを対象として開発された。シミュレーションの前提として,森林から伐採した林分は,建材などの材として利用せずに,全量をペレットに加工して直接燃焼機器の燃料として利用することとした。これにより,木材需要規模の制約や外材の価格変動などの外的因子によって原材料価格が変動することを回避可能となり,木質バイオマスの大規模活用の可能性を検討することができる。本シミュレーターが必要とするGISデータは,森林簿の森林情報と森林基本図にある林道等の路網情報である。森林簿は,森林法に基づいて整備されているため,日本の森林の大部分に備わっている。路網に関する情報は,国土地理院発行の25,000分の1ベースの地形図および5,000分の1の森林基本図が利用可能である。原単位のデフォルト値,コストや効率のペレット生産規模依存性の解析式およびエネルギー需要構造の情報は,前報で調査した値および式を内蔵させた。これらによって,シミュレーターの汎用性を高めた。ペレットの利活用は地球温暖化抑制に繋がるため,日本におけるペレットの販売原価を算出する方法を検討し,これに基づいたシミュレーターを開発することは意義深い。皆伐材または間伐材を原料木材として生産してペレットを製造・利用する工程について,林業生産からペレット利用までの一連のプロセスを対象として,GIS上の個別の森林情報に基づきペレット製造地と需要地までの配送を考慮してペレット販売原価を解析する方法を開発した例はない。

    DOI: 10.11353/sesj.24.180

  • 寺岡 行雄, 合志 知浩 .  野外乾燥時期の違いとビニルシート被覆によるスギ枝条の乾燥過程 .  日本森林学会誌93 ( 6 ) 262 - 269   2011年査読

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:日本森林学会  

    木質系バイオマスのうち利用の進んでいない林地残材の有効活用に期待が集まっている。林地残材の一部である枝条に注目し, 野外乾燥時期の違いとビニルシート被覆によるスギ枝条の含水率 (乾量基準) の変化を明らかにし, 林地残材の野外での乾燥過程について検討した。スギ枝条を100 cm&times;90 cm&times;20 cmの金網でパックし, 三層に重ねて一つの堆積枝条とした。鹿児島大学高隈演習林において, 平成16年7月31日&sim;10月4日の66日間の枝条パックの重量測定から, 含水率の変化を実験1として明らかにした。次に実験2として, 平成16年11月9日&sim;12月14日の35日間の含水率変化を実験した。さらに実験3として, 実験2と同時期にビニルシート被覆した堆積枝条としないものを比較した。その結果, 実験1では146%から40%にまで含水率が低下し,実験2では120%から51%へと低下した。ビニルシート被覆があると含水率は115%から35%にまで低下し, シート被覆の効果があった。以上より, 野外乾燥によりスギ枝条の含水率を低下させることが可能であり,燃料としての低位発熱量に大幅な向上が認められた。

    DOI: 10.4005/jjfs.93.262

  • 高梨 啓和, 大林 慶一, 佐潟 輝洋, 寺岡 行雄, 甲斐 敬美, 筒井 俊雄, 中島 常憲, 大木 章 .  木質ペレットの製造に関する原単位および推算式の検討 .  環境科学会誌 = Environmental science22 ( 4 ) 241 - 246   2009年7月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:環境科学会  

    本論文では,燃料としての需要が見込まれる木質ペレット(ペレット)の製造単価を,森林簿に基づいた地理情報システム(GIS)上でのシミュレーションによって求めることなどを最終的な目標として,それに必要な原単位および伐採・搬出コストの推算式,ペレットを造粒する際のコストとエネルギー消費量の推算式を求めた。シミュレーションの前提として,森林から伐採した丸太は,建材などの材として利用せずに,全量をペレットに加工して直接燃焼機器の燃料として利用することとした。これにより,木材需要規模の制約や外材の価格変動などの外的因子によって原材料価格が変動することが回避可能となり,木質バイオマスの大規模活用の可能性を検討することができる。国内において森林資源を利用する際に,コスト面から問題が大きいとされている木質バイオマスの伐採・搬出コストを,林地傾斜角および搬出距離の関数として整理することができた。ペレット製造に関するコストおよびエネルギー消費量は,ペレット製造工場へのヒヤリング調査および文献調査に基づいて,生産規模の関数として整理することができた。屋久島(鹿児島県熊毛郡屋久島町)を対象として,島内の給湯器,ボイラー,ストーブおよび吸収式空調機によって消費されている化石燃料を,ペレット燃料で代替する際のペレット需要量を求めた。ペレット需要量は,屋久島の最終エネルギー消費構造と機器効率から算出した。その結果,当該地域の給湯器,ボイラー,ストーブおよび吸収式空調機を,ペレットを燃料として稼働させるための量を持続的に供給することが可能であった。

    DOI: 10.11353/sesj.22.241

  • 竹内 郁雄, 永岩 健一, 寺岡 行雄 .  台風によるヒノキ人工林の落葉被害 .  日本森林学会誌 = Journal of the Japanese Forest Society89 ( 6 ) 390 - 394   2007年12月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:一般社団法人日本森林学会  

    鹿児島県北部のヒノキ4林分で,台風による落葉量を調査した。調査地域には2004年に5個の台風が接近し,森林に最も強い影響を与えたのは台風18号で,瞬間最大風速40 m/s以上の東および南西の強風をもたらした。落下した落葉枝の長さは,4林分とも10 cm未満のものが大部分で,20 cm以上はわずかであった。落葉量は,南西向き斜面のP1,P2でそれぞれ1.0,0.8 t/ha,北向き斜面のP3,P4でそれぞれ0.7,0.2 t/haであった。4林分の落枝量は,落葉量の7&sim;15%と少なかった。林分での落葉量は,斜面方位や風上側の保護山体の有無などによる風速の強さを反映したものと推察された。落葉量が多かったP1,P2林分で現存量の調査を行った。台風前の葉現存量はP1,P2でそれぞれ13.8,15.5 t/haと推定された。台風前の葉現存量に対する落葉量の割合はP1が7.5%,P2が5.1%であった。このように,ヒノキ林では台風による幹折れなどの顕著な被害発生がなくても,落葉被害が発生することがわかった。

    DOI: 10.4005/jjfs.89.390

  • 岩崎 浩一, 寺岡 行雄, 末吉 武志 .  木質バイオマス収穫システムの構築 : アカギの切断抵抗特性について .  農業生産技術管理学会誌14 ( 2 ) 81 - 85   2007年査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:農業生産技術管理学会  

    奄美地域を初めとする南西諸島においてはサトウキビが基幹作物として生産されている.これらの地域は気候条件や現有の機械設備の状況から判断して,木質バイオマスを生産するのにふさわしいと考えられる.本研究では,奄美地域での木質バイオマスの収穫機構の開発を目指している.そのための第一段階として,ケーンハーベスタを利用した木質バイオマスの切断機構に関する基礎実験を行った.まず,亜熱帯地域に適応性の高いと考えられる5種類の樹種について静的な切断抵抗を測定した.その結果,供試した樹種のうちアカギが最も小さな切断応力を示した.そこでアカギならびに比較のためにサトウキビを用いて実際の収穫時の切断速度に近い速度での切断抵抗測定実験を行った.切断角度を0°と30°の2種類について測定したところ,角度を大きくした30°のの方が最大切断応力はアカギ,サトウキビの両方について4割程度小さくなることが示された.また,切断に要する時間を比較したところ切断角を0°から30°にすることで切断時間が長くなることが示された.その理由は,刃部での材料の進行距離が長くなること,また,刃縁に沿って材料がすべりを起こすこと等にあると推察された.切断角度が大きくなると,スムーズな切断が進行するため衝撃的な力が作用しにくくなるものと考えられ,切断角度は,切断のメカニズムに大きな影響を与えることが明らかになった.

    DOI: 10.20809/seisan.14.2_81

  • Imada Morio, Mabuchi Tetsuya, Yoshida Shigejiro, Murakami Takuhiko, Mitsuda Yasushi, Okano Tetsuro, Mizoue Nobuya, Inoue Akio, Teraoka Yukio, Kunisaki Takashi .  Management System for Japanese Oak on the Kyushu University Forest in Hokkaido : Experiment for the 30-year Period .  Journal of Forest Planning11 ( 1 ) 33 - 44   2005年査読 国際誌

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:森林計画学会  

    Since 1972, an experimental management system for Japanese oak (<i>Quercus mongolica</i> var. <i>grosseserrata</i>) has been studied in a natural Japanese oak forest, approximately 200ha in area, in the Kyushu University Forest in Hokkaido. The management system was based on the clearcutting system in tongue-shaped blocks surrounded by shelterbelts; rotation was 150 years. The silvicultural process in this management system was designed to produce high-quality timber. For 30 years between 1973 and 2002, the number of first-year oak seedling established by the silvicultural process averaged 55,000 per ha per year. For 30 years between 1972 and 2002, the area managed averaged 9.11 ha per year. For 30-years, the timber volume derived from thinning and final cutting averaged 198m^3 per year. The revenue obtained by selling this timber averaged 892,000 yen per year. The cost of silvicultural process averaged 557,000 yen per year, excluding the costs of staff and other factors owing to the Kyushu University Forest. Thus the average net revenue per year was 335,000 yen for the 30-years.

    DOI: 10.20659/jfp.11.1_33

  • 寺岡 行雄 .  バイオマス起源の電力コストに関する鹿児島市民の意識調査 .  鹿児島大学農学部演習林研究報告 ( 30 ) 27 - 32   2002年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:鹿児島大学農学部演習林  

    バイオマス起源の電力料金に対する鹿児島市民の意識調査を行った。アンケート調査は2001年3月に、電話帳で系統的に抽出された500人を対象として行ったところ、163通(33%)の有効回答を得た。回答者の内、約95%が環境問題に関心があった。自然エネルギーに関する認識は、風力、太陽光、水力、地熱、バイオマスの順であった。二酸化炭素排出削減のために化石燃料の使用を減らすべきであると考える割合は95%であった。そのための代替エネルギー源として期待しているものは、太陽光、風力、地熱、波力、バイオマスの順であり、バイオマスへの期待は29.4%に過ぎなかった。約75%の方が、自然エネルギーのために割高な電力料金を支払う意思を示し、その平均金額は約1200円であった。電力会社等が実施しているグリーン電力基金制度に比べて、約2.5倍の支払い意思を持つことが分かった。

  • Takata Katsuhiko, Teraoka Yukio .  Genotypic effects on the variation of wood quality and growth traits in plantation forest made by cutting cultivars of Japanese cedar .  Journal of wood science48 ( 2 ) 106 - 113   2002年4月査読 国際誌

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Springer  

  • 寺岡 行雄, 高田 克彦, 古賀 信也 .  林業経営情報としてのスギ樹幹ヤング係数の利用 .  森林計画学会誌35 ( 1 ) 21 - 29   2001年査読

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:森林計画学会  

    スギ樹幹ヤング係数を立木段階で測定し,その林業経営情報への利用について検討することを目的とした。オビスギ系人工林を対象として,生立木曲げ試験法により樹幹ヤング係数および樹高・胸高直径の測定を行い,両者の関係について解析した。次に林分内の樹幹ヤング係数を制御するための間伐方法の検討を行い,林業経営情報としての応用について考察した。結果として次のことが得られた。1)胸高直径と樹幹ヤング係数との間に緩やかな負の相関が認められた。2)19年,23年生の2時点間で樹幹ヤング係数に大きな変化は見られず,測定方法の再現性と成熟材の形成が認められた。3)胸高直径を基準とした間伐により,樹幹ヤング係数の平均値が変化することが分かった。しかし,その変動係数および下限値には大きな変化は見られなかった。以上の結果から,間伐により経営目標ごとに要求される強度性能を持った林分へ誘導する可能性が示唆された。また,立木段階で強度等の材質情報を林業経営情報に付加することにより,利用者サイドで必要とされる木材の効率的な生産が可能になると考えられた。

    DOI: 10.20659/jjfp.35.1_21

  • 寺岡 行雄, 溝上 展也, 吉田 茂二郎, 今田 盛生, 飯田 繁, 井上 晋 .  スギ・ヒノキ不成績造林地におけるシカ被害と生育モニタリング .  森林計画学会誌34 ( 1 ) 27 - 34   2000年査読

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:森林計画学会  

    九州大学宮崎演習林内細胞式皆伐作業法試験林ではスギ・ヒノキ植栽木の大幅な消失が見受けられ,今後の育林・経営方針の再検討が必要となっている。そこで,1979年,1983年及び1987年植栽のスギ・ヒノキ造林地3林分を対象として,1990年と1997年の2時点で行った生育及びシカ被害モニタリングの結果をもとに,今後の取り扱い方法について検討した。その結果,スギ・ヒノキともに立木密度が大きく減少していることがわかった。また,主軸を食害により損傷した林分は,数年後に多枝状樹形となる個体が多数発生していた。さらに多くの植栽木において用材として商品価値を著しく損ねる,樹幹の剥皮害が生じていた。剥皮害は枝下の形成後に発生する傾向が認められた。今後,経営方針の変更が必要であると考えられ,少数の健全木を主伐候補木として選定・保残し,それらに対して集約的な保育を行ってゆく選木育林的な施業,あるいは侵入広葉樹を育成し針広混交林へ誘導する方法などを提案した。

    DOI: 10.20659/jjfp.34.1_27

  • 村上 拓彦, 寺岡 行雄, 今田 盛生 .  国土地理院数値地図50mメッシュによる地形因子の算出とその精度の評価 .  森林計画学会誌34 ( 1 ) 13 - 26   2000年査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:森林計画学会  

    数値標高モデル(DEM)のひとつである国土地理院数値地図50mメッシュを利用して3つの地形因子(有効起伏量,露出度,斜面中心角)を算出し,各地形因子について地形図での測定値とDEMにおける算出値の比較からその精度を評価した。露出度と斜面中心角の算出アルゴリズムは本研究で新たに開発した。数値地図50mメッシュは3次畳み込み内挿法で画像再配列を行った。DEM自体の持つ標高のRMS誤差は7.15mであり,理論値(7.2m)とほぼ一致した。各地形因子のRMS誤差は,有効起伏量が8.61m,露出度が27.39°,斜面中心角が13.57°であった。DEMが示す標高誤差と各地形因子が示す誤差との相関関係を調べたところ,有効起伏量では負の相関,露出度,斜面中心角では正の相関が認められた。

    DOI: 10.20659/jjfp.34.1_13

  • Teraoka Yukio, Hirata Akihisa, Iida Shigeru, Mizoue Nobuya, Yoshida Shigejiro, Imada Morio, Inoue Susumu .  Monitoring Survival Rates of Young Plantation Trees in Mountainous Regions in Japan using LANDSAT TM Data .  Journal of Forest Planning5 ( 2 ) 49 - 55   1999年査読 国際誌

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:森林計画学会  

    It has proved difficult to monitor the state of plantations by field observations due to the high costs involved, although the extent of unsuccessful plantations has been increasing. The objective of this study was to develop a method to estimate the survival rates of planted trees in young Sugi (<i>Cryptomeria japonica</i>) and Hinoki (<i>Chamaecyparis obtusa</i>) plantations by analyzing LANDSAT TM (Thematic Mapper) data. Our hypothesis was that the survival rate of planted trees, which was regarded as closely correlated with canopy coverage of planted trees, could be represented by the digital number of bands or intensity of some index of remote sensing data. The study sites were young plantations (4 to 12 years old) in Kyushu University Forests in Miyazaki which is located in southern Kyushu, Japan (32°22′10″N, 131°10′40″E), within the cool-temperate deciduous zone. Plantations were divided into aspect classes as the minimum units of this study. The method had two main parts. 1) Interpreting survival rates of planted trees on a pair of aerial photographs. 2) Analyzing the relationships between TM data and the survival rates of trees under two models, MODEL I using NDVI (Normalized Difference Vegetation Index) and MODEL II using the TM band 3 digital number (DN) for detecting the difference in spectra between planted trees and grass. The results showed that: 1) there were big differences in the survival rates according to aspect, and northern slopes had relatively high survival rates compared with southern slopes. 2) It was difficult to estimate the survival rates of planted trees by NDVI. 3) The relationship between survival rates and DN in TM band 3 showed strong negative correlation with a coefficient of determination of 0.643. Thus, DN in TM band 3 appears to be preferable for estimating the survival rates of planted trees. This study thus indicated that TM band 3 approach would be the most effective monitoring method for plantations in inaccessible mountainous regions.

    DOI: 10.20659/jfp.5.2_49

  • 上野 綾・加治佐剛・寺岡行雄 .  林業施業地におけるチェーンソーの水平把持精度への地面傾斜と伐倒従事年数の影響 .  九州森林研究77   117 - 120   2024年3月査読

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    担当区分:最終著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 二神慶多・加治佐剛・寺岡行雄 .  異なる再造林地における UAV 画像を用いた深層学習によるスギ植栽苗木検出 .  九州森林研究77   77 - 82   2024年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 上野綾,加治佐剛,寺岡行雄 .  林業施業地におけるチェーンソーの水平把持精度への地面傾斜と伐倒従事年数の影響 .  九州森林研究77   117 - 120   2024年3月査読

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    担当区分:最終著者   記述言語:日本語  

  • 二神慶多,加治佐剛,寺岡行雄 .  異なる再造林地における UAV 画像を用いた深層学習によるスギ植栽苗木検出 .  九州森林研究77   77 - 82   2024年3月査読

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    担当区分:最終著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 加治佐 剛, 寺岡 行雄, 森脇 省吾 .  ドローンレーザデータによるスギ人工林の樹高計測 .  日本森林学会大会発表データベース133 ( 0 ) 300   2022年5月

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    記述言語:英語   出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>ドローン技術の発達により、ドローンレーザが普及し始めている。森林域では航空レーザ計測が主流であるが、ドローンレーザは即時性、詳細性が期待されている。詳細な点群データは従来の森林計測で対象としている項目以上の情報が得られると考えられる。本研究では、ドローンレーザで計測される点群データを用いて、スギ人工林の樹高計測を行い、その精度評価および取得データの特徴について考察する。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.133.0_300

  • 黒木 俊太朗, 加治佐 剛, 寺岡 行雄 .  デジタル航空写真DSMから得られた林冠高の変化と立地条件の関係 .  日本森林学会大会発表データベース133 ( 0 ) 265   2022年5月

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    記述言語:英語   出版者・発行元:日本森林学会  

    <p> 広域な森林の経営・計画において森林資源情報を簡易的かつ全域に把握することは非常に重要であり、従来から航空写真の利用が長く検討されている。</p><p>そのなかでも、樹高成長の違いは林齢や立地条件といった要因が大きく関係しており、その関係性を把握することが出来れば森林計画の効率化につながる。</p><p>近年、航空写真はデジタル化され、アナログで行っていた立体視からSfMによるDSM作成ができるようになっている。</p><p>そこで本研究では、航空写真から得られる表面高(DSM)を用いて、鹿児島県垂水市に位置する鹿児島大学高隈演習林におけるスギの林冠高(DCHM)の変化と林齢・立地条件との関係を調べた。</p><p>航空写真から生成される0.5m解像度のDSMとLIDAR計測で得られた国土地理院が提供している5m解像度のDEMからDCHMを計算した。その際、DCHMの解像度は森林域を単木的に捉えるようにした。</p><p>林齢に対するDCHMがどのようにばらついているのかを林分単位で算出し、林齢と林冠高の関係を明らかにした。また、GISから得られる地形因子データを基に、地形的な影響が林冠高の変化に作用しているのか考察を行った。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.133.0_265

  • 上野綾,重田行洋,加治佐剛,寺岡行雄 .  列状間伐地におけるUAV 撮影画像からの間伐本数の判定 .  九州森林研究75   31 - 35   2022年3月査読

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    その他リンク: https://jfs-q.jp/kfr_index

  • 加治佐 剛, 寺岡 行雄, 平 千万 .  UAV空撮による樹高推定精度に撮影高度が与える影響 .  日本森林学会大会発表データベース132 ( 0 ) 306   2021年5月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>UAV空撮による森林計測が普及し始めている。航空機による森林計測に比べて、安価に実施できる点や必要に応じて空撮画像を取得できる点は、事業体や森林組合などの施業の実施主体が運用可能となっている。しかしながら、どのような高度で空撮が最適かとするかは十分に議論されていない。そこで、本研究の目的は、UAVを用いた空撮写真による樹高推定に撮影高度がどのように影響するかを明らかにすることである。対象地は、鹿児島大学農学部附属高隈演習林である。スギ人工林を対象に撮影高度を50m, 75m, 100m, 125mとして空撮を行った。撮影した画像をSfMにより処理し、3Dモデルを構築した。空撮画像から樹高を推定する際には、地盤高情報が必要となり、本研究では航空レーザ計測データから得られたDTMを地盤高情報として使用した。UAVから作成した地表面モデル(DSM)と航空機レーザから得られたDTMの差分から樹高を推定した。当日はこの結果をもとに最適な空撮方法について考察する。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.132.0_306

  • 北原 健太郎, 寺岡 行雄, 加治佐 剛 .  森林内における電波減衰の影響 .  日本森林学会大会発表データベース132 ( 0 ) 300   2021年5月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>我が国の人工林の50%は伐期に達し利用期を迎えている。また、高性能林業機械の導入よる機械化が進む一方で、情報化によるスマート林業の必要性が高まっている。このため森林資源量を正確に把握し、素材生産を円滑に進めることは急務である。しかし、森林内では携帯電波圏外になることが多く、周囲の作業者同士での連絡手段はトランシーバーか直接対面であり、非効率な状況が発生している。そこで本研究では、昨今センサーネットワークで用いられるようになってきたLPWA(Low Power Wide Area)通信技術を用いた通信を森林内で行い、枝葉や樹幹による電波減衰の影響をあきらかにすることを目的とし実験を行った。地形の条件を無視するため、北海道苫小牧市の直線かつ平坦な林道を試験地とした。上空が閉鎖している林相(アカエゾマツ34年生)と、上空が疎開している林相(ダケカンバ125年生)の2箇所を使用した。LPWAの2.4GHzと920MHz帯の2種類の周波数での通信機を使用し森林内通信での電波強度を測定し、電波強度と森林構造、通信距離の関係について検討した。更に、数珠つなぎでデータを送信するマルチホップでの森林内における中継機の適切な配置についての検討も報告する。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.132.0_300

  • 佐保田 万智子, 加治佐 剛, 寺岡 行雄 .  指紋認証技術を応用した丸太木口面画像の個体識別 .  日本森林学会大会発表データベース132 ( 0 ) 301   2021年5月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>本発表では,木材産地証明のための新たな方法を提案する.従来の木材産地証明では,QRコードやRFIDタグの装着や製材過程での再装着時の作業が煩雑で高コストである等の課題がある.そこで,提案手法では,課題解決のために丸太木口画像を個体識別に利用する.具体的には,丸太木口の年輪模様やチェーンソー跡が形成する線の交点を個体識別の特徴量として個体識別する.実験では,スギ丸太を材料とし,時間間隔を空けて撮影した同一個体の木口画像のそれぞれ抽出した特徴量をマッチングさせ,個体識別精度を求める.個体識別精度の算出は,分類問題の性能評価指標であるROC曲線によるAUCおよび等価エラー率(EER)を用い,提案手法の有効性を検証した.</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.132.0_301

  • 佐保田万智子,加治佐剛,寺岡行雄 .  木口画像を用いた丸太識別における疑似マーカーの有効性評価 .  九州森林研究74   13 - 17   2021年3月査読

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    担当区分:最終著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 福本 桂子, 太田 徹志, 溝上 展也, 吉田 茂二郎, 寺岡 行雄, 加治佐 剛, 西園 朋広, 細田 和男 .  モンテカルロシミュレーションによるコスト対効果に優れた下刈りスケジュールの検討:―鹿児島大学附属高隈演習林のスギ林分を事例として― .  日本森林学会誌102 ( 1 ) 38 - 43   2020年招待 査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>コスト対効果に優れた下刈りスケジュールを明らかにするため,モンテカルロ法によるシミュレーションを行った。全64通りの下刈りスケジュールにおいて,下刈り終了時のスギ林分樹高と下刈りの累積作業時間を推定した。また,下刈り作業のコスト対効果の高さを表現するため,単位樹高成長当たりの作業時間を算出した。確実な下刈りの効果が確保されるか検証するため,スギ林分樹高・累積作業時間・単位樹高成長当たりの作業時間の変動係数を計算した。その結果,それぞれの変動係数は下刈り回数が3 回以上で小さくなる傾向がみられ,植栽後1,2 年目に下刈りを実施するスケジュールで単位樹高成長当たりの作業時間は小さくなった。以上のことから,下刈り回数は3 回以上で,かつ植栽後早い時期(1 年目または2 年目)に下刈りを実施するスケジュールで,コスト対効果が高くなることが示唆された。</p>

    DOI: 10.4005/jjfs.102.38

    Scopus

  • 細金 万智子, 加治佐 剛, 寺岡 行雄 .  木口画像の特徴量について .  日本森林学会大会発表データベース131 ( 0 ) 665   2020年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>近年、世界各国で適切な森林経営が行われていることの証明として、森林認証が重要視されている。森林認証により盗伐や違法伐採を抑制し、安心安全な木材消費が促進される。森林認証材であることを証明するためには、川上から川下までその流通経路を証明するためのトレーサビリティシステムが必要である。日本では、QRコードやRFIDタグを用いて木材の個体識別を行い、トレーサビリティを担保する実証実験が行われてきたが、木材の製造流通過程におけるタグの貼り付け、貼り直しの作業コストが高いことや、タグの耐久性の問題から、実用化には至っていない。そこで、本研究では、丸太の木口画像の特徴量を抽出し、QRコードやRFIDタグに代わる新たな個体識別を行い、トレーサビリティの担保が可能かどうかを検討する。特徴量には、丸太木口の髄から丸太の輪郭までの距離を1度毎に取得した木口形状を使用する。撮影時刻を変えた木口画像から特徴量を抽出し、同一個体と別個体での類似度を比較した結果を報告する。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.131.0_665

  • 寺岡行雄・田嶋亜紀子・佐藤政宗・加治佐剛・Stefan K.PELZ .  スギ燃料チップ含水率の簡易測定法の精度検証と供給チップ含水率の実態 .  九州森林研究72   15 - 19   2019年3月査読

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:九州森林学会  

    チップボイラーへの燃料チップの安定供給体制が必要となっている。そこで,鹿児島県内のチップボイラーに供給されている燃料チップを対象として,それらの含水率の平均と変動を明らかにすること,およびスギ燃料チップの簡易な含水率計測方法の精度と実用性を検証することを目的とした。1トントラック26台分の燃料チップからのサンプルで含水率を計測した。その結果,バケツを使った含水率の簡易な測定方法でも,高い精度で測定可能であることがわかった。また,8日間で供給された燃料チップは,平均としては50%以下の含水率であったが,偏りもあるためチップサイロ等での攪拌が重要であることが示唆された。安定した含水率での燃料チップの供給体制作りのため,簡易な測定方法が活用されることが期待された。

  • 山田誠太郎, 寺岡行雄, 加治佐剛, Christoph Schurr .  ドイツBaden-Württemberg州政府による私有林への助言・支援業務について .  九州森林研究72   1 - 6   2019年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:九州森林学会  

    我我が国は国産材の増産と安定供給体制の構築のため施業の集約化などによって、小規模所有が多くを占める私有林からの木材供給を促進している。その先進事例としてBaden-Württemberg州(以下,BW州)における州政府による木材販売の仲介業務制度の仕組みに関して文献・聞き取り調査を行い、この結果から我が国における国産材安定供給の課題を検討した。BW州は九州地方と同程度の面積であるが,その年間伐採量は九州の約2倍である。BW州では州森林法や関連法の規定によって,BW州政府による私有林経営者への助言・支援業務が実施されている。競争制限禁止法の影響を考慮する必要があるが,2018年現在では100 ha以下の私有林所有者に限り針葉樹用材丸太の販売代行業務も行っている。2006~2015年の支援業務の統計データを分析したところ,私有林面積の約60%がBW州政府のサービス業務を受けていたことが分かった。また販売代行業務は100円程度の安価に行われ,また,木材販売の取りまとめに大きく寄与していることが分かった。そして我が国にもこのような仕組みを導入することを検討した。

  • 堀尾 正靱, 坂西 欣也, 笹内 謙一, 山田 浩之, 岡田 久幸, 津留 克也, 佐藤 安彦, 西田 治男, 香月 正司, 寺岡 行雄, 田之上 健一郎 .  3-2-1 地域に根差した竹資源の総合利用システムの社会実装:バンブーフロンティア事業報告1 .  日本エネルギー学会大会講演要旨集28 ( 0 ) 72 - 73   2019年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)   出版者・発行元:一般社団法人 日本エネルギー学会  

    <p>To utilize bamboo biomass resources that have characteristics of rapid growth rate, nearness to farmlands and abundance, a novel project of combined feedstock collection, materials and energy co-production has been initiated in Nankan Town, Kumamoto Pref. with roughly 4.5billion yen investment. In this Report 1 the project background, and the special features and questions at hand concerning bamboo collection and materials production are discussed.</p>

    DOI: 10.20550/jietaikaiyoushi.28.0_72

  • 三村 和壽, 田之上 健一郎, 坂西 欣也, 堀尾 正靱, 笹内 謙一, 山田 浩之, 岡田 久幸, 津留 克也, 佐藤 安彦, 西田 治男, 香月 正司, 寺岡 行雄 .  3-2-2 竹バイオマス資源のカスケード型CHP:バンブーフロンティア事業報告2 .  日本エネルギー学会大会講演要旨集28 ( 0 ) 74 - 75   2019年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)   出版者・発行元:一般社団法人 日本エネルギー学会  

    <p>A Biomass CHP system was completed by Bamboo Energy Co., Ltd. in Nankan Town, Kumamoto Prefecture, in March 2019, as the first full-scale Organic Rankine Cycle in Japan using bamboo for biomass. It has a capacity of about 1 MW electricity, 2.8 MW thermal oil supply, and 4 MW warm water supply, with total energy efficiency of about 70%. The well-known difficulty of burning bamboo has been successfully solved by burning it with bark based on fundamental research for a long time. In this report the development from pilot tests to full scale plant is outlined.</p>

    DOI: 10.20550/jietaikaiyoushi.28.0_74

  • 加治佐 剛, 原田 誠也, 寺岡 行雄 .  地上レーザ計測における下層植生の影響 .  日本森林学会大会発表データベース130 ( 0 ) 507   2019年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>近年、地上レーザスキャナ(TLS)が普及しつつあり、TLSを利用した林分調査が期待されている。地上レーザスキャナの活用において森林内の下層植生の繁茂状況が測定および精度に影響すると不安視されているが、下層植生状況の違いによる測定精度の変化を明らかにした事例は少ない。そこで本研究では同一林分において下層植生を段階的に間引くことによるTLSの測定状況および測定精度の変化を明らかにすることを目的とした。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.130.0_507

  • 加治佐 剛, 岩松 昴佑, 寺岡 行雄 .  UAVを用いたスギ単木樹冠形状の評価 .  日本森林学会大会発表データベース129 ( 0 ) 484   2018年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)   出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>近年、LiDAR 技術や空中写真を用いたSfM などの活用が発展し、広域の森林において上空から森林の三次元構造を把握することが可能になりつつある。林分構造のうち、林冠および樹冠構造は、林分構造の把握や成長予測に有効と考えられている。これらの林冠や樹冠構造は上空からの計測が可能と考えられるが、空中写真を用いたSfMによる3次元計測でどの程度の精度になるかは明らかにされていない。また、林立している場合、樹冠の計測精度が低下すると考えられるが、どの程度精度低下が生じているかは不明瞭である。林分構造の把握、成長予測にする場合には、相対成長関係に基づくため、単木樹冠の計測精度を把握する必要がある。そこで本研究では、林分上空から撮影した画像と伐倒後の単木状態での撮影画像を用いて3次元モデリングを行い、林分状態と単木状態での樹冠計測を比較し、その測定精度の違いを明らかにした。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.129.0_484

  • 福本 桂子, 太田 徹志, 溝上 展也, 吉田 茂二郎, 寺岡 行雄, 加治佐 剛 .  スギ幼齢林分における最適下刈りスケジュールの検討 .  日本森林学会大会発表データベース129 ( 0 ) 250   2018年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>近年,林業の採算性が悪化していることから,高いコストを占めている育林初期コストの削減が求められている。その中でも,下刈りコストの削減が重要な課題である。下刈りコストの削減を図る際には,なるべく植栽木の成長がよく,作業時間の短い下刈りスケジュールを検討する必要があるが,検討した事例はない。そこで,本研究ではスギ植栽木の樹高成長がよく,下刈り作業時間も短い最適下刈りスケジュールを検討することを目的とした。下刈り回数が3回の場合に考えられる全ての下刈りスケジュール別に下刈り終了時点でのスギ樹高と累積下刈り作業時間を推定し,それぞれについて多重比較によるグループ分けを行った。この結果をもとに最適な下刈りスケジュールの検討を行ったのでその結果を報告する。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.129.0_250

  • 寺岡 行雄, 中村 裕幸 .  スマート林業の展開(Ⅱ)~素材生産現場との需要情報の連携~ .  日本森林学会大会発表データベース129 ( 0 ) 156   2018年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>素材生産現場と木材需要者との連携を図るために、製材やプレカット企業に必要となる原木を素材生産事業体に注文生産とする仕組みをICT活用で導入することを試みた。具体的には、木材加工業者が必要とする素材のサイズと数量、規格の発注情報を取りまとめ、素材生産業者に配信し、生産可能数量を報告・販売契約まで行えるシステムを構築した。これらの情報を木材クラウドサーバ上にアップし、需要情報の集計を行った。クラウドシステムは、需要情報を複数の伐採業者に配信する場合の通信仕様とするためXMLをベースとして作成され、林業機械に搭載されている各種センサーや作業情報入力端末と、他の林業機械間で交信するための標準仕様であるStanForD2010に対応できるよう設計された。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.129.0_156

  • 大野 勝正, 柄澤 孝和, 加治佐 剛, 寺岡 行雄 .  スマート林業の展開(Ⅶ)-航空レーザ解析を活用した施業効率化検討- .  日本森林学会大会発表データベース129 ( 0 ) 161   2018年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>人吉市を対象としてスマート林業のSCMの検討が進められている中で、低コスト林業生産を行うために求められる森林資源情報を航空レーザ計測データの解析から作成した。そして、原木生産活動の支援と活用効果の評価を行うことを目的として、得られた森林資源情報を導入した事業体の日常業務における情報の活用方法を調査した。調査により、森林資源情報を用いることで効率化につながった作業と、業務の内容の質が向上した作業があり、森林資源情報を活用している場面は大きく分けて、「①現場確認」「②地権者説明」「③森林経営計画」「④施業検討」「⑤作業道作設」の5つの場面であることがわかった。航空レーザによる森林資源情報を活用する以前の手法と比較し、効率化につながったものに関しては、金額への換算を行った。その結果、現時点では1㎥あたり35円効率化の効果があることが示された。今後、得られた知見を取りまとめ、現地作業の電子化が更に進むことで1日あたりの素材生産性が向上していくことが予想され、効率化の効果がさらに高くなることが予想される。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.129.0_161

  • 福永寛之, 加治佐剛, 寺岡行雄 .  UAVを用いた海岸マツ林のマツ枯れ被害木の把握 .  九州森林研究70   57 - 60   2017年3月

  • 福本桂子,太田徹志,溝上展也,岩永史子,吉田茂二郎,寺岡行雄,加治佐剛 .  下刈り回数、斜面方位および植栽密度の違いがスギ植栽木の枯死および誤伐に与える影響-鹿児島大学附属高隈演習林を事例として- .  森林計画学会誌51 ( 1 ) 1 - 7   2017年査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:森林計画学会  

  • 福本桂子, 太田徹志, 溝上展也, 岩永史子, 吉田茂二郎, 寺岡行雄, 加治佐剛 .  下刈り回数、斜面方位および植栽密度の違いがスギ植栽木の枯死および誤伐に与える影響-鹿児島大学附属高隈演習林を事例として- .  森林計画学会誌51 ( 1 ) 1 - 7   2017年

  • 福本 桂子, 太田 徹志, 溝上 展也, 岩永 史子, 吉田 茂二郎, 寺岡 行雄, 加治佐 剛 .  下刈り回数の違いがスギの枯死率および誤伐率に与える影響 .  日本森林学会大会発表データベース128 ( 0 ) 220   2017年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>持続可能な林業経営を行う上で,初期育林コストの削減は重要な課題である。その中でも下刈り回数の削減が注目されている。下刈り回数を削減した場合,雑草木との競争による植栽木の枯死や,雑草木の繁茂による視認性の悪化に伴う誤伐が生じる可能性がある。その結果,下刈り回数の削減が植栽木の生存率に影響し,主伐時の収益が減少する可能性がある。しかし,下刈り回数の削減と枯死率,誤伐率などの植栽木の欠損について研究された事例は少ない。そこで本発表では,下刈り回数に加えてスケジュールの異なるスギ幼齢林分における,植栽木の枯死率と誤伐率を明らかにした。また,下刈り回数・斜面方位・植栽密度を説明変数とする多項ロジスティック回帰分析を行い,これらの要因が植栽木の枯死と誤伐にどのように影響しているか,その傾向を明らかにしたので結果を報告する。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.128.0_220

  • 寺岡 行雄 .  安定的燃料供給のための森林資源情報とサプライチェーンマネージメント .  日本森林学会大会発表データベース128 ( 0 ) 811   2017年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>木質バイオマスエネルギー事業には、安定的な燃料の確保が必須条件である。森林資源情報は森林計画の基盤となるが、これまでは地域森林計画のような中期経営計画に利用されてきた。地域森林計画あるいは市町村森林整備計画は森林簿情報を基としており、情報の精度から事業計画には活用が困難であった。近年、航空レーザ計測や地上レーザ計測、あるいはUAV撮影画像の3次元点群モデル等による高精度森林情報が利用可能となってきており、木材生産に直結する短期の事業計画にも活用が可能な状況となっている。また、燃料需要と林業生産をICTで結ぶことにより、燃料供給のサプライチェーンを作ることも可能となっている。今回の発表では、南九州地域での木質バイオマス発電事業の燃料需給の近況について概観し、森林資源情報の活用により安定的供給のための燃料SCMについて提言する。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.128.0_811

  • 米森 正悟, 加治佐 剛, 寺岡 行雄 .  航空機LiDARデータを用いた立木密度の推定における誤差要因の検討 .  日本森林学会大会発表データベース128 ( 0 ) 212   2017年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>森林経営において立木密度の把握は、施業計画の立案や持続的な森林管理を行う上で重要である。立木密度の推定には、標準地法を用いた推定が主流である。近年、航空機レーザ計測技術(Light Detection And Ranging 以下 LiDAR)は、単木レベルでの樹高の把握や詳細な地形の計測に用いられている。しかし、LiDARデータを用いた単木抽出において地形、林分構造、抽出手法などの様々な要因によって抽出されない立木が出てくる。LiDARで抽出されない立木の特徴や要因を把握することは、林分内の詳細な情報を得る上で重要である。そこで本研究では、LiDARデータを用いた単木抽出の精度検証と、その誤差要因の検討を行うことを目的とした。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.128.0_212

  • 加治佐 剛, 後藤 里樹, 寺岡 行雄 .  衛星画像を用いた鹿児島県東部の人工林皆伐の把握 .  日本森林学会大会発表データベース128 ( 0 ) 469   2017年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>鹿児島県東部では戦後造林されたスギ人工林が伐期を迎えており、平成15年ごろより、間伐による保育から、主伐による木材生産に移行し、皆伐面積が徐々に増えている。この間伐から皆伐へのシフトは今後、鹿児島県東部から中部、西部へとまた九州から全国へと広がっていくと考えられる。そこで、鹿児島県東部地域を対象に衛星画像を用いて皆伐地を抽出し、平成18年から平成27年の間の皆伐地の変化(一伐区あたりの面積や立地条件)を把握することとした。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.128.0_469

  • 枚田 邦宏, 寺岡 行雄, 奥山 洋一郎, 芦原 誠一, 牧野 耕輔 .  鹿児島大学における林業社会人教育プログラム .  日本森林学会大会発表データベース128 ( 0 ) 675   2017年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    <p> 大学教育は、学部・大学院を対象に専門技術職公務員養成を中心に展開してきた。加えて、鹿児島大学農学部では、2005年(平成18年度)より社会人を対象にした林業専門技術者教育取り組み開始し、今年で10年を迎えた。本報告の目的は、大学における林業に関する社会人教育プログラムの意味と取り組み上の課題を明らかにすることである。方法としては鹿児島大学の社会人教育プログラムの取り組みの経緯と体制、継続的に受講生を確保できる理由を検討することを通して行う。結論としては、大学外が実施している林業技術者教育は、現場で安全に就業するための特定の技能、技術を習得するための基礎研修が中心になっているのに対し、鹿児島大学で実施している教育プログラムは、技術の基本となる理論から教育を行うことにより、応用的な能力、現場の状況に合わせて考えて行動する能力を養成するという特徴をもっている。このような教育プログラムは他の研修では得られないことが多いため、林業界に認められ継続的に受講生を確保することができている。また、継続的に教育プログラムを実施できるのは、運営する人材を組織の中で確保できていたためである。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.128.0_675

  • 寺岡 行雄 .  森林資源と林業生産の観点からみた安定的燃料供給の条件について .  日本森林学会大会発表データベース127 ( 0 ) 679   2016年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    森林資源と林業生産の観点からみた安定的燃料供給の条件について、森林計画から見た長期的な課題について議論を提供する。まず、資源量の観点からはセンサスデータ等の統計データからは、木材蓄積が50億m<sup>3</sup>、成長量も1億m<sup>3</sup>とされ、国内の木材需要を十分にまかなうことが可能である。しかし、その森林資源を市場に供給するためには、木材伐採を可能とする林業労働力、導入機械および作業システムが必要である。生産した木材を用材(製材・合板用とパルプ用材)と燃材への配分の問題もある。また、木質バイオマス燃料の供給に関わる採算性も重要な観点であることから、FIT等による買い取り価格の設定と用材供給への影響、生産対象森林の森林経営計画、補助金に関する検討も必要である。さらに、持続的な木材供給の観点から、再造林を担保するための、森林経営意欲、収益性、労働力の安定性、省力化造林技術の開発も含めて、バイオマス発電用燃料の安定的供給が可能となると考える。

    DOI: 10.11519/jfsc.127.0_679

  • 福本 桂子, 太田 徹志, 溝上 展也, 吉田 茂二郎, 寺岡 行雄, 加治佐 剛 .  雑草木群落高と下刈り作業量の関係解析 .  日本森林学会大会発表データベース127 ( 0 ) 236   2016年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    持続可能な林業経営を行う上で,初期育林コストの削減は重要な課題である。その中でも下刈り回数の削減に注目が集まっている。下刈り回数を削減した場合,雑草木が成長し1回当たりの下刈り作業量が増加する可能性があるため,結果として下刈り回数の削減が初期育林コストの削減につながらないことも考えられる。しかし,下刈り回数を省いた場合の作業量について研究された事例は少ない。そこで本発表では,下刈り実施回数およびスケジュールの異なるスギ幼齢林分を対象に,雑草木群落高,スギの樹高,植栽密度を説明変数とする下刈り作業量モデルの構築を試みた。また,構築したモデルを用いて下刈り実施スケジュール別の下刈り作業量を推定したので,その結果を報告する。

    DOI: 10.11519/jfsc.127.0_236

  • 板谷 洋輔, 加治佐 剛, 大野 勝正, 寺岡 行雄 .  航空機LiDARによるスギ・ヒノキ大径木の抽出とみちびきを用いた現地確認 .  日本森林学会大会発表データベース127 ( 0 ) 197   2016年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    近年,日本では木材需要の拡大のため公共建築物の木造化が推進されている。しかし,公共木造建築物は建築物の規模により,一般に流通されている木材とは異なる大きさ・長さの材が大量に求められる。しかしながら,そのような大きさ・長さの材に対応する立木情報は整備されていない。一方でレーザー測量などのリモートセンシング技術の発展から,正確な森林資源の状態,特に単木の立木情報を把握することが可能になってきている。さらに,これまでの衛星測位システムによる森林内での位置測位は十分ではなかったが,準天頂衛星の打ち上げにより森林内でも高精度な位置測位が行われることが期待されている。そこで本研究では,航空機LiDARを利用した森林のデータから胸高直径50cm以上となる大径木の抽出を行った。また,準天頂衛星のみちびきを利用して抽出された大径木までの到達について検証した。

    DOI: 10.11519/jfsc.127.0_197

  • 寺岡行雄 .  伐期に達したスギ精英樹の総合評価-高隈演習林六演習林スギ品種第Ⅴ試験地の結果から- .  九州森林研究68   1 - 4   2015年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 福本桂子・寺岡行雄・加治佐剛・萩野香澄・山下盛章・金城智之 .  3年下刈りと6年下刈りでのスギの成長と雑草木の侵入状況の比較 .  九州森林研究68   43 - 46   2015年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 福本桂子・寺岡行雄・金城智之・山下盛章・加治佐剛・鵜川信・芦原誠一・岡勝 .  南九州における斜面位置の違いによる無下刈りスギ幼齢木と進入広葉樹との競合 .  森林計画学会誌49 ( 1 ) 43 - 49   2015年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 福本 桂子, 寺岡 行雄, 加治佐 剛 .  下刈り回数の違いがスギ植栽木の成長に与える影響 .  日本森林学会大会発表データベース126 ( 0 ) 265   2015年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    下刈り回数の省力化を検討する目的で,鹿児島大学農学部附属高隈演習林内の9年生スギ林分を対象として,下刈りを毎年実施,隔年実施,未実施等の下刈り実施回数とパターンの異なる7試験区を設定した。各試験区の雑草木の侵入状況とスギの成長を比較した結果,下刈りが終了した時期が早いほど,スギと雑草木の競合は顕在化していた。また,繰り返し下刈りを実施することによって雑草木の群落高は低くなっていた。スギの樹高とDBHの成長については,植栽後2年間下刈りを実施しなかった試験区が他の試験区と比較して有意に小さかったことから,植栽後2年間の下刈り省略はスギの成長に大きな影響を及ぼすことが示唆された。植栽後1年目の下刈りを省略した場合でも,2年目から連続で下刈りを実施することによって,スギの成長に与える影響は軽減されることが明らかになった。

    DOI: 10.11519/jfsc.126.0_265

  • 寺岡 行雄, 前田 清水 .  鹿児島県における木質チップボイラーへの燃料供給について .  日本森林学会大会発表データベース126 ( 0 ) 702   2015年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    木質バイオマスボイラーのトラブルの多くは木質燃料の含水率に起因している。木質燃料の普及を図るため、チップ燃料の乾燥について明らかにする。本研究では、メッシュコンテナ(側面と底面がメッシュ状になり、空気が通るようにしたコンテナ)にスギチップを投入し、木材乾燥機を用いた乾燥実験を行った。21時間の人工乾燥により、含水率53%のチップが23%に低下し、コンテナを用いての乾燥は有効であることが分かった。次に、チップが空気と触れる面積を大きくすることで乾燥効果が高いと考え、コンテナ内にメッシュ状の直径約10cmのパイプを設置し、温風がチップに接触する面積を大きくした。しかし、チップの含水率はパイプ設置をしても有意な差は認められなかった。さらに、乾燥機からチップを取り出した後に撹拌すると、含水率が低下することが確認できた。木質燃料は形態に関わらず、含水率を下げることが品質上重要である。現段階では、木質燃料の人工乾燥についての研究は少なく、効果的な乾燥方法が確立されていない。今回の実験によって、木材乾燥機を用いた燃料チップの人工乾燥が有効であることが分かった。

    DOI: 10.11519/jfsc.126.0_702

  • 福本桂子・山下盛章・寺岡行雄 .  雑草木による被圧から開放されたスギ幼齢林分の1年目の成長 .  鹿大演習林研究報告41   43 - 48   2014年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 萩野香澄・寺岡行雄 .  鹿児島県の飲食店における薪の利用とその供給について .  鹿大演習林研究報告41   35 - 41   2014年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 寺岡 行雄 .  九州における木質バイオマス発電について .  日本森林学会大会発表データベース125 ( 0 ) 795   2014年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    DOI: 10.11519/jfsc.125.0_795

  • 佐藤政宗・寺岡行雄・富永智美 .  鰹節焙乾用薪の利用と供給の実態 .  鹿大演習林研究報告40   25 - 31   2013年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

  • 佐藤政宗・寺岡行雄・山下盛章 .  皆伐後の林地残材を利用した燃料チップ生産業の可能性 .  九州森林研究66   1 - 5   2013年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 山下 盛章, 寺岡 行雄 .  下刈り実施パターンの違いによるスギ植栽木の成長と下刈り作業量 .  日本森林学会大会発表データベース124 ( 0 ) 726   2013年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    鹿児島大学高隈演習林スギ幼齢林分を対象として,植栽後の6年間に下刈りを①毎年実施,②1・3・5年目実施,③2・4・5・6年目実施,④2・3・4年目実施,⑤3・4・5・6年目実施,⑥6年間未実施,⑦1・2・3年目実施とした7つの試験地を設け,下刈り実施年数の違いによるスギ樹高と雑草木群落高の経年変化と下刈り作業量を測定し,下刈り省力の可能性を検討した。下刈り作業は毎年,森林組合の同一の作業班に委託し,7月上旬に実施,作業時間を測定した。その結果,7年生時の平均樹高は①で5.4mと最も高く,⑥で1.2mと最も低くなった。同じ下刈り実施回数でも,植栽後4年間の実施回数によりスギ植栽木の平均樹高に差が出た。また,下刈りを3年連続で実施することで,各林齢のスギ樹高を1とした時の相対雑草木群落高が低くなった。このことから,下刈りを⑦1・2・3年目実施,または④2・3・4年目に実施することでスギが雑草木に被圧される懸念がなくなると考えられる。また,⑦および④における下刈りに要した人工数合計は,①毎年実施と比べて40%,28%減少した。

    DOI: 10.11519/jfsc.124.0.726.0

  • 福本 桂子, 寺岡 行雄 .  無下刈りスギ幼齢林におけるスギ植栽木と雑草木との競合 -斜面位置の違いによる侵入広葉樹の特徴- .  日本森林学会大会発表データベース124 ( 0 ) 513   2013年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    斜面位置の違いによる,雑草木とスギ植栽木の競合を明らかにする目的で,鹿児島大学高隈演習林無下刈りスギ7年生林分(スギ人工林皆伐後,1500本/haで植栽)を対象に植生調査を行った。斜面上部から5m幅で7つの帯に区分した。各帯内にスギ植栽木を中心とした2m四方のコドラートを2~4箇所(計21箇所)設定し,コドラート内の1.2m以上の木本を対象に樹種およびサイズを測定した。また雑草木による被圧の影響がない,隣接している毎年下刈り区のスギ植栽木の樹高を斜面上部から測定した。その結果,雑草木の幹数・種数は斜面上部から下部にかけ減少し,林冠を構成している樹種は先駆性樹種を主とする落葉樹種で構成されていた。雑草木の平均樹高は斜面下部の方が上部より高くなった。無下刈り区の植栽木の平均樹高は斜面上部から下部にかけ低くなるのに対し,毎年下刈り区では斜面上部から下部にかけ高くなる傾向がみられたことから,無下刈り区の植栽木は雑草木による被圧の影響を受け,樹高成長が抑制されていることが考えられた。このことから,被圧による植栽木の樹高成長抑制のモデル化の検討を行った。

    DOI: 10.11519/jfsc.124.0.513.0

  • 寺岡 行雄, 佐藤 政宗 .  九州における木質バイオマス発電のための燃料生産の可能性について .  日本森林学会大会発表データベース124 ( 0 ) 241   2013年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    FIT制度導入後の未利用林地残材を用いた木質バイオマス発電の九州地域における動向について報告する。まず,発電出力,稼働時間を想定し,設備・運転コスト,使用燃料量等を既存の事例データをもとに推定することで,燃料買い取り支出可能金額を算出した。次に,未利用林地残材からの燃料生産コストを,土場までの搬出コスト,土場でのチッピングコスト,発電プラントまで輸送コストに分けて算出した。さらに,鹿児島県内のある森林組合管内を対象として,皆伐実施面積とその空間分布を調べ,燃料チップ生産可能量を検討した。九州の大量のスギ生産量を背景とした未利用林地残材燃料に対する期待は大きいが,発電事業のためには燃料生産コストの低減,乾燥施設の導入,皆伐面積の増加や九州内複数県からの燃料調達も検討課題として挙げられる。

    DOI: 10.11519/jfsc.124.0.241.0

  • Teraoka, Y., M. Sato and S. Ijichi .  Characteristics of wood chip fuel demand and supply in south-west Japan. .  World Bioenergy 2012 Proceedings. The Swedish bioenergy association   112 - 114   2012年6月査読

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

  • 金城智之・寺岡行雄・芦原誠一・井倉洋二・山川博美 .  下刈り実施年数の違いにおける植栽木の成長 .  九州森林研究65   24 - 27   2012年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 佐藤政宗・寺岡行雄 .  ヤクスギ土埋木生産の変遷と現状について .  鹿児島大学演習林研究報告39   1 - 7   2012年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 伊地知秀太・寺岡行雄 .  鹿児島県における木質チップ燃料の供給・利用実態とその課題 .  鹿児島大学演習林研究報告39   15 - 19   2012年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 金城智之・寺岡行雄・芦原誠一・井倉洋二・浦めぐみ .  GPSを用いた下刈り功程調査 .  鹿児島大学演習林研究報告39   9 - 14   2012年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 寺岡行雄・合志知浩 .  野外乾燥時期の違いとビニルシート被覆によるスギ枝条の乾燥過程 .  日本森林学会誌93   262 - 269   2011年12月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 高梨啓和・大林慶一・寺岡行雄・甲斐敬美・近藤弘章・中島常憲・大木 章 .  森林情報を用いた木質ペレット販売原価の試算 .  環境科学会誌24 ( 3 ) 189 - 197   2011年6月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 高梨啓和・大林慶一・寺岡行雄・甲斐敬美・近藤弘章・中島常憲・大木 章 .  森林情報を用いた木質ペレット販売原価算出方法の検討 .  環境科学会誌24 ( 3 ) 180 - 188   2011年6月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 金城智之・寺岡行雄・芦原誠一・竹内郁雄・井倉洋二・浦めぐみ .  下刈り実施パターンの違いによる下刈り作業功程 .  鹿大演習林研究報告38   7 - 11   2011年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

  • 浦めぐみ・寺岡行雄・竹内郁雄 .  放置モウソウチク林での帯状伐採後におけるトマリタケノコの発生 .  鹿大演習林研究報告38   13 - 17   2011年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

  • 浦めぐみ・寺岡行雄・竹内郁雄 .  モウソウチク林における帯状伐採後の再生経過と発生稈の枯死 .  九州森林研究64   21 - 25   2011年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 金城智之・寺岡行雄・芦原誠一・竹内郁雄・井倉洋二 .  下刈り実施パターンの違いが植栽木に及ぼす影響 .  九州森林研究64   56 - 59   2011年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 寺岡 行雄, 伊地知 秀太 .  木質チップボイラーへ供給されるチップの含水率と経済性 .  日本森林学会大会発表データベース122 ( 0 ) 268 - 268   2011年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    DOI: 10.11519/jfsc.122.0.268.0

  • 奧山 洋一郎, 寺岡 行雄, 枚田 邦宏 .  林業技術者養成プログラム受講者の属性と教育効果 .  日本森林学会大会発表データベース122 ( 0 ) 359 - 359   2011年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    DOI: 10.11519/jfsc.122.0.359.0

  • 迫田 章義, 寺岡 行雄, 高梨 啓和 .  森林バイオマスシンポジウム : 山を動かす .  環境科学会誌 = Environmental science23 ( 6 ) 509 - 510   2010年11月

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    記述言語:日本語  

  • 寺岡行雄・合志知浩 .  数年間放置されたスギ枝条の容積密度と含水率について .  鹿児島大学農学部演習林研究報告37   15 - 20   2010年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 鈴木寿仁・竹内郁雄・寺岡行雄・吉田茂二郎 .  スギ高齢林における広葉樹による樹幹への傷被害 .  鹿児島大学農学部演習林研究報告37   5 - 13   2010年1月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 寺岡 行雄 .  木質バイオマス燃料の利用実態と見通しについて .  日本森林学会大会発表データベース121 ( 0 ) 279 - 279   2010年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    DOI: 10.11519/jfsc.121.0.279.0

  • 寺岡 行雄 .  林業技術者養成への取り組み .  森林科学59 ( 0 ) 48 - 49   2010年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    DOI: 10.11519/jjsk.59.0_48_2

  • 寺岡行雄 .  木質バイオマスのエネルギー利用と供給者としての林業の役割 .  第15回流動化・粒子プロセッシングシンポジウム講演予稿集   2009年12月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 高梨啓和・大林慶一・佐潟輝洋・寺岡行雄・甲斐敬美・筒井俊雄・中島常憲・大木 章 .  木質ペレットの製造に関する原単位および推算式の検討 .  環境科学会誌22 ( 4 ) 241 - 246   2009年8月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 大村康章・竹内郁雄・寺岡行雄・佐藤 裕 .  マレーシア・サバ州における用材生産を目的としたアカシア・ハイブリッド人工林の成長 .  九州森林研究62   18 - 19   2009年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 佐々木祐希子・竹内郁雄・寺岡行雄 .  植栽密度の違いが植栽木の成長に及ぼす影響-ヒノキ34年生林分における事例- .  九州森林研究62   14 - 17   2009年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 久米村明・寺岡行雄・竹内郁雄 .  放置モウソウチク林の林分構造と地上部現存量 .  鹿児島大学農学部演習林研究報告36   1 - 8   2009年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 竹内 郁雄, 寺岡 行雄, 久米村 明 .  モウソウチク林での伐採季節と伐採幅の違いと竹再生 .  日本森林学会大会発表データベース120 ( 0 ) 475 - 475   2009年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    DOI: 10.11519/jfsc.120.0.475.0

  • 寺岡 行雄 .  九州内の動きから見える木質バイオマス利用と供給の方向性 .  日本森林学会大会発表データベース120 ( 0 ) 431 - 431   2009年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    DOI: 10.11519/jfsc.120.0.431.0

  • 寺岡行雄・甲斐敬美・高梨啓和 .  相対湿度の違いによる木質ペレットの含水率の変化 .  鹿児島大学農学部学術報告58   15 - 20   2008年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • Kai,T., Uemura,Y., Teraoka,Y., Takahashi,T., Hatate,Y., Yoshida,M. .  Design and operation of an air-conditioning system fueled by wood pellets .  Renewable Energy33   720 - 725   2008年1月査読

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 寺岡 行雄, 稲垣 良平 .  丸太の野外乾燥過程について .  日本森林学会大会発表データベース119 ( 0 ) 391 - 391   2008年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    DOI: 10.11519/jfsc.119.0.391.0

  • 岩崎浩一・寺岡行雄・末吉武志 .  木質バイオマス収穫システムの構築-アカギの切断抵抗特性について- .  農業生産技術管理学会誌14 ( 2 ) 81 - 85   2007年1月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 竹内郁雄・永岩健一・寺岡行雄 .  台風によるヒノキ人工林の落葉被害 .  日本森林学会誌89 ( 6 ) 390 - 394   2007年1月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 寺岡 行雄, 安里 練雄, 新岡 寛士 .  アカギ人工林の成長経過 .  日本森林学会大会発表データベース118 ( 0 ) 219 - 219   2007年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    DOI: 10.11519/jfsc.118.0.219.0

  • 竹内 郁雄, 寺岡 行雄 .  モウソウチク林での伐採季節と伐採幅の違いが翌年の竹再生に及ぼす影響 .  九州森林研究 60   51 - 54   2007年査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 大村 康章, 竹内 郁雄, 寺岡 行雄, 佐藤 裕 .  ボルネオにおけるアカシア・ハイブリッド人工林の初期成長 .  日本森林学会大会発表データベース118 ( 0 ) 504 - 504   2007年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

    DOI: 10.11519/jfsc.118.0.504.0

  • 甲斐敬美・寺岡行雄・大塚栄・頓宮伸二・杉山隆英 .  木質バイオマス活用技術と屋久島での実証試験 .  クリーンエネルギー15 ( 12 ) 9 - 13   2006年12月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

  • 寺岡行雄 .  「儲かる林業研究会」について .  北方林業58 ( 10 ) 230 - 232   2006年10月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

  • 甲斐敬美・寺岡行雄・高梨啓和・筒井俊雄・上村芳三 .  木質ペレットを燃料とする冷暖房装置の開発 .  クリーンエネルギー15 ( 1 ) 58 - 63   2006年1月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

  • 寺岡 行雄 .  Development of woody biomass production system in south-west islands of Japan. .  Proc.Strengthening the application of agricultural engineering and post-harvest technology for effective and sustainable development in agricultural production (in press)   2006年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

  • 寺岡 行雄 .  離島部における木質バイオマス利用の課題と展望について .  日本森林学会大会発表データベース117 ( 0 ) 120 - 120   2006年

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    出版者・発行元:日本森林学会  

    DOI: 10.11519/jfsc.117.0.120.0

  • 寺岡 行雄 .  木質ペレットを燃料とする冷暖房装置の開発 .  クリーンエネルギー 15(1)   58 - 63   2006年

  • 野堀 嘉裕, 龍原 哲, 吉本 敦, 寺岡 行雄, 伊藤 太一 .  森林計画最前線 : 緑豊かな森林の育成を目指した最新研究 .  日本森林学会誌 = Journal of the Japanese Forest Society87 ( 6 ) 489   2005年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本森林学会  

  • 寺岡行雄・合志知浩 .  スギ末木枝条の乾燥過程 .  九州森林研究58   34 - 37   2005年3月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • Imada,M., Yoshida,S., Murakami,T., Mitsuda,Y., Okano,T., Mizoue,N., Inoue,A., Teraoka,Y., Kunisaki,T. and Mabuchi,T. .  Management system for Japanese oak on Kyushu University Forests in Hokkaido ?experiment for the 30-year period- .  Journal of forest planning11   33 - 44   2005年査読

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 寺岡 行雄, 合志 知浩 .  スギ末木枝条の野外乾燥のモデル化 .  日本森林学会大会発表データベース116 ( 0 ) 172 - 172   2005年

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    出版者・発行元:日本森林学会  

    DOI: 10.11519/jfsc.116.0.172.0

  • 龍原 哲, 加藤 正人, 寺岡 行雄 .  国際研究集会「次世代のための森林の役割-森林資源管理の哲学と技術-」 .  森林計画学会誌39 ( 1 ) 65 - 74   2005年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:森林計画学会  

    記事種別: 会議・学会報告・シンポジウム

    DOI: 10.20659/jjfp.39.1_65

  • 吉田 茂二郎, 加賀 英昭, 寺岡 行雄, 村上 拓彦 .  九州北部での木質バイオマスエネルギーの利用 .  日本林学会大会発表データベース114 ( 0 ) 38 - 38   2003年

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    出版者・発行元:日本森林学会  

    著者らは、1999年から2001年度に科学研究として、木質バイオマスのエネルギー利用について研究を行ってきた。その研究の中で、九州のように人工林資源が豊富でかつ温暖な地方での木質バイオマスの利用方法を考えてきた。その結果、大型発電施設での利用が有効ではないかとの結論に達した。よって、現在、RPS法で新エネルギーによる発電が義務付けられようとしている電力会社をターゲットに県とともに、木質バイオマスを電力事業の中で利用できるように検討・協議を行っている。その経過を今回は発表する。

    DOI: 10.11519/jfs.114.0.38.0

  • 吉田 茂二郎, 安元 岳玄, 溝上 展也, 今田 盛生, 寺岡 行雄 .  白鹿岳間伐試験におけるスギ高齢林の間伐効果について : 相対幹距比を基礎にした分析 .  九州大学農学部演習林報告83   53 - 61   2002年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:九州大学農学部附属演習林  

    鹿児島県の白鹿岳に設定されている間伐試験地での20年間(林齢が70年から90年)の調査結果から,スギ高齢林における間伐効果について分析を行った.間伐は相対幹距比を用いて,弱度,中度,強度をそれぞれ,13%,15%および17%として,林齢が70年生時と76年生時に行なわれている.間伐の効果は,直径の成長と総収穫量について中度以上で弱度および無間伐ブロックと有意な差が認められ,相対幹距比で15%以上の間伐がスギ高齢林で有効であることがわかった.

    DOI: 10.15017/14837

  • 寺岡 行雄, 原口 竜成, 吉田 茂二郎, 馬田 英隆, 前田 利盛, 井之上 俊治 .  鹿児島大学高隈演習林における林分成長量試験地定期測定資料(4)広葉樹学術参考保護林試験地の資料 .  鹿児島大学農学部演習林研究報告 ( 27 ) 33 - 52   1999年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:鹿児島大学  

  • 寺岡 行雄, 壁村 勇二, 鍛治 清弘, 馬渕 哲也 .  林分相対幹曲線式に基づくクヌギしいたけ原木の径級別生産予測--九州大学宮崎演習林14年生初代林分を対象として .  九州大学農学部演習林報告77 ( 77 ) 25 - 34   1997年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:[九州大學農學部附属演習林]  

    九州大学宮崎演習林内の14年生クヌギ初代林を対象として,林分相対幹曲線に基づく径級別原木生産予測の可能性について検討した.まず,調査地内の19本を対象とした正常相対直径列の測定値をもとに,3次多項式で表現される林分相対幹曲線を導出し,適合精度で当てはまりの良否を判定した.次に,標本木として選定した20本を対象とし,林分相対幹曲線に基づく径級別原木生産本数予測を行い,実際の径級別本数と適合度検定法により比較検討した.その結果,本対象クヌギ林の林分相対幹曲線として次の3次多項式が得られた.$ y=0.3833940x^3 - 0.3589740x^2 + 1.1236385x $この適合精度は,梢端と根張りを除いた部分の平均で6.07%と比較的良好な結果であった.また,この林分相対幹曲線に基づいた径級別本数予測方法は,末口直径の平均,径級別本数分布,採材材積および必要種駒数のいずれにおいても,実測値とほぼ等しかったことから,本方法は実用的かつ有効なものであると考えられた.

    DOI: 10.15017/10934

  • ImadaMorio, KunisakiTakashi, MizoueNobuya, TeraokaYukio .  Optimum Planting Density for Japanese Oak (Quercus mongolica var. grosseserrata) Based on Spacing Experiment with Systematic Design : .  Journal of forest research2 ( 2 ) 89 - 93   1997年3月査読 国際誌

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    記述言語:英語   出版者・発行元:Japanese Forestry Society  

    A spacing experiment for Japanese oak (Quercus mongolica var. grosseserrata) wlth Nelder's design have been studied at the Kyushu University Forest in Hokkaido, since 1975. The oak seedlings were planted according to systematic spacings which were 20 levels varying gradually from 40,816 to 1,086 seedlings per hectare with concentric circular arcs (22 in number) and spokes (41 in number). In 1992 when the planted oak seedlings were 18-year-old. DBH, crown diameter, total height and clear length of the survival trees were measured. Based on the results obtained from analyzing the relationships between planting density and the mean values of each block, the optimum planting density should be 7,241 seedlings per hectare.

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書籍等出版物

  • 森林列島再生論 : 森と建築をつなぐイノベーション「森林連結経営」

    塩地 博文, 文月 恵理, 高口 洋人, 松本 晃, 酒井 秀夫, 寺岡 行雄( 担当: 分担執筆)

    日経BP  2022年  ( ISBN:9784296112906

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    記述言語:日本語 著書種別:学術書

    CiNii Books

  • 森林とサプライチェーンをつなぐ.森林列島再生論

    寺岡行雄( 担当: 共著 ,  範囲: 165-191pp.)

    日経BP  2022年9月 

  • スマート林業から林業DXへICT林業の最新技術

    加治佐剛, 寺岡行雄( 担当: 共編者(共編著者))

    全国林業改良普及協会  2022年1月 

  • ICT林業の最新技術 : スマート林業から林業DXへ

    加治佐 剛, 寺岡 行雄

    全国林業改良普及協会  2022年  ( ISBN:9784881384299

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    記述言語:日本語

    CiNii Books

  • 地域の林業戦略に活かす林業ICT

    寺岡行雄(編著)・狩屋健一・眞鍋豊宏( 担当: 編集)

    全国林業改良普及協会  2020年2月 

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    総ページ数:136pp   担当ページ:11-55   記述言語:日本語 著書種別:学術書

  • 六演習林スギ品種試験地第Ⅴ試験地の成長結果について

    寺岡行雄・緒方将大・山下盛章・佐藤政宗・芦原誠一・井倉洋二( 担当: 共著)

    鹿大演習林研究報告  2014年3月 

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    記述言語:日本語 著書種別:調査報告書

  • 地上設置型3Dレーザースキャナによる立木計測の精度について

    寺岡行雄・木原 宏・大迫信之・下鵜瀬昭広( 担当: 共著)

    九州森林研究  2013年3月 

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    記述言語:日本語 著書種別:調査報告書

  • 鹿児島県における暖房用薪の需要と生産について

    前田清水・寺岡行雄・佐藤政宗( 担当: 共著)

    九州森林研究  2013年3月 

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    記述言語:日本語 著書種別:調査報告書

  • 植栽密度の違いが植栽木の成長に及ぼす影響-ヒノキ34年生林分における事例.「低コスト造林・育林技術最前線」

    寺岡行雄( 担当: 共著)

    全国林業改良普及協会  2013年1月 

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    記述言語:日本語 著書種別:学術書

  • 環境科学シンポジウム2010(記録)8.森林バイオマスシンポジウム -山を動かす-、

    寺岡行雄・迫田章義・高梨啓和( 担当: 共著)

    環境科学会誌  2010年12月 

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    記述言語:日本語 著書種別:調査報告書

  • モウソウチク林での伐採季節と伐採幅の違いが竹再生過程に及ぼす影響(速報

    久米村明・竹内郁雄・寺岡行雄( 担当: 共著)

    九州森林研究  2010年3月 

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    記述言語:日本語 著書種別:調査報告書

  • 鹿児島大学における林業生産技術者養成プログラムについて

    寺岡行雄・枚田邦宏・奥山洋一郎( 担当: 共著)

    九州森林研究  2009年3月 

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    記述言語:日本語 著書種別:調査報告書

  • 地位指数.スギ構造材(今田盛生編著「森林組織計画」)

    寺岡行雄( 担当: 単著)

    九州大学出版会  2005年 

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    記述言語:日本語 著書種別:学術書

  • ゼロエミッション屋久島プロジェクト-循環型社会へ移行するためのシナリオ-

    寺岡行雄(共著)( 担当: 共著)

    海象社  2004年1月 

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    記述言語:日本語 著書種別:学術書

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MISC

  • 再造林時代での林業イノベーションの必要性

    寺岡行雄

    林経協季報杣径   58   1 - 5   2020年10月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)   出版者・発行元:一般社団法人日本林業経営者協会  

  • 成長産業化する国内ICT林業

    寺岡行雄、田中 征治、中村 成希、山﨑 太郎、桝田 孝一郎

    電波技術協会報   336   32 - 36   2020年9月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)   出版者・発行元:一般財団法人電波技術協会  

  • 九州の木質バイオマス発電を支えるもの

    寺岡行雄

    地球温暖化   68   32 - 33   2020年7月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

  • 「林業・森林技術×○○」他分野とのコラボでつくる林業イノベーション

    寺岡行雄

    第53回森林・林業技術シンポジウム講演集   1 - 4   2020年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)   出版者・発行元:全国林業試験研究機関協議会  

  • 新しい林業のためのG空間情報とICTの活用

    寺岡行雄

    森林計画研究会報   474   1 - 4   2019年9月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)   出版者・発行元:森林計画研究会  

  • 特集 ICTが拓く林業ビジネスの近未来(3)-量産型システムにおける高収益型林業の確立に向けて-

    寺岡行雄

    山林   1624   21 - 28   2019年9月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)   出版者・発行元:大日本山林会  

  • ICT を活用したスマート林業の技術

    寺岡行雄

    JATAFFジャーナル   7 ( 7 )   3 - 8   2019年7月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)   出版者・発行元:農林水産・食品産業技術協会  

  • 人吉市のスマート林業構築の取組

    寺岡行雄

    森林技術   925   12 - 15   2019年4月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)   出版者・発行元:日本森林技術協会  

  • 森林・林業分野でのICTとG空間情報のさらなる活用に向けて

    寺岡行雄

    森林技術   886   4 - 7   2016年1月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)   出版者・発行元:日本森林技術協会  

  • 南九州におけるバイオマスエネルギー事情

    寺岡行雄

    環境と安全   4 ( 3 )   247 - 249   2013年9月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 鹿児島における木質バイオマス燃料の利用拡大に向けて

    寺岡行雄

    地域経済情報   256   2 - 5   2011年7月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 低コスト林業をねらった林業経営

    寺岡行雄

    林木の育種   232   20 - 21   2009年7月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • モウソウチク林での伐採季節と伐採幅の違いが翌年の竹再生に及ぼす影響 査読

    柳瀬隆史・竹内郁雄・寺岡行雄

    九州森林研究   60   51 - 54   2007年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)  

  • 鹿児島県におけるモウソウチク林の地上部現存量 査読

    村上桂太・竹内郁雄・寺岡行雄

    九州森林研究   59   121 - 124   2006年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)  

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講演・口頭発表等

  • 福本 桂子, 寺岡 行雄, 加治佐 剛 .  下刈り回数の違いがスギ植栽木の成長に与える影響 .  日本森林学会大会発表データベース  2015年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

    下刈り回数の省力化を検討する目的で,鹿児島大学農学部附属高隈演習林内の9年生スギ林分を対象として,下刈りを毎年実施,隔年実施,未実施等の下刈り実施回数とパターンの異なる7試験区を設定した。各試験区の雑草木の侵入状況とスギの成長を比較した結果,下刈りが終了した時期が早いほど,スギと雑草木の競合は顕在化していた。また,繰り返し下刈りを実施することによって雑草木の群落高は低くなっていた。スギの樹高とDBHの成長については,植栽後2年間下刈りを実施しなかった試験区が他の試験区と比較して有意に小さかったことから,植栽後2年間の下刈り省略はスギの成長に大きな影響を及ぼすことが示唆された。植栽後1年目の下刈りを省略した場合でも,2年目から連続で下刈りを実施することによって,スギの成長に与える影響は軽減されることが明らかになった。

  • 佐保田 万智子,加治佐剛,寺岡行雄 .  木口画像を用いた丸太個体識別における疑似マーカーの有効性評価 .  第76回九州森林学会大会  九州森林学会

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    開催年月日: 2020年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン  

    日本の木材輸出は2013年以降増加傾向にあり,それに伴い木材の合法性や持続可能性を証明する木材産地証明が求められるようになっている.木材産地証明により,盗伐や違法伐採の抑制や,木質バイオマスの間伐材証明も可能となり,持続可能な林業経営が促進される.木材産地証明には,従来よりQRコードやRFIDタグを利用した手法が用いられてきたが,タグの装着作業や製材過程での張り直しなど,作業の煩雑化やコスト増加など課題が多いことがわかっている.その解決のため,丸太木口画像を個体識別に利用する手法を提案する.丸太の特徴量として木口の輪郭,年輪,髄,節の位置や形状,向きを自動抽出し利用することを検討しており,本発表では,節を模した疑似マーカーを用いた個体識別の有効性を評価する.疑似マーカーを木口画像にランダムに添付し,その形状と座標情報から事前に登録しておいた木口画像の特徴点と照合し,その精度を評価する.

  • 黒木 俊太朗,加治佐 剛,寺岡 行雄,石田 修司,米本 和真,上田 正博,阿部 博明 .  二時期のデジタル航空写真から得られたDSM差分画像による施業状況検出 .  第76回九州森林学会大会  九州森林学会

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    開催年月日: 2020年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン  

    現在,南九州では森林の伐採活動が活発になっており,伐採地の把握や管理が重要となっている。しかし,現地調査等で伐採状況の把握を行うと,多大な労力と時間を要する問題がある。そのため,伐採状況の検出をリモートセンシング技術を利用して行うことが出来れば,現地調査を行わずに伐採地を把握できる可能性がある。そこで本研究では,二時期の航空写真から得られた森林の施業前後のDSMデータを比較して差分画像から施業状況を検出する。発表では,二時期のDSM差分画像からの伐採検出精度について報告する。

  • 加治佐 剛,北原 健太郎,牧野耕輔,寺岡行雄 .  森林内での電波伝搬における樹木密度の影響 .  第76回九州森林学会大会  九州森林学会

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    開催年月日: 2020年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン  

    林業の成長産業化を進めるにあたり,森林域での通信環境の確保が重要となってくる。電波は遮蔽物があれば,遮断および回折が生じるため,森林内は開空地域と比べて伝搬距離が短くなると考えられる。しかしながら,これまでに森林内における電波伝搬に関する報告は限られている。樹木密度の違いは森林内の電波伝搬に大きく影響すると考えられるが,どの程度電波伝搬を阻害するかは明らかになっていない。そこで本研究の目的は,樹木密度の違いが森林内の電波伝搬にどのように影響するかを明らかにすることである。

  • 寺岡行雄・堤彩香 .  資源再生からみたモウソウチク林の輪伐期 .  第76回九州森林学会大会  九州森林学会

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    開催年月日: 2020年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン  

    大部分のモウソウチク林が放置され,その取り扱いが社会問題化している。モウソウチクを資源として利活用する動きが見られているが,将来にわたってどの程度の量の利用が可能なのかは,資源循環を決めるモウソウチク林の輪伐期で考えることができる。小面積帯状伐採からの回復過程の結果から,モウソウチク林の資源循環と輪伐期について検討した。

  • 森部民恵、加治佐剛、寺岡行雄 .  南九州における枝物複合経営モデルの構築 .  第76回九州森林学会大会  九州森林学会

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    開催年月日: 2020年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン  

    シキミ,ヒサカキ,サカキといった枝物は,近年国産の需要が高まってきており,有望な特用林産物と考えられている。  また,サカキは陰樹であり林冠下での栽培に適している。このことから,スギやヒノキの林冠下ではサカキ,畑ではシキミ,ヒサカキを栽培することによって,人工林用材生産と枝物栽培を組み合わせた枝物複合経営を可能にする。枝物複合経営は,放棄地の活用及び連年での収入を得ることのできる,安定的な林業経営に繋がると期待されている。しかし,枝物は栽培技術は注目されているものの,複合経営という観点からの研究はない。そこで本研究では,鹿児島県の枝物専業農家に聞き取り調査を行い,枝物複合経営の経営モデルを構築することを目的とした。

  • 福本桂子・北原文章・細田和男・芦原誠一・加治佐剛・寺岡行雄 .  下刈り回数の削減が雑木の侵入状況と除伐作業時間に与える影響 .  第10回関東森林学会群馬大会  関東森林学会国際会議

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    開催年月日: 2020年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン  

    持続可能な森林経営を行う上で,初期育林コストを削減することが重要である。特に,下刈りコストの削減が求められてきた。下刈りを省いた場合,下刈りコストは削減される。その一方で,下刈りを省くことにより雑木が繁茂し,除伐のコストが増加する可能性がある。しかし,下刈り回数の削減が除伐コストに与える影響は明らかにされていない。そこで本発表では,鹿児島県に設置された下刈り試験地を対象に,下刈り回数の削減が雑木の侵入状況と除伐作業時間に与える影響を検証した。

  • 森部民恵, 加治佐剛, 寺岡行雄 .  スギ人工林内での枝物複合経営モデル-鹿児島県志布志市サカキ栽培を事例として- .  第75回九州森林学会大会研究発表会  九州森林学会国際会議

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    開催年月日: 2019年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:鹿児島大学  

  • 大城海斗, 加治佐剛, 寺岡行雄 .  森林域における高度別電波受信強度の変化 .  第75回九州森林学会大会研究発表会  九州森林学会

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    開催年月日: 2019年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:鹿児島大学  

  • 加治佐剛, 寺岡行雄 .  森林域での情報通信技術の利用可能性 .  第75回九州森林学会大会研究発表会  九州森林学会

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    開催年月日: 2019年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:鹿児島大学  

  • 寺岡行雄 .  市町村における森林・林業分野でのICTの活用について .  第75回九州森林学会大会研究発表会  九州森林学会

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    開催年月日: 2019年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:鹿児島大学  

  • Machiko Sahoda, Hiroyuki Fukunaga, Yukio Teraoka, Tsuyoshi Kajisa .  Review of lumber traceability system in Japan .  SFEM 2019: The International Symposium of Sustainable Forest Ecosystem Management - Accelerating Innovation for Multiple Ecosystem Services  Forest Planning Society国際会議

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    開催年月日: 2019年8月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    開催地: かでる2.7(札幌市)  

  • 福本桂子・寺岡行雄・加治佐剛 .  下刈り回数の違いがスギ植栽木の成長に与える影響 .  第126回日本森林学会  第126回日本森林学会

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    開催年月日: 2015年3月

    記述言語:日本語  

    開催地:北海道  

    国内学会

  • 寺岡行雄・前田清水 .  鹿児島県における木質チップボイラーへの燃料供給について .  第126回日本森林学会  第126回日本森林学会

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    開催年月日: 2015年3月

    記述言語:日本語  

    開催地:北海道  

    国内学会

  • 福本桂子,寺岡行雄,金城智之,山下盛章,加治佐剛 .  下刈り実施回数によるスギの樹高成長の違いについて .  第70回九州森林学会  第70回九州森林学会

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    開催年月日: 2014年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:佐賀  

    国内学会

  • 寺岡行雄 .  伐期に達したスギ精英樹の総合評価 ―高隈演習林6演習林スギ品種第5試験地の結果から― .  第70回九州森林学会  第70回九州森林学会

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    開催年月日: 2014年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:佐賀  

    国内学会

  • 寺岡行雄 .  九州におけるバイオマス発電について .  第125回日本森林学会  第125回日本森林学会

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    開催年月日: 2014年3月

    記述言語:日本語  

    開催地:埼玉  

    国内学会

  • 前田清水、寺岡行雄、小幡透 .  チップボイラーに供給する燃料チップの乾燥 .  第69回九州森林学会  第69回九州森林学会

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    開催年月日: 2013年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:宮崎  

    国内学会

  • 福本桂子、寺岡 行雄、山下盛章 .  被圧から解放されたスギ植栽木の成長回復 .  第69回九州森林学会  第69回九州森林学会

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    開催年月日: 2013年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:宮崎  

    国内学会

  • 萩野香澄、寺岡行雄 .  チップ原木における材積から重量への換算係数について .  第69回九州森林学会  第69回九州森林学会

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    開催年月日: 2013年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:宮崎  

    国内学会

  • 山下盛章、寺岡行雄、金城智之、福本桂子 .  スギ幼齢林分における下刈り省力化を目的とした下刈り実施年数と植栽密度の検討 .  第69回九州森林学会  第69回九州森林学会

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    開催年月日: 2013年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:宮崎  

    国内学会

  • 寺岡行雄、園田高士、岡 勝、松元正美 .  全木重量測定によるスギの葉枯らし乾燥について .  第69回九州森林学会  第69回九州森林学会

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    開催年月日: 2013年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:宮崎  

    国内学会

  • Moriaki YAMASHITA, Keiko FUKUMOTO, Yukio TERAOKA and Ikuo TAKEUCHI .  Development of the low cost silvicultural system for ensuring re-planting in southern Kyushu .  Joint International Symposium By Korea, Taiwan and Japan- Sustainable Forest Ecosystem Management in Rapidly Changing World -  Joint International Symposium By Korea, Taiwan and Japan- Sustainable Forest Ecosystem Management in Rapidly Changing World -国際会議

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    開催年月日: 2013年9月

    記述言語:英語  

    開催地:鹿児島  

    国際学会

  • 寺岡行雄・佐藤政宗 .  九州における木質バイオマス発電のための燃料生産の可能性について .  第124回日本森林学会  第124回日本森林学会

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    開催年月日: 2013年3月

    記述言語:日本語  

    開催地:岩手  

    国内学会

  • 福本桂子、山下盛章、寺岡行雄 .  無下刈りスギ幼齢林におけるスギ植栽木と雑草木との競合-斜面位置の違いによる侵入広葉樹の特徴- .  124回日本森林学会大会  124回日本森林学会大会

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    開催年月日: 2013年3月

    記述言語:日本語  

    開催地:岩手  

    国内学会

  • Bawadi Abdullah, Yoshimitsu Uemura, Noridah Osman, Takami Kai, Hirokazu Takanashi, Yukio Teraoka .  Effects of Pellet Feed and Air Supply Rates On the Combustion Behavior of Spruce Pellets in a Grid-Type Stove .  2012 AIChE Annual Meeting, 167b, Pittsburgh, USA  2012 AIChE Annual Meeting, 167b, Pittsburgh, USA国際会議

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    開催年月日: 2012年10月

    記述言語:英語  

    開催地:米国  

    国際学会

  • 山下盛章・寺岡行雄 .  スギ7年生造林木の月毎の成長量 .  第68回九州森林学会  第68回九州森林学会

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    開催年月日: 2012年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:熊本  

    国内学会

  • 前田清水・寺岡行雄・佐藤政宗 .  鹿児島県における暖房用薪の需要と生産について .  第68回九州森林学会  第68回九州森林学会

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    開催年月日: 2012年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:熊本  

    国内学会

  • 寺岡行雄・木原 宏・大迫信之・下鵜瀬昭広 .  地上設置型3Dレーザースキャナによる立木計測の精度について .  第68回九州森林学会  第68回九州森林学会

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    開催年月日: 2012年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:熊本  

    国内学会

  • Teraoka, Y., M. Sato and S. Ijichi .  Characteristics of wood chip fuel demand and supply in south-west Japan .  World Bioenergy 2012  World Bioenergy 2012国際会議

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    開催年月日: 2012年5月

    記述言語:英語  

    開催地:Jonkoping, Sweden  

    国際学会

  • 金城智之・寺岡行雄・芦原誠一・井倉洋二・山川博美 .  下刈り実施年数の違いにおける雑草木が植栽木の成長に及ぼす影響 .  第67回日本森林学会九州支部会研究発表会  第67回日本森林学会九州支部会研究発表会

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    開催年月日: 2011年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:鹿児島  

    国内学会

  • 佐藤政宗・寺岡行雄 .  ヤクスギ土埋木生産の変遷と現状について .  第67回日本森林学会九州支部会研究発表会  第67回日本森林学会九州支部会研究発表会

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    開催年月日: 2011年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:鹿児島  

    国内学会

  • 浦めぐみ・寺岡行雄 .  帯状伐採を行った放置モウソウチク林の6年間の再生状況 .  第67回日本森林学会九州支部会研究発表会  第67回日本森林学会九州支部会研究発表会

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    開催年月日: 2011年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:鹿児島  

    国内学会

  • 伊地知秀太・寺岡行雄 .  鹿児島県における木質チップ燃料の供給実態と課題 .  第67回日本森林学会九州支部会研究発表会  第67回日本森林学会九州支部会研究発表会

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    開催年月日: 2011年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:鹿児島  

    国内学会

  • 寺岡行雄・伊地知秀太 .  木質チップボイラーへ供給されるチップの含水率と経済性 .  122回日本森林学会大会  122回日本森林学会大会

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    開催年月日: 2011年4月

    記述言語:日本語  

    開催地:静岡  

    国内学会

  • 寺岡行雄・末松綾子・竹内郁雄・福島大輔 .  鹿児島県桜島におけるツバキ油生産について .  第66回日本森林学会九州支部研究発表会  第66回日本森林学会九州支部研究発表会

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    開催年月日: 2010年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:長崎  

    国内学会

  • 浦めぐみ・寺岡行雄・竹内郁雄 .  帯状伐採を行ったモウソウチク林における発生稈の枯死について .  第66回日本森林学会九州支部研究発表会  第66回日本森林学会九州支部研究発表会

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    開催年月日: 2010年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:長崎  

    国内学会

  • 金城智之・寺岡行雄・竹内郁雄・芦原誠一・井倉洋二 .  下刈り実施パターンの違いが植栽木に及ぼす影響 .  第66回日本森林学会九州支部研究発表会  第66回日本森林学会九州支部研究発表会

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    開催年月日: 2010年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:長崎  

    国内学会

  • 寺岡行雄 .  国内の林業生産システムについて .  環境科学会2010年会  環境科学会2010年会

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    開催年月日: 2010年9月

    記述言語:日本語  

    開催地:東京  

    国内学会

  • 寺岡行雄 .  木質バイオマス燃料の利用実態と見通しについて-九州地域における事例から- .  第121回日本森林学会  第121回日本森林学会

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    開催年月日: 2010年4月

    記述言語:日本語  

    開催地:茨城  

    国内学会

  • 寺岡行雄・合志知浩 .  スギ末木枝条の野外乾燥過程とモデル化 .  環境科学会2009年会  環境科学会2009年会

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    開催年月日: 2009年9月

    記述言語:日本語  

    開催地:北海道  

    国内学会

  • 寺岡行雄 .  九州内の動きから見える木質バイオマス利用と供給の方向性 .  第120回日本森林学会  第120回日本森林学会

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    開催年月日: 2009年3月

    記述言語:日本語  

    開催地:京都  

    国内学会

  • 寺岡行雄・稲垣良平 .  丸太の野外乾燥過程について .  第119回日本森林科学会大会  第119回日本森林科学会大会

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    開催年月日: 2008年3月

    記述言語:日本語  

    開催地:東京  

    国内学会

  • 寺岡行雄 .  木質ペレットの吸湿性について .  日本森林学会九州支部会  日本森林学会九州支部会

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    開催年月日: 2007年11月

    記述言語:日本語  

    開催地:佐賀  

    国内学会

  • 寺岡行雄 .  儲かる林業のために何が必要か-鹿児島での取り組み- .  2007年 日本森林学会・日本木材学会公開シンポジウム  2007年 日本森林学会・日本木材学会公開シンポジウム

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    開催年月日: 2007年4月

    記述言語:日本語  

    開催地:福岡  

    国内学会

  • 寺岡行雄 .  これからの林業のために必要な森林情報 .  平成19年森林計画学会春季シンポジウム「林業情報とその計測技術」  平成19年森林計画学会春季シンポジウム「林業情報とその計測技術」

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    開催年月日: 2007年4月

    記述言語:日本語  

    開催地:福岡  

    国内学会

  • 竹内郁雄・寺岡行雄 .  スギ,ヒノキ列状間伐林における台風被害 .  第118回日本森林学会大会  第118回日本森林学会大会

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    開催年月日: 2007年4月

    記述言語:日本語  

    開催地:福岡  

    国内学会

  • 寺岡行雄・安里練雄・新岡寛士 .  アカギ人工林の成長経過 .  第118回日本森林学会大会  第118回日本森林学会大会

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    開催年月日: 2007年4月

    記述言語:日本語  

    開催地:福岡  

    国内学会

  • Takanashi, H., Teruhiro, S., Nakajima, T., Ohki, A., Kai, T., Uemura, Y., Teraoka, Y. .  Prediction of fuelwood value index from elemental composition .  Japan/Taiwan/Korea Chemical Engineering Conference 2006  Japan/Taiwan/Korea Chemical Engineering Conference 2006国際会議

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    開催年月日: 2006年11月

    記述言語:英語  

    開催地:鹿児島  

    国際学会

  • Kai, T., Takahashi,T., Teraoka, Y., Takanashi, H., Tsutsui, T. .  Feasibility study on utilization of woody biomass as energy resources on small islands .  Japan/Taiwan/Korea Chemical Engineering Conference 2006  Japan/Taiwan/Korea Chemical Engineering Conference 2006国際会議

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    開催年月日: 2006年11月

    記述言語:英語  

    開催地:鹿児島  

    国際学会

  • 村上桂太・寺岡行雄・竹内郁雄 .  鹿児島県さつま町におけるモウソウチク林拡大の実態と特徴 .  第62回日本林学会九州支部大会  第62回日本林学会九州支部大会

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    開催年月日: 2006年11月

    記述言語:日本語  

    開催地:宮崎  

    国内学会

  • TERAOKA, Y. and GOUSHI, T. .  Calorific value change of slash as logging residues after biological-drying under humid weather conditions in Japan .  World Bioenergy 2006  World Bioenergy 2006国際会議

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    開催年月日: 2006年5月

    記述言語:英語  

    開催地:スウェーデン  

    国際学会

  • 寺岡行雄 .  離島部における木質バイオマス利用の課題と展望について .  第117回日本森林学会大会  第117回日本森林学会大会

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    開催年月日: 2006年4月

    記述言語:日本語  

    開催地:東京  

    国内学会

  • 寺岡行雄・竹内郁雄・荒木美喜 .  モウソウチク林の林分構造と現存量 .  第61回日本林学会九州支部大会  第61回日本林学会九州支部大会

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    開催年月日: 2005年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:熊本  

    国内学会

  • 寺岡行雄 .  「儲かる林業研究会」の設立について .  第61回日本林学会九州支部大会  第61回日本林学会九州支部大会

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    開催年月日: 2005年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:熊本  

    国内学会

  • 寺岡行雄・合志知浩 .  スギ末木枝条の野外乾燥のモデル化 .  第116回日本森林学会大会  第116回日本森林学会大会

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    開催年月日: 2005年4月

    記述言語:日本語  

    開催地:北海道  

    国内学会

  • 合志知浩・寺岡行雄 .  スギ末木枝条の乾燥過程について-野外での自然乾燥- .  第60回日本林学会九州支部大会  第60回日本林学会九州支部大会

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    開催年月日: 2004年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:鹿児島  

    国内学会

  • 寺岡行雄・合志知浩 .  スギ末木枝条の乾燥過程について-制御環境下での乾燥- .  第60回日本林学会九州支部大会  第60回日本林学会九州支部大会

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    開催年月日: 2004年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:鹿児島  

    国内学会

  • TERAOKA, Y. and GOUSHI, T. .  Calorific value estimation of slash as logging residues after biological-drying .  International symposium on the role of forests for coming generations (in Utsunomiya University)  International symposium on the role of forests for coming generations (in Utsunomiya University)国際会議

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    開催年月日: 2004年10月

    記述言語:英語  

    開催地:栃木  

    国際学会

  • 寺岡 行雄, 前田 清水 .  鹿児島県における木質チップボイラーへの燃料供給について .  日本森林学会大会発表データベース  2015年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

    木質バイオマスボイラーのトラブルの多くは木質燃料の含水率に起因している。木質燃料の普及を図るため、チップ燃料の乾燥について明らかにする。本研究では、メッシュコンテナ(側面と底面がメッシュ状になり、空気が通るようにしたコンテナ)にスギチップを投入し、木材乾燥機を用いた乾燥実験を行った。21時間の人工乾燥により、含水率53%のチップが23%に低下し、コンテナを用いての乾燥は有効であることが分かった。次に、チップが空気と触れる面積を大きくすることで乾燥効果が高いと考え、コンテナ内にメッシュ状の直径約10cmのパイプを設置し、温風がチップに接触する面積を大きくした。しかし、チップの含水率はパイプ設置をしても有意な差は認められなかった。さらに、乾燥機からチップを取り出した後に撹拌すると、含水率が低下することが確認できた。木質燃料は形態に関わらず、含水率を下げることが品質上重要である。現段階では、木質燃料の人工乾燥についての研究は少なく、効果的な乾燥方法が確立されていない。今回の実験によって、木材乾燥機を用いた燃料チップの人工乾燥が有効であることが分かった。

  • 寺岡 行雄 .  九州における 林業・木材産業の展開と技術者養成 .  第2回日独林業シンポジウム  2017年11月 

  • 寺岡 行雄 .  新しい林業の展開について .  造士館講座 夏期集中講座  2017年8月 

  • 寺岡 行雄 .  林業もスマート化 -ICTの活用で林業は変われるか?- .  長崎県林業コンサルタンツ50周年記念  2017年10月 

  • 寺岡 行雄 .  鹿児島における 二酸化炭素排出量削減への 森林・木材の貢献 .  きゅうでん環境セミナー2017  2017年6月 

  • 寺岡 行雄 .  離島部における木質バイオマス利用の課題と展望について .  日本森林学会大会発表データベース  2006年  日本森林学会

  • 福本 桂子, 太田 徹志, 溝上 展也, 吉田 茂二郎, 寺岡 行雄, 加治佐 剛 .  雑草木群落高と下刈り作業量の関係解析 .  日本森林学会大会発表データベース  2016年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

    持続可能な林業経営を行う上で,初期育林コストの削減は重要な課題である。その中でも下刈り回数の削減に注目が集まっている。下刈り回数を削減した場合,雑草木が成長し1回当たりの下刈り作業量が増加する可能性があるため,結果として下刈り回数の削減が初期育林コストの削減につながらないことも考えられる。しかし,下刈り回数を省いた場合の作業量について研究された事例は少ない。そこで本発表では,下刈り実施回数およびスケジュールの異なるスギ幼齢林分を対象に,雑草木群落高,スギの樹高,植栽密度を説明変数とする下刈り作業量モデルの構築を試みた。また,構築したモデルを用いて下刈り実施スケジュール別の下刈り作業量を推定したので,その結果を報告する。

  • 板谷 洋輔, 加治佐 剛, 大野 勝正, 寺岡 行雄 .  航空機LiDARによるスギ・ヒノキ大径木の抽出とみちびきを用いた現地確認 .  日本森林学会大会発表データベース  2016年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

    近年,日本では木材需要の拡大のため公共建築物の木造化が推進されている。しかし,公共木造建築物は建築物の規模により,一般に流通されている木材とは異なる大きさ・長さの材が大量に求められる。しかしながら,そのような大きさ・長さの材に対応する立木情報は整備されていない。一方でレーザー測量などのリモートセンシング技術の発展から,正確な森林資源の状態,特に単木の立木情報を把握することが可能になってきている。さらに,これまでの衛星測位システムによる森林内での位置測位は十分ではなかったが,準天頂衛星の打ち上げにより森林内でも高精度な位置測位が行われることが期待されている。そこで本研究では,航空機LiDARを利用した森林のデータから胸高直径50cm以上となる大径木の抽出を行った。また,準天頂衛星のみちびきを利用して抽出された大径木までの到達について検証した。

  • 加治佐 剛, 鎌田 侑成, 寺岡 行雄 .  航空機LiDAR-DTMとUAV-SfMの組み合わせによるスギ人工林の樹高計測 .  日本森林学会大会発表データベース  2016年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

    近年、航空機LiDAR計測やドローンを用いた写真測量に森林の現況把握が盛んに行われている。航空機LiDARによって林冠高および地盤高が計測できるため、樹高計測が可能となってきているが、何度も計測するには莫大な費用がかかる。その一方で無人航空機が汎用的になり、森林所有者等が森林の状態を知りたいときに簡単に撮影できるようになってきている。そこで本研究では、地盤高情報として航空機LiDARデータを、樹冠高情報をUAVから撮影した画像をもとにSfMによる3次元モデリングを用いることによるスギ人工林の樹高計測精度を検証する。

  • 福本 桂子, 寺岡 行雄 .  無下刈りスギ幼齢林におけるスギ植栽木と雑草木との競合 -斜面位置の違いによる侵入広葉樹の特徴- .  日本森林学会大会発表データベース  2013年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

    斜面位置の違いによる,雑草木とスギ植栽木の競合を明らかにする目的で,鹿児島大学高隈演習林無下刈りスギ7年生林分(スギ人工林皆伐後,1500本/haで植栽)を対象に植生調査を行った。斜面上部から5m幅で7つの帯に区分した。各帯内にスギ植栽木を中心とした2m四方のコドラートを2~4箇所(計21箇所)設定し,コドラート内の1.2m以上の木本を対象に樹種およびサイズを測定した。また雑草木による被圧の影響がない,隣接している毎年下刈り区のスギ植栽木の樹高を斜面上部から測定した。その結果,雑草木の幹数・種数は斜面上部から下部にかけ減少し,林冠を構成している樹種は先駆性樹種を主とする落葉樹種で構成されていた。雑草木の平均樹高は斜面下部の方が上部より高くなった。無下刈り区の植栽木の平均樹高は斜面上部から下部にかけ低くなるのに対し,毎年下刈り区では斜面上部から下部にかけ高くなる傾向がみられたことから,無下刈り区の植栽木は雑草木による被圧の影響を受け,樹高成長が抑制されていることが考えられた。このことから,被圧による植栽木の樹高成長抑制のモデル化の検討を行った。

  • 寺岡 行雄 .  森林資源と林業生産の観点からみた安定的燃料供給の条件について .  日本森林学会大会発表データベース  2016年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

    森林資源と林業生産の観点からみた安定的燃料供給の条件について、森林計画から見た長期的な課題について議論を提供する。まず、資源量の観点からはセンサスデータ等の統計データからは、木材蓄積が50億m<sup>3</sup>、成長量も1億m<sup>3</sup>とされ、国内の木材需要を十分にまかなうことが可能である。しかし、その森林資源を市場に供給するためには、木材伐採を可能とする林業労働力、導入機械および作業システムが必要である。生産した木材を用材(製材・合板用とパルプ用材)と燃材への配分の問題もある。また、木質バイオマス燃料の供給に関わる採算性も重要な観点であることから、FIT等による買い取り価格の設定と用材供給への影響、生産対象森林の森林経営計画、補助金に関する検討も必要である。さらに、持続的な木材供給の観点から、再造林を担保するための、森林経営意欲、収益性、労働力の安定性、省力化造林技術の開発も含めて、バイオマス発電用燃料の安定的供給が可能となると考える。

  • 野堀 嘉裕, 龍原 哲, 吉本 敦, 寺岡 行雄, 伊藤 太一 .  森林計画最前線 : 緑豊かな森林の育成を目指した最新研究 .  日本森林学会誌 = Journal of the Japanese Forest Society  2005年12月  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

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  • 北原 健太郎, 寺岡 行雄, 加治佐 剛 .  森林内における電波減衰の影響 .  日本森林学会大会発表データベース  2021年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

    <p>我が国の人工林の50%は伐期に達し利用期を迎えている。また、高性能林業機械の導入よる機械化が進む一方で、情報化によるスマート林業の必要性が高まっている。このため森林資源量を正確に把握し、素材生産を円滑に進めることは急務である。しかし、森林内では携帯電波圏外になることが多く、周囲の作業者同士での連絡手段はトランシーバーか直接対面であり、非効率な状況が発生している。そこで本研究では、昨今センサーネットワークで用いられるようになってきたLPWA(Low Power Wide Area)通信技術を用いた通信を森林内で行い、枝葉や樹幹による電波減衰の影響をあきらかにすることを目的とし実験を行った。地形の条件を無視するため、北海道苫小牧市の直線かつ平坦な林道を試験地とした。上空が閉鎖している林相(アカエゾマツ34年生)と、上空が疎開している林相(ダケカンバ125年生)の2箇所を使用した。LPWAの2.4GHzと920MHz帯の2種類の周波数での通信機を使用し森林内通信での電波強度を測定し、電波強度と森林構造、通信距離の関係について検討した。更に、数珠つなぎでデータを送信するマルチホップでの森林内における中継機の適切な配置についての検討も報告する。</p>

  • 迫田 章義, 寺岡 行雄, 高梨 啓和 .  森林バイオマスシンポジウム : 山を動かす .  環境科学会誌 = Environmental science  2010年11月 

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    記述言語:日本語  

  • 奧山 洋一郎, 寺岡 行雄, 枚田 邦宏 .  林業技術者養成プログラム受講者の属性と教育効果 .  日本森林学会大会発表データベース  2011年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

  • 寺岡 行雄 .  林業技術者養成への取り組み .  森林科学  2010年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

  • 寺岡 行雄 .  木質バイオマス燃料の利用実態と見通しについて:-九州地域における事例から- .  日本森林学会大会発表データベース  2010年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

  • 寺岡 行雄, 伊地知 秀太 .  木質チップボイラーへ供給されるチップの含水率と経済性 .  日本森林学会大会発表データベース  2011年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

  • 佐保田 万智子, 加治佐 剛, 寺岡 行雄 .  指紋認証技術を応用した丸太木口面画像の個体識別 .  日本森林学会大会発表データベース  2021年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

    <p>本発表では,木材産地証明のための新たな方法を提案する.従来の木材産地証明では,QRコードやRFIDタグの装着や製材過程での再装着時の作業が煩雑で高コストである等の課題がある.そこで,提案手法では,課題解決のために丸太木口画像を個体識別に利用する.具体的には,丸太木口の年輪模様やチェーンソー跡が形成する線の交点を個体識別の特徴量として個体識別する.実験では,スギ丸太を材料とし,時間間隔を空けて撮影した同一個体の木口画像のそれぞれ抽出した特徴量をマッチングさせ,個体識別精度を求める.個体識別精度の算出は,分類問題の性能評価指標であるROC曲線によるAUCおよび等価エラー率(EER)を用い,提案手法の有効性を検証した.</p>

  • 龍原 哲, 加藤 正人, 寺岡 行雄 .  国際研究集会「次世代のための森林の役割-森林資源管理の哲学と技術-」 .  森林計画学会誌  2005年  森林計画学会

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    記述言語:日本語  

  • 吉田 茂二郎, 加賀 英昭, 寺岡 行雄, 村上 拓彦 .  九州北部での木質バイオマスエネルギーの利用 .  日本林学会大会発表データベース  2003年  日本森林学会

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    著者らは、1999年から2001年度に科学研究として、木質バイオマスのエネルギー利用について研究を行ってきた。その研究の中で、九州のように人工林資源が豊富でかつ温暖な地方での木質バイオマスの利用方法を考えてきた。その結果、大型発電施設での利用が有効ではないかとの結論に達した。よって、現在、RPS法で新エネルギーによる発電が義務付けられようとしている電力会社をターゲットに県とともに、木質バイオマスを電力事業の中で利用できるように検討・協議を行っている。その経過を今回は発表する。

  • 寺岡 行雄 .  九州内の動きから見える木質バイオマス利用と供給の方向性 .  日本森林学会大会発表データベース  2009年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

  • 寺岡 行雄, 佐藤 政宗 .  九州における木質バイオマス発電のための燃料生産の可能性について .  日本森林学会大会発表データベース  2013年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

    FIT制度導入後の未利用林地残材を用いた木質バイオマス発電の九州地域における動向について報告する。まず,発電出力,稼働時間を想定し,設備・運転コスト,使用燃料量等を既存の事例データをもとに推定することで,燃料買い取り支出可能金額を算出した。次に,未利用林地残材からの燃料生産コストを,土場までの搬出コスト,土場でのチッピングコスト,発電プラントまで輸送コストに分けて算出した。さらに,鹿児島県内のある森林組合管内を対象として,皆伐実施面積とその空間分布を調べ,燃料チップ生産可能量を検討した。九州の大量のスギ生産量を背景とした未利用林地残材燃料に対する期待は大きいが,発電事業のためには燃料生産コストの低減,乾燥施設の導入,皆伐面積の増加や九州内複数県からの燃料調達も検討課題として挙げられる。

  • 寺岡 行雄 .  九州における木質バイオマス発電について .  日本森林学会大会発表データベース  2014年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

  • 寺岡 行雄, 稲垣 良平 .  丸太の野外乾燥過程について .  日本森林学会大会発表データベース  2008年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

  • 山下 盛章, 寺岡 行雄 .  下刈り実施パターンの違いによるスギ植栽木の成長と下刈り作業量 .  日本森林学会大会発表データベース  2013年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

    鹿児島大学高隈演習林スギ幼齢林分を対象として,植栽後の6年間に下刈りを①毎年実施,②1・3・5年目実施,③2・4・5・6年目実施,④2・3・4年目実施,⑤3・4・5・6年目実施,⑥6年間未実施,⑦1・2・3年目実施とした7つの試験地を設け,下刈り実施年数の違いによるスギ樹高と雑草木群落高の経年変化と下刈り作業量を測定し,下刈り省力の可能性を検討した。下刈り作業は毎年,森林組合の同一の作業班に委託し,7月上旬に実施,作業時間を測定した。その結果,7年生時の平均樹高は①で5.4mと最も高く,⑥で1.2mと最も低くなった。同じ下刈り実施回数でも,植栽後4年間の実施回数によりスギ植栽木の平均樹高に差が出た。また,下刈りを3年連続で実施することで,各林齢のスギ樹高を1とした時の相対雑草木群落高が低くなった。このことから,下刈りを⑦1・2・3年目実施,または④2・3・4年目に実施することでスギが雑草木に被圧される懸念がなくなると考えられる。また,⑦および④における下刈りに要した人工数合計は,①毎年実施と比べて40%,28%減少した。

  • 竹内 郁雄, 寺岡 行雄, 久米村 明 .  モウソウチク林での伐採季節と伐採幅の違いと竹再生 .  日本森林学会大会発表データベース  2009年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

  • 大村 康章, 竹内 郁雄, 寺岡 行雄, 佐藤 裕 .  ボルネオにおけるアカシア・ハイブリッド人工林の初期成長 .  日本森林学会大会発表データベース  2007年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

  • 寺岡 行雄, 合志 知浩 .  スギ末木枝条の野外乾燥のモデル化 .  日本森林学会大会発表データベース  2005年  日本森林学会

  • 寺岡 行雄, 安里 練雄, 新岡 寛士 .  アカギ人工林の成長経過:エネルギープランテーションへの可能性 .  日本森林学会大会発表データベース  2007年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

  • 加治佐 剛, 寺岡 行雄, 平 千万 .  UAV空撮による樹高推定精度に撮影高度が与える影響 .  日本森林学会大会発表データベース  2021年  日本森林学会

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    記述言語:日本語  

    <p>UAV空撮による森林計測が普及し始めている。航空機による森林計測に比べて、安価に実施できる点や必要に応じて空撮画像を取得できる点は、事業体や森林組合などの施業の実施主体が運用可能となっている。しかしながら、どのような高度で空撮が最適かとするかは十分に議論されていない。そこで、本研究の目的は、UAVを用いた空撮写真による樹高推定に撮影高度がどのように影響するかを明らかにすることである。対象地は、鹿児島大学農学部附属高隈演習林である。スギ人工林を対象に撮影高度を50m, 75m, 100m, 125mとして空撮を行った。撮影した画像をSfMにより処理し、3Dモデルを構築した。空撮画像から樹高を推定する際には、地盤高情報が必要となり、本研究では航空レーザ計測データから得られたDTMを地盤高情報として使用した。UAVから作成した地表面モデル(DSM)と航空機レーザから得られたDTMの差分から樹高を推定した。当日はこの結果をもとに最適な空撮方法について考察する。</p>

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Works(作品等)

  • 日本サステイナブルコミュニティ協会勉強会的討論ウェビナー「地域の可能性をエネルギーから考察する~バイオマス編~」

    コーディネーター:日本総合研究所主席研究員・藻谷浩介氏、JSC-A副代表理事:乾正博氏 外100名程度

    2020年9月

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    発表場所:オンライン  

    第2回目となる今回は、岡山県西粟倉村 地方創生推進室 地方創生特任参事・上山隆浩氏、愛媛県内子町森林組合 参事・大鍋直幸氏、鹿児島大学 農学部 農林環境科学科教授・寺岡行雄氏をお招きし、山の整備の重要性、林業のこれからの役割について議論を交わした。

  • バイオマスエネルギー導入コストへの市民意識調査

    2000年

共同研究・競争的資金等の研究

  • 森林境界明確化のための高画質中継による遠隔合意形成

    2020年7月 - 2021年3月

    総務省  令和2年度予算 IoTの安心・安全かつ適正な利用環境の構築 (IoT利用環境の適正な運用及び整備等に資するガイドライン等策定) 

    寺岡行雄

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:16421818円

  • 放置竹林をバイオマス資源として循環利用するための皆伐後の再生過程

    研究課題/領域番号:20K06346  2020年4月 - 2023年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    寺岡 行雄

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    配分額:2860000円 ( 直接経費:2200000円 、 間接経費:660000円 )

    大部分のモウソウチク林が放置され、その取り扱いが社会問題化している。モウソウチクを資源として利活用するためには、将来にわたってどの程度の量の利用が可能なのかは、資源循環を決めるモウソウチク林の輪伐期で考えることができる。小面積帯状伐採からの回復過程の結果から、モウソウチク林の資源循環と輪伐期について検討した。
    伐採区および対照区の8年間の発生稈本数・枯死稈本数・生存稈本数・発生稈と生存稈の平均DBHを集計した。生存稈本数の飽和状態について、放置竹林では生存稈本数が定常状態にあると想定し、対照区の平均生存稈本数を飽和状態と定義した。
    8年間の枯死のデータを用いて、稈年齢と枯死率の関係をリチャーズ関数にあてはめ、稈年齢15年生までの枯死率を算出した。伐採区での生存稈密度が4800本になるまでの期間をリチャーズ関数に当てはめて推定したところ、13年で4800本になることがわかった。したがって、伐採後13年で放置竹林の状態に戻ると示唆された。
    さらに、鹿児島県内のモウソウチク稈の成分について分析を行い、稈年齢、地域によってカリウムなどの成分構成が異なっていることが分かった。

  • スマート林業実現のための要素技術開発に関する調査・研究

    2019年7月 - 2020年6月

    民間企業  一般受託研究 

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    山村地域活性化に資するICT 等のスマート林業実現に必要となる要素
    技術の最前線の開発者を調査し、効率的で安全な地域の儲かる林業作りに使える技術を紹介・普及する。

  • ICTを活用した木材SCMシステムの構築

    2016年8月 - 2020年3月

    農林水産技術会議  革新的技樹t開発・緊急展開事業(うち地域戦略プロジェクト) 

    仁多見俊夫

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    配分額:146945000円

    木材需要者(製材業等)からの注文を受けて原木の採材を行う仕組みに変える。素材は無駄なく確実に購入してもらえ、木材需要者は必要となる原木を探す手間と時間、在庫コストを減らすことができる。需要側のコスト削減分を原木価格に上乗せすることで、高収益型木材生産・流通システムを構築する。

  • ICTを活用した木材SCMシステムの構築

    2016年4月 - 現在

    農林水産省  「革新的技術開発・緊急展開事業」(うち地域戦略プロジェクト) 

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    資金種別:競争的資金

  • Study on Forest Management System

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  • Study on woody biomass utilization

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  • Woody Biomass in energy use

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担当経験のある授業科目

  • 地域計画学

    2018年4月
    -
    現在
    機関名:鹿児島大学

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    科目区分:学部専門科目 

  • 国際森林論

    機関名:鹿児島大学

  • 森林航測論

    機関名:鹿児島大学

  • 森林計測学

    機関名:鹿児島大学

  • 森林計画学

    機関名:鹿児島大学

  • 測量学Ⅱ

    機関名:鹿児島大学

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