所属
法文教育学域法文学系 法文学部 人文学科 教授
職名
教授
ミキ ナツカ
三木 夏華
MIKI Natsuka
学位
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修士（文学） （ 2001年3月 京都大学 ）
研究キーワード
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中国語 方言 語法 語用論
研究分野
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人文・社会 / 言語学 / 中国語方言文法 語用論
経歴
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鹿児島大学 法文教育学域法文学系 法文学部 人文学科 教授
2025年4月
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鹿児島大学 日本・アジア総合文化 准教授
2003年5月 - 2025年3月
所属学協会
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日本語用論学会
2024年 - 現在
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中国近世語学会
2023年 - 現在
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九州中国学会
2015年10月 - 現在
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日本中国語学会
2015年10月 - 現在
委員歴
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日本中国語学会 大会運営委員会委員
2010年11月 - 2013年10月
団体区分：学協会
論文
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三木夏華 . 『紅楼夢』における連帯を示す罵倒語―擬似インポライトネスの観点から . 中国語研究 ( 67 ) 1 - 22 2025年10月査読
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三木夏華 . 『官話指南』における依頼表現 . VERBA 鹿児島大学言語文化論集 ( 47 ) 31 - 50 2024年3月
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三木夏華 . 清代呉語文献中的擬声詞 . 現代漢語的歴史研究 229 - 235 2015年3月国際誌
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三木夏華 . 元代明代方言資料概観 . 浙江大学出版社『中文学術前沿』第7輯 88 - 91 2014年9月国際誌
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三木夏華 . 朝鮮時代漢語教科書中所見能性結構演変 . 『韓漢語言探討（韓漢語言学研究系列４）』 学古房 267 - 287 2013年8月国際誌
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三木夏華 . 明清代呉語資料に見られる擬声語について . 『鹿大史学』 ( 60 ) 23 - 28 2013年2月
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三木夏華 . 越南胡志明市華人粤話音系 . 厳翼相編 『中国方言中的語言学與文化意蘊』韓国文化社 401 - 412 2011年9月国際誌
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三木夏華 . ベトナム・ホーチミン市における広州方言語彙 . 『鹿大史学』 ( 58 ) 35 - 44 2011年2月
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三木 夏華 . 「東南アジア華人社会における広東語―ベトナム・ホーチミンとマレーシア・クアラルンプールとの比較を通して―」 . 竹内勝徳・藤内哲也・西村明編 『クロスボーダーの地域学』南方新社 85 - 104 2011年2月
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三木夏華 . 呉語文献資料概観 . 遠藤光暁、朴在淵、竹越美奈子編『清代民国漢語研究』学古房 85 - 90 2011年2月国際誌
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三木夏華 . ベトナム・ホーチミン市における華人の広州方言の音韻体系 . 鹿児島大学『人文学科論集』 ( 72 ) 147 - 176 2010年7月
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三木夏華 . 中国語方言地理学文献目録 . 鹿児島大学法文学部紀要「人文学科論集」 ( 第68号 ) 39 - 58 2008年7月
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三木夏華 . 結構助詞“的”的詞形及其来源 . 平成16-18年度科学研究費基盤研究（B）研究成果報告書 中国語方言の言語地理学的研究－新システムによる「漢語方言地図集」の作成－（研究代表者：岩田礼 金沢大学）第3分冊 133 - 141 2007年3月
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三木夏華 . 「動詞「あるく」、「はしる」を表す語形について」 . 平成16-18年度科学研究費基盤研究（B）研究成果報告書 中国語方言の言語地理学的研究―新システムによる「漢語方言地図集」の作成―（研究代表者：岩田礼 金沢大学）第2分冊 77 - 86 2006年3月
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三木夏華 . 上海方言の「VP拉個」について . 東ユーラシア言語研究会『東ユーラシア言語研究』・好文出版※ ( 第1集 ) 161 - 174 2006年3月
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横田文彦,三木夏華 . 広西三江桂柳話、土拐話的語法比較 . 『開篇』※ ( 第24号 ) 293 - 298 2005年3月
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三木夏華 . 中国広西三江方言の文法について . 『鹿大史学』※ ( 第52号 ) 19 - 34 2005年3月
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三木夏華編 盧建補訂 . 中国語方言文法文献目録稿(1983-2003) . 『平成13-16年度科学研究費基盤（B）（１）研究成果報告書第１分冊中国語普通話文法と方言文法の多様性と普遍性に関する類型論的・認知言語学的研究』（研究代表者：古川裕 大阪外国語大学外国語学部）※ 1 - 35 2004年3月
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三木夏華 . 中国方言調査の現状と問題点―貴州茘波でのフィールドワークを通して― . 鹿児島大学全学プロジェクト報告書『新しい関係性を求めて』※ 33 - 45 2004年3月
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三木夏華 . 蘇州方言における随伴介詞の文法化 . 『鹿大史学』※ ( 第51号 ) 9 - 19 2004年1月
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三木夏華 . 北部呉語の授受構文に見られる介詞の史的変化 . 中国語学 ( 249 ) 110 - 128 2002年10月査読
書籍等出版物
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唐宋漢語文献目録 上冊
竹越孝 (編集), 遠藤光暁 (編集)（ 範囲: 詩詞曲文資料）
デザインエッグ社 2025年4月 （ ISBN:4815047499 ）
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鄭 振鐸 , 高津 孝 , 李 光貞, 柳川 順子 , 松家 裕子 , 三木 夏華, 小松 謙 , 藤田 優子 , 大木 康 , 輪田 直子, 後藤 裕也 , 岩田 和子
東方書店 2023年 （ ISBN:9784497223098 ）
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日本中国語学会（ 担当： 分担執筆）
岩波書店 2022年10月 （ ISBN:9784000803229 ）
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『中国文化史大事典』
尾崎雄二郎・竺沙雅章・戸川芳郎（ 担当： 共著）
大修館書店 2013年5月
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清代民国漢語文献目録
遠藤光暁(編者)、竹越 孝(編者)（ 担当： 共著）
学古房 2011年7月
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漢語方言解釈地図
岩田礼（編者）（ 担当： 共著）
白帝社 2009年12月
講演・口頭発表等
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三木夏華 . 『紅楼夢』における連帯を示す罵倒語―擬似インポライトネスの観点から . 第69回国際東方学者会議 2025年5月 髙津孝 シンポジウムⅢ「中国文学における感情史の構築」国際会議
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三木夏華 . 朝鮮時代漢語教科書中所見能性結構演変 . 第四届漢韓語言学国際学術研討会 第四届漢韓語言学国際学術研討会国際会議
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三木夏華 . 越南胡志明華人広州話記略 . 第六屆中国地域文化與語言国際研討会 第六屆中国地域文化與語言国際研討会国際会議
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三木夏華 . 呉語文献資料概観 . 清代民国時期漢語国際学術研討会 清代民国時期漢語国際学術研討会国際会議
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三木夏華 . 方言地理学から見た“個”の用法の拡張 . 日本中国語学会第57回全国大会 日本中国語学会第57回全国大会
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三木夏華 . ??量?的?法功能（中国語発表） . 中国語東アジア諸語研究会第10回例会 中国語東アジア諸語研究会第10回例会
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三木夏華 . 桂柳話的語法特点（中国語発表） . 2004年度第4回日本中国語学会関東支部例会 2004年度第4回日本中国語学会関東支部例会
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三木夏華 . 貴州茘波方言的“倒”和“起”（中国語発表） . 中国語東アジア諸語研究会第5回例会 中国語東アジア諸語研究会第5回例会
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三木夏華 . 上海方言の「ＶＰ拉個」について . 中国語東アジア諸語研究会第３回例会 中国語東アジア諸語研究会第３回例会
受賞
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2003年10月 日本中国語学会 『北部呉語の授受構文にみられる介詞の史的変化』『中国語学』249号 2002年
三木 夏華
共同研究・競争的資金等の研究
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中国古典詩歌に基づく感情史の構築についての総合的研究
研究課題/領域番号：23K21917 2022年4月 - 2026年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
高津孝、谷口洋、柳川順子、大木康、三木夏華、岩田和子
担当区分：研究分担者
配分額：9620000円 （ 直接経費：7400000円 、 間接経費：2220000円 ）
中国文学は、感情を扱う主要な分野であるが、系統的、総合的に感情を対象として研究が行われてきてはいない。これまでの研究は、概ね特定の個別的な詩人を対象に分析が進められ、優れた研究成果の蓄積を有しながら、その背景となる特定の時代、特定の社会における感情という問題について検討はされてこなかった。本研究は、中国の各時代の文学作品に表現された感情とはどのようなものであったのかを、特に俗文学という広く一般民衆に根ざした文学に基づいて明らかにし、最終的に中国感情史を構築することを目的とする。
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ベトナム華人社会における言語生活の調査研究
研究課題/領域番号：21720147 2009年4月 - 2010年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B)
三木夏華
担当区分：研究代表者
配分額：1820000円 （ 直接経費：1400000円 、 間接経費：420000円 ）
ベトナムでは80年代後半のドイモイ政策を境に在越華人や華語教育に対する政策が大きく変化する。本研究ではベトナムで最も華人人口の多いホーチミンにおいて2009年から2010年にかけて華人の使用する中国語方言、特に広州方言中心に字音、語彙、語法などの調査を行った。その結果、在越二世、三世と代を重ねることに差異が現れることが分かったが、これは彼らが受けた華語教育などの言語生活における環境と深い関わりがあることが聞き取り調査により明らかになった。