2024/10/09 更新

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カミササヌキ タロウ
上笹貫 太郎
KAMISASANUKI Taro
所属
医歯学域附属病院 附属病院 診療センター 感覚器センター 講師
職名
講師

学位

  • 博士(医学) ( 2012年1月   鹿児島大学 )

経歴

  • 鹿児島大学   医歯学域鹿児島大学病院 鹿児島大学病院 感覚器センター   講師

    2022年4月 - 現在

  • 鹿児島大学   医歯学域医学系 医歯学総合研究科 先進治療科学専攻 感覚器病学講座   助教

    2019年1月 - 現在

  • 鹿児島大学   医歯学域医学部・歯学部附属病院 医学部・歯学部附属病院 診療センター 感覚器センター   特任助教

    2018年11月 - 2018年12月

 

論文

  • 野元 翔平, 上笹貫 太郎, 田畑 和宏, 谷本 昭英, 坂本 泰二 .  上眼瞼Merkel細胞癌の1例 .  臨床眼科76 ( 5 ) 597 - 602   2022年5月査読 国際共著

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:(株)医学書院  

    <文献概要>目的:上眼瞼Merkel細胞癌の症例について報告する。症例:83歳,男性。所見:左上眼瞼の腫瘤を主訴に来院した。細隙灯顕微鏡検査では,左上眼瞼に8×9mm大の赤色調の球状腫瘤を認めた。急速に増大したためMerkel細胞癌を疑い,初診から6日後に左上眼瞼悪性腫瘍拡大切除術を施行した。腫瘍辺縁から5mmのsafety marginをとって拡大切除を行い,術中迅速病理診断で断端の腫瘍細胞が陰性であることを確認した。その後,switch flap法を用いて欠損した眼瞼を再建した。免疫組織学的検査の結果はMerkel細胞癌であった。術翌日に抗凝固薬を再開したところ,創部より多量の出血を認めたため,術後5日目および6日目に止血術を行った。2ヵ月後に同部位に再び腫瘤を認めたが,切除したところ化膿性肉芽腫の診断で再発ではなかった。結論:上眼瞼のMerkel細胞癌を経験した。術後に再度腫瘤を認めたが,再発ではなかった。ただし,再発しやすい腫瘍であるため,今後も慎重な経過観察が必要である。

  • 田代 葵子, 上笹貫 太郎, 堀之内 道子, 谷本 昭英, 坂本 泰二 .  インターフェロン-β結膜下注射が奏効した結膜悪性黒色腫の1例 .  臨床眼科75 ( 13 ) 1650 - 1656   2021年12月査読 国際共著

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:(株)医学書院  

    <文献概要>目的:インターフェロン-β(IFN-β)結膜下注射の頻回投与で縮小に至った結膜悪性黒色腫の症例を報告する。症例:患者は91歳,女性。20XX年8月に増大と出血を伴う右下眼瞼結膜の隆起性腫瘤を自覚し,加療を目的として鹿児島大学病院眼科を紹介された。高血圧症,糖尿病,ネフローゼ症候群の既往があった。所見:初診時,右下眼瞼結膜に15mm大の出血を伴う隆起性腫瘤を認めた。拡大切除術を提案したが,高齢のため外科的治療を希望しなかった。下眼瞼結膜腫瘤を部分切除し,悪性黒色腫と組織診断した。全身検査では遠隔転移は検出されなかった。出血傾向の改善のため放射線治療(線量28Gy/14Fr)を行ったのち,IFN-β結膜下注射(300万単位/回)の継続で経過観察した。1回目の注射後から出血傾向は改善した。さらに週1回で注射を継続したところ,投与開始後3回目より隆起性病変は縮小を認め,8回目でほぼ消失した。副作用として視力低下を認めたため,投与間隔を延ばし,1回量を半減して投与を継続した。その後も病変の増悪や遠隔転移は認めなかったが,投与開始から8ヵ月後に既往のネフローゼ症候群の悪化を認めたため治療を中止した。結論:IFN-β結膜下注射は結膜悪性黒色腫の治療に有効であった。しかし,眼局所および全身に副作用を及ぼす可能性があり,投与量および投与間隔に注意が必要である。

  • 松下 裕亮, 上笹 貫太郎, 平木 翼, 谷本 昭英, 坂本 泰二 .  20年前に迷入したと考えられる涙嚢内異物の1例 .  あたらしい眼科38 ( 9 ) 1123 - 1126   2021年9月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:(株)メディカル葵出版  

    外傷時に迷入したと考えられる涙嚢内異物の症例を報告する。症例は34歳、男性。約20年前に左眼下涙点付近を竹で受傷した既往がある。受傷後から慢性的に左鼻汁を自覚していた。最近になって左眼の眼脂を自覚し、近医で涙道閉塞を疑われ当科へ紹介となった。初診時に左眼内眼角部に外傷の痕跡はなかった。通水検査で左側の通水を認めなかった。単純CT検査を行ったところ左眼涙嚢内に10mm大で高信号の棒状陰影を認めた。涙道内視鏡検査では左眼涙嚢内の異物が疑われた。涙道内視鏡による摘出は困難と考え涙嚢鼻腔吻合術(DCR)鼻内法を行った。摘出した異物は、病理組織学的検査で放線菌が全周に付着した植物片と診断された。術直後より左眼の眼脂は消失し、通水は改善した。異物は涙小管や鼻涙管の通過が困難な大きさであり、また外傷の既往があることから、受傷時に涙嚢内へ迷入したものと考えられた。大型の涙嚢内異物であったがDCR鼻内法で抽出が可能であった。(著者抄録)

  • 古江 惠理, 上笹貫 太郎, 平木 翼, 小牧 祐雅, 東 裕子, 谷本 昭英, 井戸 章雄, 坂本 泰二 .  眼窩内に寄生したマンソン孤虫症の1例 .  臨床眼科75 ( 8 ) 1031 - 1036   2021年8月査読 国際共著

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:(株)医学書院  

    <文献概要>緒言:マンソン孤虫症は,マンソン裂頭条虫の幼虫であるプレロセルコイドがヒトに寄生する比較的稀な疾患である。皮下への感染報告がほとんどであり,眼窩内への寄生は,わが国での報告はわずかである。今回,眼窩内のマンソン孤虫症を経験したので報告する。症例:33歳,男性。2017年7月に右眼瞼腫脹が出現し,近医で右眼の結膜炎の診断を受けた。点眼加療で改善しなかったため精査目的で2018年10月に鹿児島大学病院眼科を初診した。右上眼瞼に移動性の腫脹を認め,さらに2年後の造影MRIでは右上直筋付近に占拠性病変が出現した。特発性眼窩炎症の疑いでステロイド内服加療を開始したが,その後の皮膚生検の結果からIgG4関連疾患の診断となった。ステロイド内服を継続したが,改善・増悪を繰り返し寛解には至らなかった。2020年6月に右眼結膜に白色病変を認めたため,摘出術を施行した。摘出後,右眼瞼腫脹は改善した。摘出された白色病変は,病理組織学的検査および寄生虫抗体検査でマンソン孤虫症であると考えられた。結論:眼窩内の寄生虫感染症は稀であり,特発性眼窩炎症やIgG4関連疾患と症状が類似しているため誤診されやすい。ステロイド抵抗性の繰り返す眼瞼腫脹や外眼筋炎の診断には寄生虫感染症も念頭に置くべきである。

  • 関節リウマチを伴う眼形成不全合併視神経コロボーマに対する経頭蓋眼窩上アプローチと経結膜アプローチの併用 .    7 ( 1 ) 1 - 4   2020年1月査読 国際共著 国際誌

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:(一社)日本脳神経外科学会  

    症例は59歳女性で、左眼の視力障害と重度疼痛をきたして近医を受診した。関節リウマチの既往を有し、メトトレキサートとNSAIDsにてコントロールされていた。受診時、左眼の強膜炎を認め、MRIにて左眼窩に嚢胞性病変がみられたため、当院眼科紹介となった。MRIと超音波検査で左眼球と交通する嚢胞性病変を認め、強膜炎、網膜剥離および水疱性角膜症を伴うコロボーマと診断し、有痛性水疱性角膜症の治療目的に神経外科に転科となった。著明な強膜充血と浮腫のほか、肥厚化した嚢胞性視神経と左眼球の変性が認められ、眼球摘出と義眼挿入の適応と判断し、神経外科医と眼科医の協働のもと球後手術を行う方針とした。経頭蓋眼窩上アプローチと経結膜アプローチを選択し、開頭術と眼窩切開術によって視神経鞘を切離後、顕微鏡下に経結膜眼球摘出術を施行した。術後の病理所見では嚢胞性病変は視神経に付着し、嚢胞壁は線維性結合組織で構成されていた。また、網膜萎縮と視神経変性が認められ、コロボーマに一致する所見が得られた。術後MRIでは眼球とコロボーマの摘出が確認され、整容的にも満足が得られる結果となった。

    DOI: 10.2176/nmccrj.cr.2018-0302.

  • Hanada T*, Hanaya R, Ummah FC, Kamisasanuki T, Kirishima M, Tanimoto A, Arita K, Yoshimoto K .  Combined Transcranial-supraorbital and Transconjunctival Approach for Optic Nerve Coloboma with Ophthalmic Dysplasia Associated with Rheumatoid Arthritis. .  NMC Case Rep J.7 ( 1 ) 1 - 4   2019年12月査読

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.2176/nmccrj.cr.2018-0302.

  • 迫野 能士, 水島 崇, 椎原 秀樹, 寺崎 寛人, 上笹貫 太郎, 徳永 雅仁, 土居 範仁, 坂本 泰二 .  化学療法が短期間で著効したびまん性大細胞型B細胞リンパ腫による眼瞼結膜リンパ腫の1例 .  臨床眼科73 ( 10 ) 1303 - 1307   2019年10月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:(株)医学書院  

    <文献概要>目的:全身のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)に対して化学療法を行った結果,DLBCLと思われる結膜病変に対しても化学療法が著効した1例を報告する。症例:62歳,男性。両鼠径部リンパ節に原発したDLBCLの既往があり,8クールのR-CHOP療法で寛解していた。しかし,定期検査時の陽電子放出断層撮影で多数のリンパ節に集積があり,鎖骨上リンパ節生検の結果DLBCLの再発と診断された。同時期に眼瞼結膜の腫脹があり,当院眼科を受診した。両眼ともに下眼瞼結膜に2.5mm程度のサーモンピンク色の隆起性病変を認め,眼瞼結膜に生じたDLBCLを疑った。CHASE療法が開始され,1週間で眼病変は消退した。結論:両眼性に眼瞼結膜に生じるDLBCLに化学療法が奏効し,視機能障害や瘢痕を残さない症例を経験した。

  • 上笹貫 太郎, 花田 朋子, 花谷 亮典, 霧島 茉莉, 谷本 昭英, 坂本 泰二 .  角膜混濁と眼痛で発見に至ったcolobomatous cystの1例 .  日本眼科学会雑誌123 ( 1 ) 39 - 44   2019年1月査読

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:(公財)日本眼科学会  

    背景:Colobomatous cystは眼球発生時の視神経裂の閉鎖不全に起因して生じる神経外胚葉系の嚢腫である。典型例では小眼球を伴い、時に嚢腫による下眼瞼の膨隆を来すため、比較的幼少期に発見される。症例:59歳、女性。幼少期に左視力不良を指摘されていたが、精査は受けなかった。約1年前から左眼角膜混濁と眼痛が出現し、近医で受けた画像検査で左眼窩腫瘍を指摘され当科紹介となった。初診時の視力は右(1.2)、左光覚なしであった。右眼は軽度白内障のほかに特記すべき所見は認めなかった。左眼は角膜混濁のため前房、眼底の透見は不良であった。造影magnetic resonance imaging(MRI)で左眼球後方に硝子体腔内と連続する憩室状構造を認め、視神経は嚢腫に連続していた。画像所見からcolobomatous cystを疑った。眼痛が増悪したため、左眼球摘出術を施行した。術後に眼痛は消失した。病理組織学的検査では嚢腫は網膜様組織の内層と、強膜と連続する膠原線維の外層で構成されており、colobomatous cystと診断した。眼球には虹彩ルベオーシスや第一次硝子体過形成遺残を疑う所見を認め、角膜混濁や硝子体出血の起因となったと考えられた。眼痛の原因として続発緑内障による眼圧上昇が考えられた。結論:長期にわたって診断されず、片眼の角膜混濁と眼痛を契機に発見に至ったcolobomatous cystの症例を経験した。Colobomatous cyst例では長期経過後に角膜混濁や眼痛が出現する可能性があることが示唆された。(著者抄録)

  • Kokubo K, Katori N, Hayashi K, Kasai K, Kamisasanuki T, Sueoka K, Maegawa J. .  Frontalis suspension with an expanded polytetrafluoroethylene sheet for congenital ptosis repair. .  J Plast Reconstr Aesthet Surg.69 ( 5 ) 673 - 678   2016年5月査読

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.bjps.2016.01.004.

  • 末岡 健太郎, 嘉鳥 信忠, 笠井 健一郎, 上笹貫 太郎 .  聖隷浜松病院眼形成眼窩外科における過去9年間の眼窩,眼瞼,結膜腫瘍の検討 .  臨床眼科68 ( 4 ) 463 - 470   2014年4月査読

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    担当区分:最終著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:(株)医学書院  

    目的:過去9年間の眼瞼,結膜,眼窩腫瘍の自験例の報告。対象と方法:病理学的に診断された眼瞼,結膜,眼窩腫瘍853例を,診療録の記載に基づいて検索した。結果:良性腫瘍は601例(70.5%),悪性は252例(29.5%)であった。853例の発生部位は,眼瞼314例,結膜51例,眼窩236例であった。平均年齢は,各部位とも良性よりも悪性腫瘍が有意に低かった。30歳未満の悪性腫瘍は,眼瞼にはなく,眼窩ではその9%に発症した。眼窩腫瘍では,良性では血管腫,多形腺腫,皮様嚢腫が多く,悪性ではその70%が悪性リンパ腫であった。眼瞼腫瘍では,良性では母斑と霰粒腫が多く,悪性ではその94%が基底細胞癌,脂腺癌,扁平上皮癌であった。結膜腫瘍では,良性では母斑がその30%であり,悪性の半数が悪性リンパ腫であった。結論:悪性の眼窩腫瘍は30歳未満でも発症する。(著者抄録)

  • Kokubo K, Katori N, Kasai K, Hayashi K, Kamisasanuki T. .  Trochlea surgery for acquired Brown syndrome. .  J AAPOS.18 ( 1 ) 56 - 60   2014年2月査読

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.jaapos.2013.10.023.

  • 小久保 健一, 嘉鳥 信忠, 林 憲吾, 笠井 健一郎, 上笹貫 太郎 .  先天性上眼瞼欠損に対してmyotarsocutaneous flap変法を用いて再建を行った2例 .  形成外科56 ( 10 ) 1103 - 1107   2013年10月査読

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    担当区分:最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:克誠堂出版(株)  

    先天性上眼瞼欠損に対する再建術の手技を紹介し、同手術2例を提示した。再建は、後葉は外眥上脚を切開し、前葉はV-Y前進皮弁を併用したうえで内側と外側の瞼板を端々縫縮する方法を用いた。症例1は生後3ヵ月女児で、生下時より両側上眼瞼内側2/3の全層欠損を認め、近医眼科より紹介受診した。他の所見として外側眉毛欠損、眼瞼皮膚片の角膜侵入、瞼球癒着、Bell現象が認められたが、角膜障害はなかった。生後5ヵ月で全身麻酔下に手術を施行し、3年経過して開閉瞼などの機能に問題はなく、眼球運動も正常で、整容的に良好であり眼瞼下垂などの挙筋機能低下もない。症例2は12歳女児で、生下時より左上眼瞼内側1/3の全層欠損が認められたが放置され、近医眼科より整容面の手術目的で紹介受診した。瞼球癒着や角膜障害は認めず、全身合併症もなく、Bell現象は認めた。全身麻酔下で手術を施行し、1年経過して症例1と同様に問題はない。

  • 林 憲吾, 嘉鳥 信忠, 笠井 健一郎, 上笹貫 太郎, 小久保 健一, 太田 優 .  劇症型A群β溶連菌感染症に伴う壊死性筋膜炎による下眼瞼欠損の再建の1例 .  形成外科56 ( 9 ) 975 - 980   2013年9月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:克誠堂出版(株)  

    59歳女。壊死性筋膜炎が原因と思われる眼瞼壊死に対して様々な隣接皮弁による下眼瞼の再建が過去5回行われていたが、皮弁は壊死し、下眼瞼欠損状態となったため、今回、皮弁による再建術を行った。使用する皮弁として、瘢痕のない部位にあり、かつ長くボリュームのある正中前額皮弁を選択し、良好な結果が得られた。

  • Kokubo K, Katori N, Hayashi K, Kasai K, Kamisasanuki T. .  VY levator lengthening to treat upper eyelid retraction. .  J Plast Reconstr Aesthet Surg.66 ( 7 ) 1005 - 1007   2013年7月査読

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.bjps.2013.02.027.

  • Kamisasanuki T, Uchino E, Fukushima J, Yoshikawa H, Ishibashi T, Sakamoto T .  A case of Muir-Torre syndrome with multiple cancers of bilateral eyelids and breast .  Korean J Ophthalmol. 27 ( 3 ) 204 - 207   2013年6月査読

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.3341/kjo.2013.27.3.204.

  • Kamisasanuki T, Uchino E, Fukushima J, Yoshikawa H, Ishibashi T, Sakamoto T .  A case of Muir-Torre syndrome with multiple cancers of bilateral eyelids and breast. .  Korean journal of ophthalmology : KJO27 ( 3 ) 204 - 7   2013年6月査読 国際共著 国際誌

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.3341/kjo.2013.27.3.204

    PubMed

  • 林 憲吾, 嘉鳥 信忠, 笠井 健一郎, 上笹貫 太郎, 小久保 健一 .  口唇口蓋裂を伴った鼻涙管形成不全と涙道欠損の1例 .  日本眼科学会雑誌117 ( 5 ) 433 - 437   2013年5月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:(公財)日本眼科学会  

    緒言:顔面奇形を伴う先天鼻涙管閉塞では,鼻涙管形成不全を合併している場合がある.口唇口蓋裂を伴う先天骨性鼻涙管閉塞の1例の経過について報告する.症例:2歳,男児.両側の涙道閉塞で紹介受診.初診時,computed tomography(CT)で右側の涙道形成不全と左側の骨性鼻涙管閉塞を認めた.既往歴として口唇口蓋裂があった.眼脂が少なく顔面の発育過程のため経過観察とした.6歳時に左涙【嚢】炎を発症したため,涙【嚢】鼻腔吻合術(DCR)鼻外法を施行した.8歳時に左涙【嚢】炎を再発し,再度DCR鼻外法を施行した.9歳時に再閉塞したためDCR鼻内法を施行した.最終手術から6年経過した現在15歳で,通水状態は良好である.結論:口唇口蓋裂患者に流涙症がみられた場合,鼻涙管形成不全を合併している可能性がある.顔面奇形を伴う骨性鼻涙管閉塞は鼻腔の低形成のためDCR後も再閉塞を来す可能性があり,長期的な経過観察が必要である.(著者抄録)

  • Hayashi K, Katori N, Kasai K, Kamisasanuki T, Kokubo K, Ohno-Matsui K .  Comparison of nylon monofilament suture and polytetrafluoroethylene sheet for frontalis suspension surgery in eyes with congenital ptosis. .  Am J Ophthalmol. 155 ( 4 ) 654 - 663   2013年4月査読

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.ajo.2012.10.022.

  • 林 憲吾, 嘉鳥 信忠, 笠井 健一郎, 上笹貫 太郎 .  大腿筋膜による前頭筋吊り上げ術の合併症を来した3例の特徴と治療 .  日本眼科学会雑誌117 ( 2 ) 132 - 138   2013年2月査読

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    担当区分:最終著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:(公財)日本眼科学会  

    目的:大腿筋膜を使用した前頭筋吊り上げ術後に強度の兎眼と睫毛内反を来した3例についてその特徴と治療経過を報告する.症例:3症例に共通する事項として,手術後長期経過した時期に兎眼および睫毛内反を来し当科へ紹介され受診した.術中の所見として,拘縮し周囲と癒着した大腿筋膜により瞼板が屈曲変形した状態で上方へ挙上されていたため,大腿筋膜の癒着を剥離し切除した.症例1には瘢痕化した眼輪筋下に鼠径部から採取した脂肪を移植した.症例2,3には屈曲変形した瞼板にナイロン糸でマットレス縫合を施行し平坦に矯正した.症例2には1年後に人工硬膜ゴアテックスによる吊り上げ術を追加した.症例3には瞼板と切離した大腿筋膜の間にゴアテックスを縫合した.結論:大腿筋膜による前頭筋吊り上げ術の合併症として筋膜の拘縮による兎眼と睫毛内反がみられることがある.術後長期的な経過観察を行い,合併症がみられた場合は適切な治療を行う必要がある.(著者抄録)

  • Kamisasanuki T, Uchino E, Sakamoto T .  Choroidal neovascularization of optic disk melanocytoma treated with bevacizumab. .  Eur J Ophthalmol.22 ( 3 ) 503 - 505   2012年5月査読

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.5301/ejo.5000060.

  • Kamisasanuki T, Tokushige S, Terasaki H, Khai NC, Wang Y, Sakamoto T, Kosai K .  Targeting CD9 produces stimulus-independent antiangiogenic effects predominantly in activated endothelial cells during angiogenesis: a novel antiangiogenic therapy. .  Biochem Biophys Res Commun. 413 ( 1 ) 128 - 135   2011年9月査読

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.bbrc.2011.08.068.

  • 上笹貫 太郎, 山切 啓太, 土居 範仁, 坂本 泰二 .  網膜色素変性症の網膜剥離に硝子体手術を行った2症例 .  あたらしい眼科23 ( 12 ) 1625 - 1627   2006年12月査読

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:(株)メディカル葵出版  

    網膜色素変性症患者の網膜剥離に硝子体手術を行った2症例を報告する。症例1は65歳の女性。若年時に網膜色素変性と診断された。右眼は30歳ごろから見えなくなり、眼球癆となっている。1990年左眼の白内障手術を受けた。2000年に左眼の視力低下を自覚し、当科を受診した。鼻側2象限の網膜剥離を認めた。症例2は55歳、男性。先天性聾唖、網膜色素変性のあるUsher症候群である。1992年に両眼の白内障手術を受けた。2004年右眼視野欠損を認め、当科を受診した。上方2象限の裂孔原性網膜剥離を認めた。2例とも硝子体手術を施行した。硝子体の変性が強く、周辺網膜に増殖変化があり、周辺硝子体を網膜から剥離することは困難であった。そのため硝子体手術に強膜バックルの追加やシリコーンオイル注入を行い、網膜は復位した。(著者抄録)

  • Okubo A, Ito M, Kamisasanuki T, Sakamoto T .  Visual improvement following trans-Tenon's retrobulbar triamcinolone acetonide infusion for polypoidal choroidal vasculopathy. .  Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol.243 ( 8 ) 837 - 839   2005年8月査読

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1007/s00417-005-1125-x.

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MISC

  • 網膜研究とデータサイエンス 査読

    坂本 泰二, 園田 祥三, 山下 高明, 山下 敏史, 寺崎 寛人, 椎原 秀樹, 船津 諒, 山切 啓太, 内野 英輔, 中尾 久美子, 田中 実, 齋藤 司朗, 上笹 貫太郎, 吉永 就正, 鮫島 誠治, 大井 城一郎, 白澤 誠, 中澤 祐則, 椎原 紗圭, 藤原 和樹, 迫野 能士, 宇辰 賢祐, 三宅 ゆりな, 宇都 勇紀, 町田 碧, 山下 眞弘, 冨田 将利, 鈴木 敬久, 高野 友香, 豊留 貴久子, 熊迫 奏泉, 柳田 豊子, 大久保 明子, 土居 範仁, 木村 勝哲, 平瀬 純伸, 松尾 由紀子, あべ松 徳子, 尾辻 太, 芳原 直也, 柿内 奈保子, 古江 惠理, 松下 裕亮, 山藤 香子, 三原 直久, 市來 美沙紀, 北國 陽, 濱田 拓人, 本瀬 泰良, 池田 満里, 野元 翔平, 林 葵子, 三宅 頌己, 朝岡 亮, 北野 滋彦, 志村 雅彦, 本多 直人, 柴 涼介, 熊谷 佳紀, 坂下 祐輔, 小沢 素生, 田邉 泰士, 廣川 真梨子, 矢成 光弘, 吉 媛テイ, 葛西 洋志, 藤原 朋春, 秋葉 正博, 相見 太樹, 安 光州, 横田 秀夫, 堀江 寿雲, 木倉 龍, 岩瀬 好彦, 篠原 祐樹, 園田 真也

    日本眼科学会雑誌   126 ( 3 )   221 - 253   2022年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   出版者・発行元:(公財)日本眼科学会  

    データサイエンスはデータ解析を行う学問であるが,この状況が近年劇的に変化してきている.人工知能(AI),第5世代(5G)通信ネットワーク,モノのインターネット(IoT)などが社会実装され,社会を一気に変えつつある.この変化は医療においてはデジタル医療革命と呼ばれ,世界中に広がりつつある.この変化に対する我々の研究を紹介する.I.画像解析におけるAIの可能性 眼科は診療や研究に画像を用いることが多いが,客観性や定量性が不十分であったので,AIを導入して客観性や定量性のある画像解析を研究した.脈絡膜の光干渉断層計(OCT)en face画像について層別化を試みた.support vector machine(SVM)を用いたAIにより脈絡膜en face画像を層判別するアルゴリズムを開発した.学習用データの各特徴量からSVMモデルを作成し,検証用データを用いて,脈絡膜の各層に対する決定係数を算出した.その結果,決定係数は平均0.985であった.このことは,これまで定性的にしか区別できなかった画像をAIにより客観的かつ高い再現性を持って分類できることを示すものである.また,同法で得られたen face画像について,脈絡膜血管走行のパターン分類を行った.中心性漿液性脈絡網膜症(CSC)を対象としてen face画像を取得し,血管面積,血管長と平均血管径を定量し,正対称方向に走行する血管割合(symmetry index)を算出した.その結果,CSC眼ではHaller層血管が拡張しているだけでなく,上下で非対称性の走行を取っていた.この構造的差異は疾患眼だけではなく僚眼にもみられたので,CSCにおける先天性素因の存在を確認することができた.正常眼の黄斑直下の脈絡膜には太いHaller層血管が存在しないため血管が拡張しても黄斑部への影響は少ないが,CSC眼では非対称性にHaller層血管が走行するため,Haller層血管が拡張すると黄斑下の脈絡膜内層が圧排され,血液網膜関門が破綻して,滲出液が網膜下に貯留するのがCSCであると考える.II.AIによる新しい研究テーマの創出 眼底所見から性別判定が可能であることをAIは証明したが,その証明過程は不明である.そこで眼底写真に関連する定量化された蓄積データを集め,それらのみで性別を予測できるか否かについて調べた.その結果,約80%の確率で眼底から性別を予測できた.女性の眼底は男性よりも緑色が強く,上耳側動脈が黄斑の近くを走行するなどの特徴があった.それらが何を反映しているかを研究したところ,生下時に60%程度は男女差の特徴がすでに備わっており,第二次性徴を過ぎてそれが80%に増加することが分かった.人間が思いもつかなかった現象や事実をAIが発見して,それを人間が研究したという事実は,眼科研究史的にも大きな意味を持つ.今後は研究テーマの発掘もAIが中心となるかもしれない.III.ビッグデータの重要性 ビッグデータこそが今後の眼科におけるデータサイエンスの中心である.日本網膜硝子体学会(JRVS)は,2016年にJRVS理事施設で施行された全網膜剥離手術症例について登録し,3,446例が集積された(J-RDレジストリ).さまざまな解析が行われ,経毛様体扁平部硝子体切除術と強膜内陥術を選ぶ術者の傾向,視力変化,剥離部位による手術成功率の差など,2016年時点の日本の網膜剥離についての基礎データが完成した.さらに傾向スコアマッチングを用いてこのデータを解析したところ,シリコーンオイルタンポナーデがガスタンポナーデよりも網膜障害が強いこと,内的網膜下液ドレナージは術後に網膜前膜を生じやすいというエビデンスなどが得られた.ほかにも,治療における男女差など現在も多くの知見が得られ続けている.ビッグデータは今後の眼科医療を正しく進めるうえで重要なものである.しかし,日本はその点で立ち遅れており,その早期の確立が必要である.(著者抄録)

  • 【「超」入門 眼瞼手術アトラス-術前診察から術後管理まで-】上眼瞼の先天睫毛内反に対する切開法と通糸法

    上笹 貫太郎

    OCULISTA   ( 108 )   45 - 53   2022年3月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   出版者・発行元:(株)全日本病院出版会  

    上睫毛内反症は、上眼瞼挙筋から睫毛近傍の皮下組織へ連結する皮膚穿通枝の脆弱性、または欠損で起こる。皮膚穿通枝による睫毛の牽引が不十分であるため、下がってきた眼瞼皮膚で睫毛が眼球側に押され、角膜上皮障害の原因となる。治療は、睫毛の向きの矯正を目的に外科的治療を行う。代表的な手術には皮膚切開法と通糸法があり、どちらも皮膚穿通枝を再建する術式であるが、それぞれ長所短所がある。皮膚切開法は、睫毛の矯正力が強く、再発しにくいことがメリットだが、手術に時間がかかる、ダウンタイムが長い、重瞼線の修正が難しいことがデメリットである。一方、通糸法はその逆で、短時間、低侵襲での手術が可能で、重瞼線の修正がしやすいが、矯正力が弱いこと、糸の緩みで再発することが多いことがデメリットである。いずれの術式も新たな重瞼線を作成することになり、整容的な変化が大きいため、重瞼線のデザインに注意が必要である。(著者抄録)

  • 生体イメージングと眼病理 画像解析への時間軸の導入を目指して 画像工学による網脈絡膜疾患の数量的解析 査読

    園田 祥三, 坂本 泰二, 椎原 秀樹, 寺崎 寛人, 柿内 奈保子, 内野 英輔, 川野 浩輝, 白澤 誠, 黒岩 宣宏, 吉永 就正, 山下 高明, 喜井 裕哉, 中尾 久美子, 大久保 明子, 斎藤 司朗, 山下 敏史, 有村 昇, 上笹貫 太郎, 大塚 寛樹, 川野 純廣, 富田 将利, 篠原 祐樹, 迫口 智紀, 岩田 一大, 豊留 貴久子, 上園 慧, 鈴木 敬久, 高野 友香, 三田村 佳典, 江川 麻理子, 宇野 敏彦, 木下 貴正, 緒方 奈保子, 西 智, 石田 晋, 加瀬 諭, 川上 浩司, 園田 康治, 園田 真也, 園田 恭志, 園田 康平

    日本眼科学会雑誌   123 ( 3 )   260 - 283   2019年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   出版者・発行元:(公財)日本眼科学会  

    現代病理学の父Virchowが唱えたように、病理学は医学の基礎である。病理学は初期の形態学から出発して、生理学、遺伝学、分子生物学の技法を取り入れつつ発展し、現在はそれらを包括した総合医学となっている。ただし、病理学的研究は、豊富な情報をもたらしてくれる反面、生体眼においては組織を得ることが困難であり、また連続的な変化の観察には限界がある。近年、眼科検査機器の進歩はめざましく、なかでも網膜光干渉断層計(OCT)は網脈絡膜疾患の観察に欠かせないものとなっており、高解像度な画像を短時間で取得可能である。そのほかにもscanning laser ophthalmoscope(SLO)を用いた広角眼底写真、前眼部OCTなど眼球に関するさまざまの情報を画像として記録できる。病理学を臨床医学に応用する試みが重要であるが、眼科分野でのイメージングの発達が両者をつなぐ技術として欠かせない。OCTを用いたイメージング研究における、大きなブレイクスルーの一つは生体脈絡膜が観察可能になったことである。脈絡膜厚の解析に始まり、2階調化による構造解析、近年はen-face画像を用いた解析が行われている。その結果、加齢黄斑変性(AMD)における、pachychorid spectrum diseasesという新しい概念が提唱され、拡張した脈絡膜血管や脈絡膜流出路血管の眼底における不均等がAMDの病態形成へ何らかのかたちで関与していることが示唆されている。脈絡膜は血管に富む構造であり、その詳細な解析を行うことは難しいと考えられているが、我々は、en-face像を用いた脈絡膜血管構造解析ソフトを独自に開発した。このソフトウェアによって脈絡膜血管面積、血管径のばらつきや血管走行の配向性などが数値化可能になり、正常眼ならびにpachychorid spectrum diseasesに含まれる中心性漿液性脈絡網膜症やポリープ状脈絡膜血管症に関する解析を行った結果、Haller層の血管拡張、血管走行の対称性の崩壊が定量できた。脈絡膜は日内変動をはじめ、抗血管内皮増殖因子(VEGF)療法や光線力学療法など治療による厚みの変動が大きいことでも知られる。経時的あるいは横断的な脈絡膜解析を難しくする要因として、脈絡膜のどの深さを解析するかについて、再現性をもって決定する手法がないことが問題である。そこで我々は、脈絡膜en-face画像の特徴量を機械学習の手法によって学習させ、サポートベクター回帰モデルを作成し、脈絡膜Sattler層、Haller層の開始点を自動的に判別可能なモデルを作成し、解析に用いた。医学の基本理念として、患者に苦痛を与えないというものがあるが、それが「非侵襲」という言葉で近年大きく注目されある。SLOの一つであるOptosは、眼底広範囲を一度に撮影可能で、検査の苦痛を低減させる非侵襲検査の一つである。我々は635nmの波長で得られた画像を処理することで、脈絡膜大血管を非侵襲的に観察する手法を考案した。脈絡膜血管の観察にはインドシアニングリーン蛍光眼底造影検査が必要とされるが、本手法を用いれば非侵襲的に繰り返し脈絡膜血管を観察できる利点がある。また、これまであまり注目されてこなかった、pachychorid spectrum diseases患者での渦静脈の観察を行い、正常眼と比較して拡大していることを見出した。現在、世界中において診療情報のデータベース構築が進められており、昨今の人工知能の発達などとも相まって、これからの医療を変える技術として注目が集まっている。眼科領域については、画像情報はその核となるものであり、優れた画像データベースを構築することは、我が国の医療を大幅に進歩させることにつながる。本研究は、そのための基礎概念と技術の構築に貢献するものである。(著者抄録)

  • 【7年前の常識は現在の非常識!-眼科診療の最新標準】神経・外眼部・腫瘍などの疾患 外眼部疾患 睫毛内反手術

    上笹貫 太郎

    臨床眼科   72 ( 11 )   352 - 357   2018年10月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   出版者・発行元:(株)医学書院  

  • 手術手技のコツ 眼瞼再建術に用いる遊離グラフト採取

    上笹貫 太郎

    眼科手術   31 ( 2 )   239 - 242   2018年4月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   出版者・発行元:(公社)日本眼科手術学会  

  • 【美しさを追求する眼形成-眼瞼手術の基本手技+仕上がりを高めるコツ】睫毛内反症

    上笹貫 太郎

    臨床眼科   70 ( 12 )   1738 - 1745   2016年11月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   出版者・発行元:(株)医学書院  

  • Surgical skills 達人に学ぶ!眼瞼小手術 下眼瞼内反

    上笹貫 太郎

    眼科グラフィック   4 ( 5 )   441 - 448   2015年10月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   出版者・発行元:(株)メディカ出版  

  • 【流涙症Q&A】臨床編【眼瞼異常】眼瞼外反症に対する手術法について教えてください

    上笹貫 太郎

    あたらしい眼科   30 ( 臨増 )   129 - 132   2013年12月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   出版者・発行元:(株)メディカル葵出版  

  • 【涙道領域-最近の話題】涙嚢鼻腔吻合術 鼻外法

    上笹貫 太郎, 嘉鳥 信忠

    あたらしい眼科   30 ( 7 )   891 - 896   2013年7月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   出版者・発行元:(株)メディカル葵出版  

  • 【スタッフだって知っておかなきゃ!これ1冊で解剖・術式・ケアがわかる みんなで学ぶ眼科の手術】(2章)外来で行う小手術 眼瞼良性腫瘍手術

    上笹貫 太郎

    眼科ケア   ( 2012冬季増刊 )   91 - 95   2012年12月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   出版者・発行元:(株)メディカ出版  

  • 当院眼形成眼窩外科における眼瞼疾患の診察と手術

    上笹貫 太郎, 嘉鳥 信忠, 笠井 健一郎, 林 憲吾, 小久保 健一

    聖隷浜松病院医学雑誌   12 ( 2 )   1 - 9   2012年12月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   出版者・発行元:聖隷浜松病院  

    当科は眼瞼疾患患者の受診が多く、そのほとんどは外科的治療の適応となる。上眼瞼の診察では挙筋機能を正しく評価し、退行性眼瞼下垂にはwhite lineをメルクマールに挙筋短縮術を、先天性(先天)眼瞼下垂にはゴアテックスを用いた吊り上げ術を選択することが多い。また、下眼瞼の診察では垂直方向、水平方向の弛緩の程度を正しく評価し、下眼瞼内反症にはJones変法を、睫毛内反症にはHotz変法を施行している。これらは一般的な術式であるが、眼瞼の状態は患者によって様々であり、その手術内容もオーダーメイドで立案していく必要がある。(著者抄録)

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講演・口頭発表等

  • 古江惠理,上笹貫太郎,坂本泰二,平木翼,谷本昭英,小牧祐雅,井戸章雄,東裕子 .  眼窩内に寄生したマンソン弧虫症の1例 .  第91回九州眼科学会  2021年5月 

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    開催年月日: 2021年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:Web開催(ライブ配信とオンデマンド配信)  

  • 林葵子,上笹貫太郎,坂本泰二 .  インターフェロン-β結膜下注射が奏功した結膜悪性黒色腫の1例 .  第266回鹿児島眼科集談会 

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    開催年月日: 2020年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:鹿児島県医師会館・鹿児島市  

  • 上笹貫 太郎 .  先天眼瞼下垂の診断と治療 .  第32回日本小児眼科学会講習会(JAPO)第76回日本弱視斜視学会総会・第45回日本小児眼科学会総会合同学会  2020年6月 

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    開催年月日: 2020年6月

    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

    開催地:web開催  

  • 林 葵子, 上笹貫 太郎, 坂本 泰二 .  インターフェロン-β結膜下注射が奏功した眼窩悪性黒色腫の1例 .  第124回日本眼科学会総会  2020年3月  (公財)日本眼科学会

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    開催年月日: 2020年4月 - 2020年5月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:web開催  

  • 三宅ゆりな,上笹貫太郎,坂本泰二 .  甲状腺眼症による眼瞼後退に対し、ステロイド局所投与を行った4例 .  第264回鹿児島眼科集談会 

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    開催年月日: 2020年2月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:鹿児島県医師会館・鹿児島市  

  • 上笹貫 太郎, 坂本 泰二 .  角膜混濁と眼痛で発見に至ったcolobomatous cystの1例 .  第122回日本眼科学会総会  2018年4月  (公財)日本眼科学会

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    開催年月日: 2018年4月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

  • 上笹貫 太郎, 内野 英輔, 坂本 泰二 .  前頭筋吊り上げ術後の眉毛挙上によるMRDの変化の評価 .  第120回日本眼科学会総会  2016年4月  (公財)日本眼科学会

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    開催年月日: 2016年4月 - 2016年7月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:仙台国際センター・仙台市  

  • 上笹貫 太郎, 嘉鳥 信忠, 笠井 健一郎, 太田 優, 末岡 健太郎 .  過去3年間で眼窩静脈瘤血栓症が疑われた8例の検討 .  第67回日本臨床眼科学会  2014年3月  (公財)日本眼科学会

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    開催年月日: 2013年11月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:パシフィコ横浜・横浜市  

  • 園田 祥三, 大塚 寛樹, 白澤 誠, 有村 昇, 上笹貫 太郎, 喜井 裕哉, 大久保 明子, 坂本 泰二 .  中心性漿液性脈絡網膜症に対する低照射容量PDTの検討 .  TEAM2011(第50回日本網膜硝子体学会総会、第28回日本眼循環学会、第17回日本糖尿病眼学会総会合同学会)   2011年12月  東京国際フォーラム・東京都千代田区

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    開催年月日: 2011年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

  • 上笹貫太郎, 内野英輔, 坂本泰二 .  鹿児島大学眼科における過去20年間の眼瞼腫瘍の統計 .  第230回鹿児島眼科集談会  2011年9月 

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    開催年月日: 2011年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:鹿児島県医師会館・鹿児島市  

  • 上笹貫太郎, 大塚寛樹, 喜井裕哉, 園田祥三, 坂本泰二 .  黒色細胞腫に伴う網膜下新生血管に対しベバシズマブ硝子体注射が奏功した1例 .  第81回九州眼科学会  2011年5月 

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    開催年月日: 2011年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:沖縄県市町村自治会館・那覇市  

  • 寺崎 寛人, 上笹貫 太郎, 小戝 健一郎, 坂本 泰二 .  マウス脈絡膜新生血管に対する膜蛋白CD9標的薬の血管新生抑制効果 .  第115回日本眼科学会総会  2011年4月  (公財)日本眼科学会

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    開催年月日: 2011年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:東京国際フォーラム・東京都千代田区  

  • 大塚 寛樹, 有村 昇, 上笹貫 太郎, 松尾 由紀子, 尾辻 太, 園田 恭志, 山切 啓太, 坂本 泰二 .  トリアムシノロンアセトニド硝子体注射後の非感染性眼内炎 .  第49回日本網膜硝子体学会総会・第16回日本糖尿病眼学会合同学会  2010年11月 

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    開催年月日: 2010年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:大阪国際会議場・大阪市  

  • 上笹貫太郎, 内野英輔, 福島淳一, 吉川 洋, 向井利一郎, 石橋達朗, 坂本泰二 .  両眼に眼瞼癌が重複して生じた1例 .  第64回日本臨床眼科学会  2010年11月 

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    開催年月日: 2010年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:神戸国際会議場・神戸市  

  • 園田祥三, 白澤 誠, 有村 昇, 上笹貫太郎, 松尾由紀子, 大久保明子, 坂本泰二 .  ポリープ状脈絡膜血管症に対するbevacizumabとranibizumabの治療の比較 .  第27回日本眼循環学会  2010年7月 

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    開催年月日: 2010年7月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:ポートピアホテル・神戸市  

  • 上笹貫 太郎, 徳重 沙織, 小戝 健一郎, 坂本 泰二 .  膜蛋白CD9標的RNAiはGeneralに作用する新たな血管新生阻害剤となる .  第114回日本眼科学会総会  2010年4月  (公財)日本眼科学会

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    開催年月日: 2010年4月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:名古屋国際会議場・名古屋市  

  • 北 葉月, 水島 崇, 中野 哲郎, 上笹貫 太郎, 上村 昭典 .  低出生体重児における眼位および屈折変化の長期経過 .  第31回日本小児眼科学会   2006年6月 

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    開催年月日: 2006年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:アクトシティ浜松・浜松市  

  • 上笹貫 太郎 .  眼部の解剖、基本手技、術前評価のポイント .  日本眼科学会雑誌  2024年3月  (公財)日本眼科学会

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    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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社会貢献活動

  • 興和社内勉強会

    役割:講師

    興和  興和鹿児島営業所・鹿児島市  2022年11月

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    対象: 企業

    種別:講演会

    講演「外眼部、涙道・眼形成手術について」