2021/05/21 更新

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マエカワ ケンイチ
前川 健一
MAEKAWA Kenichi
所属
医歯学域附属病院 附属病院 診療施設 緩和ケアセンター 特任助教
職名
特任助教

学位

  • 学士 ( 2006年3月 )

経歴

  • 鹿児島大学   医歯学域医学部・歯学部附属病院 医学部・歯学部附属病院 診療施設 緩和ケアセンター   特例助教

    2017年10月 - 現在

 

論文

  • 前川 健一, 伊藤 哲也, 竹井 清純, 的場 元弘 .  胃がんに合併した後天性血友病Aの1例─緩和ケア医も経験しうる稀な出血性疾患─ .  Palliative Care Research14 ( 4 ) 253 - 257   2019年

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    出版者・発行元:日本緩和医療学会  

    <p>【緒言】緩和ケア病棟で診断した後天性血友病Aの事例を報告する.【症例】86歳男性.1年前に胃がんと診断されたが本人に治療の希望がなく経過観察されていた.経過中に全身の皮下出血が多発し,貧血も増悪したため入院.血液検査で活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)の延長を認めたが原因は不明であった.入院後も皮下出血は持続し,疼痛を伴った.緩和ケア病棟に入院後,血液検査でAPTTのみが延長していたため凝血学的検査を行い,後天性血友病Aと診断した.免疫抑制療法を検討したが経過中に抗菌薬が無効の誤嚥性肺炎を合併し,予後は短いと予想されたため免疫抑制療法は行わなかった.緩和ケア病棟入院後20日目に死亡した.【結語】後天性血友病Aは稀な出血性疾患だが,既往歴や家族歴のない突然の出血とAPTTのみの延長が認められた場合には後天性血友病Aを疑うべきである.</p>

    DOI: 10.2512/jspm.14.253

講演・口頭発表等

  • 前川 健一, 伊藤 哲也, 竹井 清純, 的場 元弘 .  緩和ケア病棟における嚥下障害の病態の調査 .  Palliative Care Research  2017年6月  (NPO)日本緩和医療学会