2021/09/03 更新

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フクイ スグル
福井 駿
FUKUI Suguru
所属
法文教育学域教育学系 教育学部 学校教育教員養成課程(社会科教育) 講師
職名
講師

学位

  • 博士(教育学) ( 2015年3月   広島大学 )

研究分野

  • 人文・社会 / 教育学

経歴

  • 鹿児島大学   法文教育学域教育学系 教育学部 学校教育教員養成課程(社会科教育)   講師

    2017年4月 - 現在

 

論文

  • 岡田 了祐, 福井 駿 .  近年のお茶の水女子大学附属小学校における学校カリキュラムの展開 : 継続的なカリキュラム・マネジメントに着目して .  人間発達研究 = The journal of human development ( 34 ) 39 - 63   2020年

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    出版者・発行元:お茶の水女子大学人間発達研究会  

    CiNii Books

    その他リンク: http://hdl.handle.net/10083/00063643

  • 福井 駿 .  米国の社会科教育研究の動向 : Wiley Handbook of Social Studies Researchから見る .  社会科教育研究 = The Journal of social studies ( 137 ) 89 - 100   2019年

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    出版者・発行元:日本社会科教育学会  

    CiNii Books

  • Amber Strong Makaiaua, Lu Leng, Suguru Fukui .  Journaling and Self-Study in an International Research Collective .  Studying Teacher Education11 ( 1 ) 64 - 80   2015年査読

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 福井駿 .  小学校低学年における関係としての社会の学習:Getting Started in Philosophyの分析を通して .  社会科研究81   51 - 62   2014年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 福井 駿 .  問いを立てることを学習する哲学教育:米国初等後期用教科書Philosophy for Kids の場合 .  日本教科教育学会誌37 ( 3 ) 23 - 32   2014年

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    出版者・発行元:日本教科教育学会  

    本稿では,米国の初等後期用教科書Philosophy for Kids を取り上げ,そのカリキュラムの構成を分析し,特質を解明した。40の教育活動から編成されるPhilosophy for Kids は,各教育活動の構成を,概念の定義を取り上げて内省的に吟味する構造にすることによって,子どもたちが学習の中で概念の定義に関する問い-例えば,正しいとは何か-をみずから立てるようにしていた。そして,カリキュラムの内容として,哲学の主要な学問的領域それぞれから各教育活動のテーマとなる概念を選択し,その配列を,それらの概念を重層的に関連づけるものとしていた。このような構造によって,子どもたちが問いを連続させて我々が物事を理解する仕方を追求できるように編成していた。Philosophy for Kids の特質は,学習の目的を子どもたちが問いを立てることそのものとし,それを子どもたちがみずからできるようにしているところにある。哲学教育に関して,これまで考えられてきた思想を理解することのみにとどまるものを,自ら問いを立てて物事を理解する仕方の別の可能性を作り出す,新しいものに変化させている。このような新しい哲学教育は,従来の教科教育で行われてきた問いを立てることを手段とする学習とは違う,問いを立てることを目的とする学習の在り方を示している。

    DOI: 10.18993/jcrdajp.37.3_23

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