2024/10/15 更新

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カネシロ イトエ
兼城 糸絵
KANESHIRO Itoe
所属
法文教育学域法文学系 法文学部 人文学科 准教授
職名
准教授

学位

  • 博士(学術) ( 2014年3月   東北大学 )

研究キーワード

  • 文化人類学

  • 中国研究

研究分野

  • 人文・社会 / 地域研究

  • 人文・社会 / 文化人類学、民俗学

  • 人文・社会 / 文化人類学、民俗学

学歴

  • 東北大学   環境科学

    - 2013年3月

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    国名: 日本国

経歴

  • 鹿児島大学   准教授

    2013年4月 - 現在

所属学協会

  • 「宗教と社会」学会

    2015年10月 - 現在

  • 日本華南学会

    2015年10月 - 現在

  • 沖縄民俗学会

    2015年10月 - 現在

  • 日本華僑華人学会

    2015年10月 - 現在

  • 日本文化人類学会

    2015年10月 - 現在

  • 「宗教と社会」学会

  • 日本民俗学会

  • 沖縄民俗学会

  • 日本華僑華人学会

  • 日本文化人類学会

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論文

  • 兼城糸絵 .  災害の記憶をめぐる実践と葛藤 .  国立歴史民俗博物館研究報告214   131 - 148   2019年査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 兼城糸絵 .  現代中国における移民と宗族−福建省福州市の事例から .  <宗族>と中国社会−その変貌と人類学的研究の現在   233 - 262   2016年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:風響社  

  • 兼城糸絵 .  「移民」が支える神祇祭祀−福建省福州市の僑郷の事例から .  僑郷−華僑のふるさとをめぐる表象と実像   85 - 113   2016年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:行路社  

  • 兼城糸絵 .  中国の「マニ教」に関する一考察―福建省霞浦県の事例から .  人文学科論集80   41 - 54   2014年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

  • 兼城糸絵・川村清志 .  アニメ聖地巡礼者たちの被災地支援―七ヶ浜町花渕浜の事例から .  『無形民俗文化財が被災するということ―東日本大震災と宮城県沿岸部地域社会の民俗誌』   121 - 130   2014年1月査読

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 兼城糸絵 .  客家意象的塑造以及“客家-沖縄関係論” .  日本客家研究的視角与方法―百年的軌跡   85 - 97   2013年10月査読

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    記述言語:中国語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:社会科学文献出版社  

  • Itoe Kaneshiro .  Social differences in an Emigrant Community in Modern China: A Case Study from Fuzhou city, Fujian Province. .  Stratification in Cultural Contexts: Cases from East and Southeast Asia.Stratification and Inequality Series Volume15, Trans Pacific Press, Victoria, Australia   89 - 106   2013年3月査読

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 兼城糸絵 .  婚姻儀礼と社会変化―福建省福州市の調査ノートから .  沖縄民俗研究27   69 - 95   2009年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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書籍等出版物

  • シマで戦争を考える

    兼城糸絵, 石田智子, 佐藤宏之( 担当: 共著)

    北斗書房  2024年3月 

  • 規範と模範 東北アジアの近代化とグローバル化

    兼城糸絵( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 第8章 移民が生み出す新たな規範—中国福建省における顕示的消費の事例から)

    風響社  2023年2月 

  • 日本で学ぶ文化人類学

    宮岡, 真央子, 渋谷, 努, 中村, 八重, 兼城, 糸絵( 担当: 編集 ,  範囲: 第3章、第4章)

    昭和堂  2021年12月  ( ISBN:9784812221051

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    総ページ数:x, 266p   記述言語:日本語

    CiNii Books

  • 百年往返 : 走訪客家地區的日本學者

    簡, 美玲, 河合, 洋尚( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 分担執筆(第13章 緒方修:走訪客家地區,學習與實踐客家學)

    國立陽明交通大學客家文化學院  2021年12月  ( ISBN:9789865434557

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    総ページ数:xvii, 379p   記述言語:中国語

  • 奄美群島の歴史・文化・社会的多様性

    兼城糸絵( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 分担執筆(第6章:奄美大島における共同納骨堂に関する一考察—宇検村の事例を中心に—))

    南方新社  2020年3月 

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    記述言語:日本語

  • 大学的鹿児島ガイド―こだわりの歩き方

    兼城糸絵( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 分担執筆:第3部島嶼編「島で暮らす人々と神々」)

    昭和堂  2018年11月 

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    記述言語:日本語

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MISC

  • 越智郁乃著『動く墓――沖縄の都市移住者と祖先祭祀』

    兼城糸絵

    文化人類学   86 ( 1 )   152 - 155   2021年6月

  • コラム 変わる一人っ子政策

    兼城糸絵

    東アジアで学ぶ文化人類学   44   2017年4月

  • コラム 年中行事と環境保護

    兼城糸絵

    東アジアで学ぶ文化人類学   62   2017年4月

講演・口頭発表等

  • 兼城糸絵 .  災害と地域社会:宮城県七ヶ浜の事例から .  日韓共同シンポジウム「災害と空間変容:記録・表象・地政学」  国際会議

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    開催年月日: 2016年1月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

  • 兼城糸絵 .  なぜ人々は海外を目指すのか:中国福建省の出稼ぎ移民のライフストーリーから .  東北大学東北アジア研究 センター創立20周年記念式典・国際シンポジウム セッションB1 

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    開催年月日: 2015年12月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

  • Itoe KANESHIRO .  The revitalization of local community after the Great East Japan Earthquake .  The Second East Asian Island and Ocean Forum:Asia-Pacific Islands Culture and Social Development  The Second East Asian Island and Ocean Forum:Asia-Pacific Islands Culture and Social Development

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    開催年月日: 2014年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:中国、上海  

    その他

  • 兼城糸絵 .  現代中国の移民と宗族―福建省福州市の事例から .  日本文化人類学会 中国・四国地区研究懇談会  日本文化人類学会 中国・四国地区研究懇談会

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    開催年月日: 2014年7月

    記述言語:日本語  

    開催地:広島  

    研究会

  • 兼城糸絵 .  宗族であり続けることの意味―福建省福州市郊外の移民母村の事例から― .  日本文化人類学会第48回大会  日本文化人類学会第48回大会

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    開催年月日: 2014年5月

    記述言語:日本語  

    開催地:千葉  

    国内学会

  • 兼城糸絵 .  被災地における復興支援と人類学の貢献可能性に関する一考察―津波被災地における無形民俗文化財調査の現場から― .  日韓共同シンポジウム「3.11以後の人間と社会」  日韓共同シンポジウム「3.11以後の人間と社会」

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    開催年月日: 2013年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:鹿児島  

    その他

  • 兼城糸絵 .  移民送出村の葬送儀礼ー中国福建省福州市の事例からー .  鹿大史学会  鹿大史学会

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    開催年月日: 2013年7月

    記述言語:日本語  

    開催地:鹿児島  

    国内学会

  • 兼城糸絵 .  震災復興とアニメ聖地巡礼者たちー宮城県七ヶ浜町花渕浜を例として .  日本文化人類学会第47回研究大会  日本文化人類学会第47回研究大会

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    開催年月日: 2013年6月

    記述言語:日本語  

    開催地:東京  

    国内学会

  • 兼城糸絵 .  富の表現としての葬送儀礼-中国福建省のある移民母村の事例から- .  日本文化人類学会第46回研究大会  日本文化人類学会第46回研究大会

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    開催年月日: 2012年6月

    記述言語:日本語  

    開催地:広島  

    国内学会

  • Itoe Kaneshiro .  Socioeconomic gap in emigrant community: a case study from an emigrant community in China .  Society for East Asian Anthropology, and Taiwan Society for Anthropology and Ethnology Conference  Society for East Asian Anthropology, and Taiwan Society for Anthropology and Ethnology Conference国際会議

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    開催年月日: 2009年7月

    記述言語:英語  

    開催地:Taipei, Taiwan  

    国際学会

  • 兼城糸絵 .  緒方修與客家研究 .  「百年往返:台灣與日本客家研究之對話」國際研討會  2019年10月  招待

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    記述言語:日本語  

  • 兼城糸絵 .  シマの戦争を聞く .  公開Webシンポジウム「コロナ禍の奄美群島で教育研究をどのように進めたか・進めるか」  2021年3月 

  • 兼城糸絵 .  観光と歴史をめぐるポリティクス:中国福建省のある村落を事例に .  日本文化人類学会第53回研究大会  2019年6月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

  • 兼城糸絵 .  コロナ禍の盆行事 .  西日本宗教学会第12回学術大会  2022年3月 

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    会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

  • 尾崎 孝宏, 兼城 糸絵, 宋 多情 .  海外研修授業を通した人類学教育の可能性:鹿児島大学法文学部「文化人類学実習」を事例として .  日本文化人類学会研究大会発表要旨集  2018年  日本文化人類学会

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    本発表では、鹿児島大学法文学部授業科目「文化人類学実習」での経験を事例として、海外研修授業を通した人類学教育の可能性を検討する。本授業は韓国に1週間程度滞在し、学術交流協定締結校の大学生と共同で社会調査を行う正課の授業である。短期の研修で問題となるのは学生のリテラシーだが、現状では、事前情報提供や現地での解説などを極力提供しない形式などを採用することで、一定の成果を得ていると判断しうる。

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共同研究・競争的資金等の研究

  • 奄美群島の戦争に関する「記憶」の記録と継承をめぐる学際的研究

    研究課題/領域番号:19K21652  2019年6月 - 2023年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  挑戦的研究(萌芽)

    兼城 糸絵, 石田 智子, 佐藤 宏之

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    配分額:5980000円 ( 直接経費:4600000円 、 間接経費:1380000円 )

    本年度は、徳之島において戦跡調査を実施した。徳之島は太平洋戦争末期に沖縄防衛のため重要な役割を果たした島である。島の西側に位置する天城町には1943年から1944年にかけて浅間飛行場が建設され、特攻隊の中継基地として利用されていた。また、徳之島の全体に部隊が展開していたことから、島内のさまざまな場所でその痕跡を確認することができる。だが、戦跡に関する人々の関心は必ずしも高いとはいえず、その全体像も適切なかたちで把握されているとは言い難い状況であった。そこで、2021年度の調査では徳之島に残された戦跡の現状を確認し、戦争当時のようすを知る方々に聞き取り調査を行うことで、徳之島(天城町)における戦争の全体像を把握するように努めた。
    今回の調査は新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、短期間で実施することとなったが、地元の教育委員会の協力のもと聞き取り調査を行うことができた。調査対象者はすべて天城町の出身者だったことから、飛行場の建設や空襲のようすなどさまざまなエピソードを伺うことができた。また、戦跡の踏査を行った結果、比較的良好な状態で保存されているものが多かった一方で、まだ地元住民にも知られていない戦跡もあることがわかった。今後これらをどのように保存し活用していくのかが課題である。
    これらの調査と並行して、デジタルコンテンツ(VR)を活用した戦跡の体験学習方法についても検討をはじめた。大学生を対象としたワークショップを開催した結果、技術的に課題が多いものの、ある程度は有効であることが確認された。一方で、今回は地域住民の参画という点が欠けていたため、今後は地域でワークショップを開催していく必要がある。この点については、次年度の課題としたい。