2021/05/20 更新

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南 幸次
Minami Koji
所属
医歯学域附属病院 附属病院 診療センター 血液・内分泌・糖尿病センター 特任助教
職名
特任助教

学位

  • 医学博士 ( 2020年9月   鹿児島大学 )

経歴

  • 鹿児島大学   医歯学域医学部・歯学部附属病院 医学部・歯学部附属病院 診療センター 血液・内分泌・糖尿病センター   特任助教

    2020年4月 - 現在

  • 鹿児島大学   医歯学域医学部・歯学部附属病院 医学部・歯学部附属病院 診療施設 救急部   特任助教

    2012年4月 - 2013年12月

 

論文

  • Nakajo Akihiro, Minami Koji, Shinden Yoshiaki, Hirashima Tadahiro, Saho Hazuki, Nomoto Yuki, Nagata Ayako, Ohtsuka Takao .  The usefulness and utilization of a detachable steel wire-rimmed retractor(KN retractor) for endoscopic thyroid and parathyroid surgery(和訳中) .  Surgery Today51 ( 1 ) 159 - 164   2021年1月

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    出版者・発行元:シュプリンガー・ジャパン(株)  

  • Nakajo A. .  The usefulness and utilization of a detachable steel wire-rimmed retractor (KN retractor) for endoscopic thyroid and parathyroid surgery .  Surgery Today51 ( 1 ) 159 - 164   2021年1月

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    出版者・発行元:Surgery Today  

    DOI: 10.1007/s00595-020-02124-1

    Scopus

    PubMed

  • Shinden Y. .  Surgical resection with pedicled rotation flap for post-mastectomy locoregional breast cancer recurrence .  Anticancer Research40 ( 10 ) 5739 - 5742   2020年10月

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    出版者・発行元:Anticancer Research  

    DOI: 10.21873/anticanres.14589

    Scopus

    PubMed

  • Shinden Y, Saho H, Nomoto Y, Nagata A, Minami K, Nakajo A, Akahane T, Hiraki T, Tanimoto A, Owaki T, Kijima Y, Natsugoe S .  Breast cancer with an intraductal component that was proven genetically to be metastasis of contralateral breast cancer: a case report. .  Surgical case reports6 ( 1 ) 215   2020年8月

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  • Shinden Yoshiaki, Saho Hazuki, Nomoto Yuki, Nagata Ayako, Minami Koji, Nakajo Akihiro, Akahane Toshiaki, Hiraki Tsubasa, Tanimoto Akihide, Owaki Tetsuhiro, Kijima Yuko, Natsugoe Shoji .  Breast cancer with an intraductal component that was proven genetically to be metastasis of contralateral breast cancer: a case report(和訳中) .  Surgical Case Reports6   1 of 6 - 6 of 6   2020年8月

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    出版者・発行元:Springer Berlin Heidelberg  

  • Nakajo A. .  Upgraded bidirectional approach video-assisted neck surgery (BAVANS) using a rigid endoscope with variable viewing direction for advanced endoscopic lymph node dissection in thyroid cancer patients .  Surgery Today50 ( 7 ) 778 - 782   2020年7月

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    出版者・発行元:Surgery Today  

    DOI: 10.1007/s00595-019-01909-3

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    PubMed

  • Nakajo Akihiro, Minami Koji, Shinden Yoshiaki, Toda Hiroko, Hirashima Tadahiro, Nagata Ayako, Nomoto Yuki, Maemura Kosei, Natsugoe Shoji .  甲状腺癌患者の内視鏡下リンパ節切除における複数の視野角を有する硬性内視鏡を用いた改良型双方向アプローチビデオ補助頸部手術(BAVANS)(Upgraded bidirectional approach video-assisted neck surgery(BAVANS) using a rigid endoscope with variable viewing direction for advanced endoscopic lymph node dissection in thyroid cancer patients) .  Surgery Today50 ( 7 ) 778 - 782   2020年7月

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    出版者・発行元:シュプリンガー・ジャパン(株)  

    甲状腺癌患者の内視鏡下リンパ節切除に適用される改良型双方向アプローチビデオ補助頸部手術(BAVANS)を紹介した。BAVANSは180°異なる2方向からアプローチする手技であり、前胸部アプローチ(腋窩アプローチ)では甲状腺切除と中心リンパ節の上部を切除し、顎下腺アプローチでは中心リンパ節の中部と下部の切除を行う。改良型BAVANSは複数の視野角を有する硬性内視鏡を用いるものであり、前頸部におけるカメラポート数を減らしながらも簡便な操作性を保持し、BAVANS法と同等の質を有する。改良型BAVANSの平均手術時間は片側性中心リンパ節切除(CND)において193分、甲状腺全摘+両側性CNDで245分であり、平均出血量は甲状腺全摘+両側性CNDでは26±16.4mL、甲状腺亜全摘+片側性CNDで15.6±26.8mLであった。また、平均リンパ節採取数は片側性CNDにおいて10±4.5、両側性CNDで7.4±3.8となっていた。甲状腺癌患者のリンパ節切除に際して、2方向からのアプローチは有用性が高く、完全切除のために有望な手技であると考えられた。

  • Hirano T. .  FARP1 boosts CDC42 activity from integrin αvβ5 signaling and correlates with poor prognosis of advanced gastric cancer .  Oncogenesis9 ( 2 )   2020年2月

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    出版者・発行元:Oncogenesis  

    DOI: 10.1038/s41389-020-0190-7

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  • 中条 哲浩, 南 幸次, 平島 忠寛, 佐保 葉月, 永田 彩子, 新田 吉陽, 夏越 祥次 .  内視鏡手術(吊り上げ法) .  日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌37 ( 1 ) 12 - 16   2020年

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    出版者・発行元:日本内分泌外科学会・日本甲状腺外科学会  

    <p>保険収載により甲状腺内視鏡手術は普及期に入ったが,その特徴は送気法・吊り上げ法の違いだけでなく多彩なアプローチ法が存在することである。本稿では吊り上げ法の現状について述べる。</p><p>甲状腺内視鏡手術は吊り上げ法でも十分な操作腔の確保が可能であり,世界的にも吊り上げ法を採用する施設が多い。日本で行われている代表的な吊り上げ式内視鏡手術にはVANS法,VANS変法,腋窩法などがあるが,耳介後部アプローチや内視鏡補助下の小切開手術も報告されている。吊り上げ法の利点は,ミスト対策が容易,開創手術用器具も使用できる,ランニングコストが安価なことなどである。問題点は単項式手術に近く独特の鉗子操作であることと,送気圧によるoozing抑制効果がないため甲状腺表面の止血に難渋する場合があることである。吊り上げ法を含む各術式のBrush upにより甲状腺内視鏡手術はさらに普及すると考えられる。</p>

    DOI: 10.11226/jaesjsts.37.1_12

  • Ando K. .  Clinical implication of the relationship between high mobility group box-1 and tumor differentiation in hepatocellular carcinoma .  Anticancer Research38 ( 6 ) 3411 - 3418   2018年6月

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    出版者・発行元:Anticancer Research  

    DOI: 10.21873/anticanres.12609

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    PubMed

  • Minami K. .  Prognostic significance of CD68, CD163 and Folate receptor-β positive macrophages in hepatocellular carcinoma .  Experimental and Therapeutic Medicine15 ( 5 ) 4465 - 4476   2018年5月

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    出版者・発行元:Experimental and Therapeutic Medicine  

    DOI: 10.3892/etm.2018.5959

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  • 南 幸次, 迫田 雅彦, 飯野 聡, 樋渡 清司, 前村 公成, 又木 雄弘, 蔵原 弘, 川崎 洋太, 鶴田 祐介, 瀬戸山 徹郎, 奥村 浩, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  心房内転移を来した成人発症肝未分化肉腫の1例 .  癌と化学療法45 ( 4 ) 721 - 724   2018年4月

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    出版者・発行元:(株)癌と化学療法社  

    症例は24歳、女性。上腹部痛を主訴に近医を受診した。CTで肝左葉に11×8cm大の嚢胞性腫瘍と内部のextravasation所見を認めた。塞栓術を実施するもCTで出血残存が疑われ当院に転院した。準緊急的に肝拡大左葉切除術を実施した。病理所見で星芒状、紡錘形の細胞質を有する異型細胞の増殖を認め、免疫染色でvimentin陽性、AE1/AE3は陰性であり肝未分化肉腫の診断であった。その後、定期的に経過観察していたが、初回手術1年10ヵ月後左胸背部痛が出現し、胸部CTで左肺下葉に結節、右心房内に腫瘤影を認めた。右心房腫瘍摘出、左肺舌区・左肺下葉・右肺中葉部分切除術を実施し、肝未分化肉腫転移の診断であった。再手術後vincristine+actinomycin D+cyclophosphamide(VAC)療法実施もPDの判断となり、患者本人・家族の希望でbest supportive care(BSC)となった。肝未分化肉腫は、成人にはまれな肝原発間葉系悪性腫瘍である。外科切除が第一選択となるが予後は不良である。さらなる症例の蓄積、治療の検討が必要である。(著者抄録)

  • Minami K. .  A case of adult undifferentiated sarcoma of the liver with intraatrial metastasis .  Japanese Journal of Cancer and Chemotherapy45 ( 4 ) 721 - 724   2018年4月

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    出版者・発行元:Japanese Journal of Cancer and Chemotherapy  

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  • Minami K, Sakoda M, Iino S, Hiwatashi K, Maemura K, Mataki Y, Kurahara H, Kawasaki Y, Tsuruda Y, Setoyama T, Okumura H, Maenohara S, Natsugoe S .  [A Case of Adult Undifferentiated Sarcoma of the Liver with Intraatrial Metastasis]. .  Gan to kagaku ryoho. Cancer & chemotherapy45 ( 4 ) 721 - 724   2018年4月

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  • 鶴田 祐介, 奥村 浩, 瀬戸山 徹郎, 樋渡 清司, 南 幸次, 前之原 茂穂 .  上行結腸粘膜に多発潰瘍を形成した後腹膜浸潤を伴う巨大盲腸粘液癌の1例 .  鹿児島県臨床外科学会誌29   7 - 8   2018年3月

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    出版者・発行元:鹿児島県臨床外科学会  

    症例は45歳男性で、検診で便潜血陽性を指摘され、精査の大腸内視鏡検査にて盲腸に腫瘍性病変を認めたため当科紹介となった。大腸内視鏡検査で盲腸に潰瘍性病変を認め、さらにBauhin弁口側の上行結腸に2ヶ所の潰瘍を認めた。生検組織所見では核が腫大した細胞からなる異型腺管を認めた。造影CTで盲腸に低吸収域を内包する70×65mmの腫瘤を認めた。組織確診は得られなかったが、盲腸癌、cSE、N2、M0、cStage IIIBと診断し、開腹右半結腸切除術を施行した。腫瘍の後腹膜、小腸間膜への浸潤を認め、回結腸動静脈を根部で結紮切離した。上行結腸と回腸の切離を先行させ、腫瘍と後腹膜間の剥離を最後に行った。組織学的に大部分は高分化型粘液癌であったが、腫瘍先進部に印環細胞を伴う低分化型の成分が存在した。最終病理診断はMucinous adenocarcinoma、pT4b(S1、retroperitoneum)、N1(2個)であった。術後の経過は良好で術後13日目に退院となった。

  • Tsuruda Y. .  Laparoscopic cholecystectomy with aberrant bile duct detected by intraoperative fluorescent cholangiography concomitant with angiography: A case report .  International Journal of Surgery Case Reports51   14 - 16   2018年1月

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    出版者・発行元:International Journal of Surgery Case Reports  

    DOI: 10.1016/j.ijscr.2018.08.009

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  • Minami K, Okumura H, Hiwatashi K, Matsukita S, Setoyama T, Minamimagari K, Tsuruta Y, Kanetsuki I, Ogura Y, Maenohara S, Natsugoe S .  Multiple malignant epithelioid mesotheliomas of the liver and greater omentum: a case report and review of the literature. .  Surgical case reports3 ( 1 ) 66   2017年12月

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  • 鶴田 祐介, 奥村 浩, 瀬戸山 徹郎, 樋渡 清司, 南 幸次, 前之原 茂穂, 内門 泰斗, 尾本 至, 佐々木 健, 夏越 祥次 .  食道癌術後の術後補助化学療法施行後に急性巣状性細菌性腎炎を来した1例 .  癌と化学療法44 ( 12 ) 1476 - 1478   2017年11月

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    出版者・発行元:(株)癌と化学療法社  

    症例は54歳、女性。胸部食道癌cT1bN0M0、Stage Iに対して胸腔鏡下食道亜全摘術が施行され、最終病理診断はpT1b、N2(No.110)、M0、pStage IIであった。2016年2月より術後補助化学療法としてdocetaxel、CDDP、5-FU(mDCF)療法を2コース施行した。治療後22日目に高熱を主訴に当科を再診され、右側腹部に圧痛を伴う腫瘤が触知した。血液検査で炎症反応の上昇を認め、尿検査ではWBC100/HPF以上であった。造影CT検査では右腎の腫大と造影効果不良域および腎周囲の脂肪織濃度上昇を認め、急性巣状性細菌性腎炎(acute focal bacterial nephritis:AFBN)と診断した。血液および尿培養検査を提出後、抗生剤(levofloxacin:LVFX 500mg/day)治療を開始したところ、数日後には症状は軽快した。培養検査からはいずれも大腸菌が検出され、LVFXへの感受性を認めた。計16日間、抗生剤投与した後は再燃を認めず、自宅退院となった。(著者抄録)

  • Tsuruda Y, Okumura H, Setoyama T, Hiwatashi K, Minami K, Maenohara S, Uchikado Y, Omoto I, Sasaki K, Natsugoe S .  [Case Report of an Acute Focal Bacterial Nephritis Associated with Adjuvant Chemotherapy in Esophageal Cancer Patient]. .  Gan to kagaku ryoho. Cancer & chemotherapy44 ( 12 ) 1476 - 1478   2017年11月

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  • 保坂 優斗, 蔵原 弘, 川崎 洋太, 南 幸次, 又木 雄弘, 迫田 雅彦, 前村 公成, 永里 耕平, 林 完勇, 吉浦 敬, 新地 洋之, 夏越 祥次 .  膵頭部癌術後の難治性リンパ漏に対して経皮経肝リピオドールリンパ管造影が著効した1例 .  日本消化器外科学会雑誌50 ( 9 ) 721 - 727   2017年9月

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    出版者・発行元:(一社)日本消化器外科学会  

    リンパ漏は比較的まれな術後合併症であるが,悪性腫瘍に対する膵切除術後では発症率は高い傾向にあることが報告されている.我々は78歳の男性の膵頭部癌に対する膵頭十二指腸切除術後にリンパ漏を発症した症例を経験した.絶食,中心静脈栄養,オクトレオチド皮下注による保存的治療を行ったが,症状の改善を認めない難治性症例であった.まず傍大動脈リンパ節サンプリング部位からのリンパ漏の可能性を考え,両側鼠径部から経皮的リピオドールリンパ管造影を施行したが,傍大動脈リンパ節領域にリンパ漏出部分を認めず症状の改善も認めなかった.次に,経皮経肝リピオドールリンパ管造影を施行した.胆管空腸吻合部周囲に広範囲にリピオドールの漏出を認め,5日後にはリンパ漏は完全に消失した.その後リンパ漏の再燃を認めず,術後7ヵ月の現在まで無再発生存中である.(著者抄録)

  • Minami Koji, Okumura Hiroshi, Hiwatashi Kiyokazu, Matsukita Sumika, Setoyama Tetsuro, Minamimagari Kota, Tsuruta Yusuke, Kanetsuki Ichiro, Ogura Yoshito, Maenohara Shigeho, Natsugoe Shoji .  肝臓と大網に発生した多発性悪性類上皮性中皮腫 1症例報告と文献レビュー(Multiple malignant epithelioid mesotheliomas of the liver and greater omentum: a case report and review of the literature) .  Surgical Case Reports3 ( May ) 1 - 5   2017年5月

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    出版者・発行元:Springer Berlin Heidelberg  

    症例は36歳女性で、2ヵ月前から腹痛と背部痛が続くため入院となった。診察で右上腹部に弾性硬で触知可能な腫瘤を認め、腹部超音波検査で肝右葉に直径15cmの広範な占拠性病変を認めた。腹部造影CTでも肝右葉に13×14×11cmで壁肥厚を伴う嚢胞性腫瘤を認めた。18F-FDG PETでは肝臓と下腹部に異常集積を認めたことから、肝後区域切除術と大網部分切除術を行った。免疫染色で特徴的な所見を認め、最終的な病理診断は低悪性度の多発性類上皮性中皮腫であった。術後6ヵ月時点で再発はみられなかった。

  • 鶴田 祐介, 迫田 雅彦, 又木 雄弘, 飯野 聡, 南 幸次, 川崎 洋太, 蔵原 弘, 前村 公成, 上野 真一, 夏越 祥次 .  肝細胞癌と結腸癌肝転移を含む同時性4多重癌の1例 .  日本消化器外科学会雑誌50 ( 4 ) 326 - 333   2017年4月

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    出版者・発行元:(一社)日本消化器外科学会  

    症例は76歳の男性で,2014年9月,下行結腸癌の診断で左半結腸切除術を施行した.最終病理診断はType 2,pT3,ly1,v2,N0,M0でpStage IIであった.2015年4月のCTで左肺腫瘍,多発肝腫瘍を指摘された.大腸内視鏡で上行結腸ポリープも認め,内視鏡的切除したところ上皮内癌であった.肺腫瘍に対して精査されたが,原発と転移の鑑別はできず,診断的な意味も含め左肺上葉切除術を先行させた.最終病理診断は原発性肺腺癌,pT2a,N0,M0でpStage Ibであった.その後,肝腫瘍の精査・加療目的に当科紹介となった.肝S7は肝細胞癌,S3およびS4は転移性肝腫瘍と術前診断した.同年8月,肝病変に対して肝部分切除術を施行した.病理組織学的所見は術前診断と同様であった.肝細胞癌,結腸癌肝転移を含む同時性4多重癌のまれな症例を経験したので報告する.(著者抄録)

  • 鶴田 祐介, 夏越 祥次, 迫田 雅彦, 又木 雄弘, 飯野 聡, 南 幸次, 川崎 洋太, 蔵原 弘, 前村 公成, 上野 真一 .  肝細胞癌と結腸癌肝転移を含む同時性4多重癌の1例 .  日本消化器外科学会雑誌50 ( 4 ) 326 - 333   2017年

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    出版者・発行元:一般社団法人 日本消化器外科学会  

    <p> 症例は76歳の男性で,2014年9月,下行結腸癌の診断で左半結腸切除術を施行した.最終病理診断はType 2,pT3,ly1,v2,N0,M0でpStage IIであった.2015年4月のCTで左肺腫瘍,多発肝腫瘍を指摘された.大腸内視鏡で上行結腸ポリープも認め,内視鏡的切除したところ上皮内癌であった.肺腫瘍に対して精査されたが,原発と転移の鑑別はできず,診断的な意味も含め左肺上葉切除術を先行させた.最終病理診断は原発性肺腺癌,pT2a,N0,M0で pStage Ibであった.その後,肝腫瘍の精査・加療目的に当科紹介となった.肝S7は肝細胞癌,S3およびS4は転移性肝腫瘍と術前診断した.同年8月,肝病変に対して肝部分切除術を施行した.病理組織学的所見は術前診断と同様であった.肝細胞癌,結腸癌肝転移を含む同時性4多重癌のまれな症例を経験したので報告する.</p>

    DOI: 10.5833/jjgs.2015.0218

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  • Maemura K. .  Usefulness of fluorescence vascular imaging for preserving the remnant stomach after distal pancreatosplenectomy: A case report .  International Surgery102 ( 3-4 ) 125 - 130   2017年

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    出版者・発行元:International Surgery  

    DOI: 10.9738/INTSURG-D-16-00218.1

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  • Fukuhisa H. .  Surgical treatment for the excluded bile leakage from Spiegel lobe after right hemihepatectomy: A case report .  International Journal of Surgery Case Reports39   159 - 163   2017年

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    出版者・発行元:International Journal of Surgery Case Reports  

    DOI: 10.1016/j.ijscr.2017.08.018

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MISC

  • 【甲状腺に対する内視鏡下手術及びロボット支援手術〜現状と今後の展望〜】内視鏡手術(吊り上げ法)

    中条 哲浩, 南 幸次, 平島 忠寛, 佐保 葉月, 永田 彩子, 新田 吉陽, 夏越 祥次

    日本内分泌外科学会雑誌   37 ( 1 )   12 - 16   2020年3月

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    出版者・発行元:(一社)日本内分泌外科学会  

講演・口頭発表等

  • 奥村 浩, 瀬戸山 徹郎, 樋渡 清司, 南 幸次, 鶴田 祐介, 前之原 茂穂, 徳重 浩一, 柊元 洋紀, 福田 芳生, 夏越 祥次 .  閉塞性大腸癌に対する大腸ステント留置症例の検討 .  日本癌治療学会学術集会抄録集  2017年10月  (一社)日本癌治療学会

  • 樋渡 清司, 迫田 雅彦, 奥村 浩, 南 幸次, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  非アルコール性非B非C型肝細胞癌の病理学的NAFL、NASH、肝線維化含めた発症原因の検討 .  日本消化器外科学会総会  2020年12月  (一社)日本消化器外科学会

  • 樋渡 清司, 迫田 雅彦, 奥村 浩, 南 幸次, 小倉 芳人, 上野 真一, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  非アルコール性非B非C型肝細胞癌切除例における病理学的NASH並びに肝線維化の検討 .  日本外科学会定期学術集会抄録集  2020年8月  (一社)日本外科学会

  • 奥村 浩, 内門 泰斗, 喜多 芳昭, 尾本 至, 佐々木 健, 瀬戸山 徹郎, 樋渡 清司, 南 幸次, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  食道破裂・穿孔症例に対する治療法の検討 .  日本食道学会学術集会プログラム・抄録集  2017年6月  (NPO)日本食道学会

  • 瀬戸山 徹郎, 奥村 浩, 樋渡 清司, 南 幸次, 鶴田 祐介, 前之原 茂穂, 内門 泰斗, 尾本 至, 佐々木 健, 夏越 祥次 .  食道神経鞘腫の2例 .  日本食道学会学術集会プログラム・抄録集  2017年6月  (NPO)日本食道学会

  • Minami Koji, Hiwatashi Kiyokazu, Okumura Hiroshi, Takatori Hiroyuki, Ooi Hideyuki, Maenohara Shigeho, Natsugoe Shoji .  骨・リンパ節への多発性転移を起こした胆管細胞癌の1症例(A case of Cholangiolocellular carcinoma which caused multiple metastasis for bone and lymph node) .  日本肝胆膵外科学会・学術集会プログラム・抄録集  2018年6月  (一社)日本肝胆膵外科学会

  • 南 幸次, 樋渡 清司, 南曲 康多, 瀬戸山 徹郎, 奥村 浩, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  ICG蛍光法を用いた肝細胞癌の評価検討 .  日本消化器外科学会総会  2017年7月  (一社)日本消化器外科学会

  • 樋渡 清司, 迫田 雅彦, 奥村 浩, 南 幸次, 上野 真一, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  SAF/FLIPアルゴリズムを使用しNASHの病理学的検討を行った非アルコール性非B非C型肝細胞癌切除例の検討 .  日本消化器外科学会総会  2019年7月  (一社)日本消化器外科学会

  • 平島 忠寛, 中条 哲浩, 南 幸次, 佐保 葉月, 新田 吉陽, 永田 彩子, 前村 公成, 夏越 祥次 .  内視鏡下副甲状腺摘出術における吊り上げ法と送気法の比較検討 .  小切開・鏡視外科学会雑誌  2019年6月  (NPO)小切開・鏡視外科学会

  • 中条 哲浩, 南 幸次, 平島 忠寛, 佐保 葉月, 野元 優貴, 永田 彩子, 新田 吉陽, 前村 公成, 夏越 祥次 .  内視鏡下甲状腺悪性腫瘍の手術(私の工夫) 内視鏡下甲状腺悪性腫瘍手術における視野展開の工夫 .  日本内分泌外科学会雑誌  2019年9月  (一社)日本内分泌外科学会

  • 中条 哲浩, 奥村 浩, 田上 聖徳, 有馬 豪男, 南 幸次, 新田 吉陽, 喜島 祐子, 白尾 一定, 中野 静雄, 前村 公成, 夏越 祥次 .  内視鏡下甲状腺悪性腫瘍手術 内鏡下頸部外側区域郭清への挑戦 .  日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌  2017年4月  日本内分泌外科学会・日本甲状腺外科学会

  • 奥村 浩, 高取 寛之, 樋渡 清司, 南 幸次, 大井 秀之, 木塲 育美, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  切除不能進行再発胃癌に対するラムシルマブ+パクリタキセル併用療法の検討 .  日本癌治療学会学術集会抄録集  2018年10月  (一社)日本癌治療学会

  • 鶴田 祐介, 奥村 浩, 瀬戸山 徹郎, 樋渡 清司, 南 幸次, 高取 寛之, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  副肝管の術中同定にICG蛍光胆道検索が有用であった腹腔鏡下胆嚢摘出術の1例 .  日本内視鏡外科学会雑誌  2017年12月  (一社)日本内視鏡外科学会

  • 樋渡 清司, 上野 真一, 迫田 雅彦, 飯野 聡, 南 幸次, 盛 真一郎, 喜多 芳昭, 馬場 研二, 夏越 祥次 .  大腸癌肝転移複数回化学療法の肝機能に与える影響 ICG、アシアロ肝シンチによる評価 .  日本大腸肛門病学会雑誌  2017年2月  (一社)日本大腸肛門病学会

  • 瀬戸山 徹郎, 奥村 浩, 樋渡 清和, 和田 真澄, 下村 寛貴, 南曲 康多, 南 幸次, 有留 邦明, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  当科における噴門側胃切除術での食道空腸吻合部に対する術中ICG蛍光法を用いた血流評価(Bloodstream evaluation of esophagojejunal anastomosis in proximal gastrectomy by ICG method) .  日本胃癌学会総会記事  2017年3月  (一社)日本胃癌学会

  • 永田 彩子, 新田 吉陽, 野元 優貴, 佐保 葉月, 中条 哲浩, 南 幸次 .  当院でのCDK4/6阻害薬の使用経験の検討 .  日本癌治療学会学術集会抄録集  2020年10月  (一社)日本癌治療学会

  • 南 幸次, 中条 哲浩, 新田 吉陽, 林 直樹, 戸田 洋子, 永田 彩子, 野元 優貴, 平島 忠寛, 前村 公成, 夏越 祥次 .  当院におけるBasedow病に対する外科的治療の現状 .  日本内分泌外科学会雑誌  2019年5月  (一社)日本内分泌外科学会

  • 奥村 浩, 高取 寛之, 樋渡 清司, 南 幸次, 田中 貴子, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  当院における切除不能進行再発大腸癌に対するTAS-102療法の検討 .  日本消化器外科学会総会  2018年7月  (一社)日本消化器外科学会

  • 奥村 浩, 高取 寛之, 樋渡 清司, 南 幸次, 田中 貴子, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  当院における切除不能進行再発胃癌に対するラムシルマブ+パクリタキセル併用療法療法の使用経験(Ramcirumab plus paclitaxel therapy for unresectable or recurrent gastric cancer) .  日本胃癌学会総会記事  2018年3月  (一社)日本胃癌学会

  • 南 幸次, 奥村 浩, 樋渡 清司, 瀬戸山 徹郎, 鶴田 祐介, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  当院における術中Navigationを用いた肝切除の実際 .  日本内視鏡外科学会雑誌  2017年12月  (一社)日本内視鏡外科学会

  • 奥村 浩, 高取 寛之, 樋渡 清司, 南 幸次, 田中 貴子, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  治癒切除不能進行大腸癌症例の検討 .  日本外科学会定期学術集会抄録集  2018年4月  (一社)日本外科学会

  • 南 幸次 .  甲状腺・副甲状腺の内視鏡手術〜術式の検討と将来展望〜 甲状腺内視鏡手術における専用器具の開発 .  日本内視鏡外科学会雑誌  2019年12月  (一社)日本内視鏡外科学会

  • 中条 哲浩, 南 幸次, 夏越 祥次 .  甲状腺・副甲状腺内視鏡手術における術中神経モニタリング .  日本内分泌外科学会雑誌  2019年9月  (一社)日本内分泌外科学会

  • 中条 哲浩, 南 幸次, 平島 忠寛, 佐保 葉月, 野元 優貴, 永田 彩子, 新田 吉陽, 前村 公成, 夏越 祥次 .  甲状腺・副甲状腺疾患に対する内視鏡手術の可能性と限界 前胸部アプローチによる甲状腺・副甲状腺内視鏡手術 吊り上げ法と送気法の比較検討 .  日本外科学会定期学術集会抄録集  2020年8月  (一社)日本外科学会

  • 新田 吉陽, 中条 哲浩, 田上 聖徳, 南 幸次, 夏越 祥次 .  甲状腺内視鏡手術の導入から実施に向けて 内視鏡下甲状腺手術の導入と実施 初期トレーニングの重要性 .  日本内視鏡外科学会雑誌  2018年12月  (一社)日本内視鏡外科学会

  • 中条 哲浩, 田上 聖徳, 新田 吉陽, 戸田 洋子, 永田 彩子, 野元 優貴, 林 直樹, 南 幸次, 前村 公成, 夏越 祥次 .  甲状腺内視鏡手術の進歩 .  日本内分泌学会雑誌  2018年12月  (一社)日本内分泌学会

  • 南 幸次, 奥村 浩, 樋渡 清司, 瀬戸山 徹郎, 鶴田 祐介, 松木田 純香, 鐘撞 一郎, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  異時性肝転移を認めた膵平滑筋肉腫の1例 .  日本癌治療学会学術集会抄録集  2017年10月  (一社)日本癌治療学会

  • 橋口 真征, 迫田 雅彦, 園田 智洋, 南 幸次, 小薗 勉, 高取 寛之, 奥村 浩, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  肝細胞癌割面のICG蛍光パターンと臨床病理学的因子および予後に関する検討 .  日本外科学会定期学術集会抄録集  2019年4月  (一社)日本外科学会

  • 南 幸次, 奥村 浩, 瀬戸山 徹郎, 樋渡 清司, 鶴田 祐介, 高取 寛之, 田中 貴子, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  胆石胆嚢炎に合併した胆嚢仮性動脈瘤出血の1例 .  日本臨床外科学会雑誌  2017年10月  日本臨床外科学会

  • 南曲 康多, 奥村 浩, 瀬戸山 徹郎, 樋渡 清司, 南 幸次, 鶴田 祐介, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  腹腔鏡下鼡径ヘルニア修復術後再発の2例 .  日本内視鏡外科学会雑誌  2017年12月  (一社)日本内視鏡外科学会

  • 樋渡 清司, 奥村 浩, 南 幸次, 高取 寛之, 田中 貴子, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  蛍光強度評価のため画像解析ソフトを用いた腹腔鏡下胆摘でのICG術中胆道navigationの有用性の検討 .  日本消化器外科学会総会  2018年7月  (一社)日本消化器外科学会

  • 田中 貴子, 奥村 浩, 高取 寛之, 樋渡 清司, 南 幸次, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  術前S-1+Oxaliplatin療法により組織学的CRが得られた進行食道胃接合部癌の1例 .  日本胃癌学会総会記事  2018年3月  (一社)日本胃癌学会

  • Shimonosono Masataka, Maemura Kosei, Kurahara Hiroshi, Mataki Yuko, Kawasaki Yota, Minami Koji, Iino Satoshi, Sakoda Masahiko, Shinchi Hiroyuki, Natsugoe Shoji .  術前陽子線治療により治療した局所進行膵癌の3症例(3 cases of locally advanced pancreatic cancer treated with preoperative proton radiotherapy) .  Journal of Hepato-Biliary-Pancreatic Sciences  2017年5月  John Wiley & Sons Australia, Ltd

  • 中条 哲浩, 田上 聖徳, 新田 吉陽, 野本 優貴, 永田 彩子, 南 幸次, 前村 公成, 夏越 祥次 .  進行再発甲状腺癌に対するレンバチニブ導入症例の検討 .  日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌  2018年10月  日本内分泌外科学会・日本甲状腺外科学会

  • 奥村 浩, 瀬戸山 徹郎, 樋渡 清司, 南 幸次, 高取 寛之, 鶴田 祐介, 前之原 茂穂, 夏越 祥次 .  閉塞性大腸癌に対する大腸ステント留置後腹腔鏡下手術症例の検討 .  日本内視鏡外科学会雑誌  2017年12月  (一社)日本内視鏡外科学会

  • 中条 哲浩, 南 幸次, 平島 忠寛, 戸田 洋子, 佐保 葉月, 永田 彩子, 新田 吉陽, 前村 公成, 夏越 祥次 .  Bestと考える内視鏡手術・ロボット手術とその限界(内視鏡2) 双方向アプローチによる頸部リンパ節郭清 術野の死角を解消するために .  小切開・鏡視外科学会雑誌  2019年6月  (NPO)小切開・鏡視外科学会

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