2025/12/02 更新

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アンドウ　リョウスケ
安藤　良祐
ANDO Ryosuke
所属
法文教育学域法文学系 法文学部 法経社会学科 助教
職名
助教
連絡先
メールアドレス
ホームページ
https://researchmap.jp/ryosukeando
外部リンク

学位

  • 経営修士(専門職) （ 2018年3月   九州大学 ）

  • 修士(理学) （ 2010年3月   北海道大学 ）

  • 学士（理学） （ 2008年3月   北海道大学 ）

研究キーワード

  • 意思決定論

  • 経営組織論

  • プロジェクトマネジメント

  • イノベーション

研究分野

  • 人文・社会 / 経営学  / 経営組織論、集団の意思決定、個人の選好、双曲割引

学歴

  • 長崎大学   経済学研究科   経営意思決定専攻

    2024年4月

  • 九州大学   経済学府   産業マネジメント専攻

    2016年4月 - 2018年3月

  • 北海道大学   理学院   宇宙理学専攻

    2008年4月 - 2010年3月

  • 北海道大学   理学部   物理学科

    2004年4月 - 2008年3月

経歴

  • 鹿児島大学   法文教育学域法文学系 法文学部 法経社会学科   助教

    2024年4月 - 現在

  • デロイト トーマツ コンサルティング合同会社   Regionなど   職員

    2018年6月 - 2024年3月

  • 九州旅客鉄道株式会社   電気部など   社員

    2010年4月 - 2018年5月

所属学協会

  • 日本オペレーションズ・リサーチ学会

  • 組織学会

    2025年1月 - 現在

  • 九州経済学会

    2024年10月 - 現在

  • 経営情報学会

  • 研究・イノベーション学会

委員歴

  • 鹿児島県出水市   出水市上下水道事業審議会委員  

    2025年4月 - 現在   

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    団体区分：自治体

  • 厚生労働省鹿児島労働局   地域雇用活性化推進事業地域支援アドバイザー  

    2025年4月 - 現在   

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    団体区分：政府

 

論文

  • 安藤良祐 .  制度ロジック観点での鉄道イノベーションの分析 ―自動列車停止装置から自動運転への展開に関する一考察― .  AAOS Transactions14 ( 1 ) 1 - 15   2025年11月査読

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    担当区分：責任著者   掲載種別：研究論文（学術雑誌）  

  • Kei Takakura, Ryosuke Ando, Wu Boyu, Yu Kijun .  Notes on "Child Labour, Fertility, and Economic Growth" .  地域政策科学研究 ( 22 ) 89 - 93   2025年3月査読

  • 安藤 良祐, 津留﨑 和義 .  コスト・タイムパフォーマンス観点による組織的意思決定の分析： マルチエージェントシミュレーションを利用した Active なゴミ箱モデルの開発 .  日本オペレーションズ・リサーチ学会和文論文誌68 ( 0 ) 1 - 26   2025年3月査読

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    担当区分：筆頭著者,　責任著者   記述言語：日本語   掲載種別：研究論文（学術雑誌）   出版者・発行元：日本オペレーションズ・リサーチ学会  

    本研究では，組織の意思決定モデルであるゴミ箱モデルをマルチエージェントシミュレーションに拡張し，組織の意思決定傾向はもちろん，コスト・時間の観点から組織パフォーマンスを分析し，実務的なインプリケーションを導出することを目的としている．ゴミ箱モデルは組織の意思決定が参加者・問題・解決策・選択機会の偶然の一致によりもたらされるとする理論であり，その意思決定は「見過ごし」や「やり過ごし」といった「問題解決」以外の結果をもたらすことを主張する．しかし，シミュレーション結果等に疑義があり，組織の意思決定をうまく表現できていないと批判されている．本研究は先行研究を通して，これらの批判を包含しつつマルチエージェントシミュレーション化に際して必要な改修を行った新たなゴミ箱モデルを開発するものである．新たに開発したActive なゴミ箱モデルによるシミュレーションから組織サイズ・意思決定者の手掌範囲・組織構造の条件で組織パフォーマンスを分析した結果，組織サイズが小さいと組織構造が効率をもたらすこと，意思決定者の手掌範囲が狭い方がより効率がよいことがわかった一方で意思決定者の手掌範囲を広げると著しく効率が悪化すること，組織サイズが大きく手掌範囲も拡大していると組織構造によって効率が悪化すること等を明らかにした．

    添付ファイル： TORSJ24-016_pdf.pdf

    DOI： 10.15807/torsj.68.1

    CiNii Research

  • 安藤 良祐 .  組織構造が組織の意思決定にもたらす影響 .  経営情報学会　全国研究発表大会要旨集202411 ( 0 ) 5 - 8   2025年1月査読

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    記述言語：英語   出版者・発行元：一般社団法人 経営情報学会  

    <p>不確実性の高い現代社会において組織構造は企業等の意思決定にどのような影響を与えているのか。本研究はあいまいな状況における組織の意思決定モデルであるゴミ箱モデルをベースとしたシミュレーションモデルを開発し、その結果を考察するものである。モデルでは組織構造として階層的な構造を模した4層から成る層状構造でシミュレーションを実施する。シミュレーションの結果、組織の中層下位メンバーの意思決定負荷が最も高くなること、上位メンバーの意思決定では問題解決割合が高く、やり過ごし割合が低くなること、下位メンバーの意思決定では問題解決割合が低く、やり過ごし割合が高くなることがわかった。</p>

    DOI： 10.11497/jasmin.202411.0_5

    CiNii Research

  • ANDO RYOSUKE .  A Study on Organizational Decision-making from the Perspective of Uncertainty and Ambiguity .  IIAI Letters on Business and Decision Science5   1 - 12   2025年査読 国際誌

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    担当区分：責任著者   記述言語：英語   掲載種別：研究論文（国際会議プロシーディングス）   出版者・発行元：International Institute of Applied Informatics  

    This study examines the effects of ambiguity and uncertainty on organizational decision-making using an agent-based simulation framework. The model integrates hyperbolic discounting to capture shifts in decision-makers’ preferences from long-to short-term orientations over time. Ambiguity is defined as unclear organizational goals and decision criteria, whereas uncertainty refers to unpredictable environmental changes. The simulation showed that uncertainty strongly reduces decision efficiency, whereas ambiguity degrades decision quality. The results highlight how excessive ambiguity and uncertainty can lead to organizational resource inefficiencies. Specifically, I found that situations with high ambiguity and low uncertainty produced the least resource-efficient outcomes than situations with both high ambiguity and uncertainty. This study emphasizes the need to design decision processes that consider environmental complexity and recommends further empirical validation.

    DOI： 10.52731/lbds.v005.386

    CiNii Research

  • Ryosuke Ando .  A Study of Organizational Decision-Making in Fuzzy Front End: Simulation Analysis Using the Garbage Can Model .  Proceeding of ISPIM 2024 Connects Osaka   2024年12月査読 国際誌

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    担当区分：責任著者   掲載種別：研究論文（国際会議プロシーディングス）  

    This paper was presented at ISPIM Connects Osaka – Connecting and Empowering Society, Osaka, Japan on 2-4 December 2024.
    Event Proceedings: ISBN 978-952-65069-7-5

    添付ファイル： A Study of Organizational Decision-Making in Fuzzy Front End.pdf

  • 安藤 良祐, 永田 晃也 .  参加者の双曲志向が組織的意思決定に及ぼす影響：Double Garbage Can Modelの開発とシミュレーション .  研究 技術 計画39 ( 2 ) 200 - 215   2024年9月査読

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    担当区分：筆頭著者,　責任著者   記述言語：日本語   出版者・発行元：研究・イノベーション学会  

    <p>本研究の目的は，個人の時間選好が組織的意思決定のプロセスに及ぼす影響を明らかにすることである。人間は限定合理性を回避するため，組織で意思決定を行うが，組織でも不合理な意思決定は繰り返されている。近年，行動経済学では個人のアノマリを説明する理論が提唱され発展しているが，そのひとつである双曲割引は近い将来から遠い将来にかけて低減する傾向を持つ主観的時間割引率から，長期的な効用を犠牲に短期的な効用を選好する一貫性のない人間の行動を説明する。本稿ではあいまいな状況下での集団の意思決定モデルであるゴミ箱モデルを拡張したDouble Garbage Can Modelを構築し，双曲割引を持つ個人の存在が組織的な意思決定に及ぼす影響をシミュレートした。その結果，双曲割引から目先の利益を優先する組織的意思決定をもたらしうる負の影響が示唆される一方，最も回避すべき何も決められない状況を回避できるなど正の影響も示唆された。</p>

    DOI： 10.20801/jsrpim.39.2_200

    CiNii Research

  • 安藤良祐, 永田晃也 .  集団の意思決定を失敗させる要因の分析—組織の規模と存続期間の影響に関する一考察 .  経営情報学会 全国研究発表大会要旨集202311   242 - 245   2024年1月

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    担当区分：筆頭著者  

  • 安藤良祐, 永田晃也 .  参加者の双曲志向が組織的意思決定に及ぼす影響 -Double Garbage Can Modelの開発とシミュレーション検証- .  CSTIPS Discussion Paper Series2022 ( WP01 ) 1 - 15   2023年1月

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    担当区分：筆頭著者  

  • 安藤 良祐, 永田 晃也 .  参加者の双曲志向が組織的意思決定に及ぼす影響：Double Garbage Can Modelの開発とシミュレーション検証 .      2023年1月

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    記述言語：日本語   出版者・発行元：九州大学科学技術イノベーション政策教育研究センター  

    本稿では、ゴミ箱モデルを拡張した Double Garbage Can Model を構築し、双曲割引傾向を持つメンバーの存在が組織的な意思決定に及ぼす影響を明らかにする。双曲割引とは、近い将来から遠い将来にかけて低減する傾向を持つ主観的時間割引率を意味し、長期的な効用を犠牲にして短期的な効用を選好する非合理な行動を説明する行動経済学の概念である。シミュレーションの結果、双曲性を持つメンバーの存在は目先の利益を優先する組織的意思決定をもたらし、その傾向はあいまいな状況下で高まるが、組織には個人の持つ双曲性を抑制する効果もあることが示された。

    CiNii Research

  • 安藤良祐, 永田晃也 .  参加者の双曲志向が組織的意思決定に及ぼす影響 : 改良ゴミ箱モデルによるシミュレーション .  研究・イノベーション学会年次学術大会講演要旨集34   642 - 645   2019年10月

  • 安藤良祐 .  組織を自滅させる意思決定プロセス-双曲型割引効用理論の適用による理論的解明- .  九州大学経済学会 経済学研究（別冊）25   31 - 32   2019年4月

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    担当区分：筆頭著者  

  • 安藤良祐 .  組織を自滅させる意思決定プロセス-双曲型割引効用理論の適用による理論的解明- .  九州大学ビジネス・スクール年報-プロジェクト演習・ICABE活動報告-<2017年度>   11 - 12   2018年3月

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    担当区分：筆頭著者  

  • 安藤良祐, 永田晃也 .  加算双曲型割引関数理論を用いた組織内意思決定プロセスに関する一考察 .  研究・イノベーション学会年次学術大会講演要旨集32   805 - 808   2017年10月

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書籍等出版物

  • 仮想は現実を模擬できるのかーシミュレーションを用いた組織の意思決定研究の可能性ー鹿児島大学大学院人文社会学研究科地域経営研究センター叢書 No.4 地域研究のフロンティア①

    安藤 良祐（ 担当： 分担執筆 ,  範囲: 1章）

    北斗書房  2025年9月 

MISC

  • 制度ロジック観点での鉄道イノベーションの分析－自動列車停止装置から自動運転への展開に関する一考察－

    安藤 良祐

    2025年度組織学会研究発表大会要旨集   1C01   1 - 14   2025年6月

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    掲載種別：研究発表ペーパー・要旨（全国大会，その他学術会議）  

    本研究は、鉄道産業における自動列車停止装置（ATS）を基盤とした自動列車運転（ATO）の発展を、制度ロジック多元性という観点から分析する。具体的には、九州旅客鉄道（JR九州）が世界に先駆けてGOA2.5自動運転システムを導入した経緯を、新制度組織論の枠組みを用いて検証する。鉄道産業は、経済性を優先する事業ロジック、事故防止を重視する安全ロジック、法令遵守を担保する規制ロジックなど、複数の制度ロジックが交差する領域で事業を展開している。本研究は、JR九州がATSを基盤としたシステムを活用し、安全性と費用対効果のバランスを取りながら、自動運転を促進するための規制改革をどのように推進したかを明らかにする。分析は、制度ロジックの変化がイノベーションを促し、最終的にはマクロレベルの制度環境に影響を与える可能性があることを明らかにする。本研究は、制度ロジック観点から鉄道事業におけるイノベーションプロセスの理解に貢献するとともに、他の規制産業への示唆も提供する。

  • 個人の時間選好と組織構造から分析する組織の意思決定

    安藤 良祐

    日本オペレーションズ・リサーチ学会 2025年春季研究発表会アブストラクト集   222 - 223   2025年3月

  • 組織を自滅させる意思決定プロセスの解明

    安藤 良祐

    鹿児島大学研究シーズ集   2024年6月

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    出版者・発行元：鹿児島大学南九州・南西諸島域イノベーションセンター  

  • 個人の時間選好を考慮した組織的意思決定シミュレーションモデルの開発

    安藤良祐, 永田晃也

    経営情報学会 2024年度年次⼤会予稿集   ( 21 )   2024年6月

講演・口頭発表等

  • 安藤良祐 .  不安定な環境でのボトム層リーダーの意思決定傾向と構造的特性の影響 .  経営情報学会2025年全国研究発表大会  2025年10月 

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    会議種別：口頭発表（一般）  

    本研究は、不安定な環境下でのボトム層リーダーの意思決定傾向を明らかにするため、国内リーダー経験者179名を対象に質問票調査を実施した。探索的因子分析により「効率・協力的な決定環境」「妥協・受動的な決定環境」「制裁・同調的な制度環境」「規則・形式的な制度環境」の因子を抽出し、重回帰分析で構造的特性であるグループ人数、グループ存続期間、組織構造、コミュニケーション困難性との関係を検証した。その結果、階層構造が妥協的な傾向を強め、グループ人数や存続期間、コミュニケーション困難性が同調圧力や形式主義に影響することが示された。実務的には、フラットな組織づくりを含め、現場への権限移譲などの支援が重要となる。

  • 参加者の双曲志向が組織的意思決定に及ぼす影響－改良ゴミ箱モデルによるシミュレーション－ .  組織学会 第76回九州支部例会、研究・イノベーション学会 九州・中国支部第25回研究会  2020年8月 

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    会議種別：口頭発表（一般）  

  • 安藤良祐 .  個人の時間選好を考慮した組織的意思決定シミュレーションモデルの開発 .  経営情報学会2024年度年次大会  2024年6月 

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    会議種別：ポスター発表  

  • 集団の意思決定を失敗させる要因の分析—組織の規模と存続期間の影響に関する一考察 .  経営情報学会全国研究発表大会  2023年11月 

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    会議種別：口頭発表（一般）  

  • 安藤良祐 .  個人の時間選好と組織の意思決定：マルチエージェントシミュ レーションを活用した組織の意思決定分析 .  九州経済学会第74回大会  2024年12月 

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    会議種別：口頭発表（一般）  

  • Ryosuke Ando .  A Study of Organizational Decision-Making in Fuzzy Front End: Simulation Analysis Using the Garbage Can Model .  ISPIM 2024 Connects Osaka  2024年12月  国際会議

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    会議種別：口頭発表（一般）  

  • 安藤 良祐 .  組織構造が組織の意思決定にもたらす影響ー組織の意思決定シミュレーションモデル分析からの一考察 .  経営情報学会2024年全国研究発表大会  2024年11月 

  • 安藤 良祐 .  個人の時間選好と組織構造から分析する組織の意思決定： マルチエージェントシミュレーションによるモデル開発 .  日本オペレーションズ・リサーチ学会2025年春季研究発表会  2025年3月 

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    会議種別：口頭発表（一般）  

  • 安藤 良祐 .  仮想は現実を模擬できるのか：シミュレーションを用いた組織の意思決定研究の可能性 .  鹿児島大学人文社会科学研究科地域経営研究センターシンポジウム2025『鹿児島地域研究のフロンティア』（1部）  2025年3月 

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    会議種別：シンポジウム・ワークショップ パネル（指名）  

  • 安藤 良祐 .  組織の意思決定を科学する：理論・実践から探る意思決定の本質 .  kagoshimaD³X 2024セミナー  2025年1月  鹿児島県情報サービス産業協会／鹿児島大学 南九州・南西諸島域イノベーションセンター招待

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    会議種別：公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等  

  • 安藤 良祐 .  実務と理論の狭間で：組織的な意思決定の不合理性をシミュレーションで探る .  日本OR学会 九州支部2024年度第3回講演会・研究会  2024年12月  日本OR学会 九州支部招待

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    会議種別：口頭発表（招待・特別）  

    開催地：九州大学西新プラザ  

    概要：人間は計算処理能力や認知能力に限界があるため、組織化を通じて個人を超える合理性を実現してきた。 しかし、組織化しても不合理な意思決定により企業などの組織が社会にネガティブな影響を与えることは少なくない。 こうした状況は現代社会における不確実性の高まりにより一層顕著になっており、企業が日々直面する意思決定はますます困難を極める状況にある。 一方、個人が合理性から逸脱する行動（アノマリー）については、行動経済学の分野で研究が進んでいる。 特に、当初は将来の利益を選好していた個人が、目先の利益が目前に迫ると選好を変え、目先の利益を優先する現象は「双曲割引」として知られており、流動性が高まる現代の組織における意思決定にも大きな影響を与えている可能性がある。 私はこれまでの実務経験を通じても組織の不合理な意思決定と個人の選好が関連していると考え、組織の意思決定研究を段階的に発展させてきた。 そこで今回の講演では、個人の双曲割引を組織の意思決定に組み入れた最新のマルチエージェントシミュレーションモデルの成果を含め、これまでの研究・キャリアの歩みを報告させていただきたい。

  • 安藤 良祐 .  組織はなぜ自滅する意思決定を行ってしまうのか .  全国キャラバン3QUESTIONS 九州・沖縄地区編  2025年6月  公益財団法人国際高等研究所

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    開催地：熊本大学  

  • 安藤 良祐 .  制度ロジック観点での鉄道イノベーションの分析－自動列車停止装置から自動運転への展開に関する一考察－ .  2025年度組織学会研究発表大会  2025年6月 

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    会議種別：口頭発表（一般）  

  • Ryosuke Ando .  A study on organizational decision-making from the perspective of uncertainty and ambiguity – A Multi-Agent Simulation model .  18th IIAI International Congress on Advanced Applied Informatics  2025年7月  国際会議

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    記述言語：英語   会議種別：口頭発表（一般）  

    This study examines the effects of ambiguity and uncertainty on organizational decision-making using an agent-based simulation framework. The model integrates hyperbolic discounting to capture shifts in decision-makers’ preferences from long- to short-term orientations over time. Ambiguity is defined as unclear organizational goals and decision criteria, whereas uncertainty refers to unpredictable environmental changes. The simulation showed that uncertainty strongly reduces decision efficiency, whereas ambiguity degrades decision quality. The results highlight how excessive ambiguity and uncertainty can lead to organizational resource inefficiencies. Specifically, we found that situations with high ambiguity and low uncertainty produced the least resource-efficient outcomes than situations with both high ambiguity and uncertainty. This study emphasizes the need to design decision processes that consider environmental complexity and recommends further empirical validation.

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受賞

  • 令和7年度 特別研究奨学生

    2025年7月   長崎大学  

  • 特別研究奨学生

    2024年9月   長崎大学  

  • 南賞・優秀賞

    2018年3月   九州大学   組織を自滅させる意思決定プロセス‐双曲型割引効用理論の適用による理論的解明

共同研究・競争的資金等の研究

  • 令和７年度大学連携による繁盛店づくりコンサルティング事業業務

    2025年6月 - 2026年3月

    鹿児島市 

    馬場 武, 安藤 良祐

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    鹿児島市では、魅力ある個店を増やし、地域の商業サービス業の活性化を図るため、マーケティング・マネジメントを学ぶ学生と店主の協働による小売・卸売・飲食サービス業の魅力向上に取り組んでいる。鹿児島大学では、PBL型演習の一環として、安藤・馬場ゼミの学生が主体となり、対象店舗の視察・ヒアリング、課題分析・ディスカッション、提案発表会等を実施するものである

  • 令和7年度地域政策と幸福度に関する研究

    2025年6月 - 2026年3月

    奄美市  共同研究

    馬場 武, 林田吉恵, 安藤 良祐

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    担当区分：研究分担者 

  • 個人の時間選好と組織的意思決定：シミュレーションと実験室実験からの検証

    研究課題/領域番号：25K05284  2025年4月 - 2028年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    安藤 良祐

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    担当区分：研究代表者 

    配分額：3770000円 （ 直接経費：2900000円 、 間接経費：870000円 ）

  • 個人選好が組織の意思決定に及ぼす影響：ゴミ箱モデルを活用した新モデルの開発と検証

    研究課題/領域番号：24K22638  2024年7月 - 2026年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  研究活動スタート支援

    安藤 良祐

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    担当区分：研究代表者 

    配分額：1950000円 （ 直接経費：1500000円 、 間接経費：450000円 ）

 

担当経験のある授業科目

  • エンドユーザ実習Ⅲ

    2025年10月
    -
    現在
    機関名：鹿児島大学

  • 演習

    2025年4月
    -
    現在
    機関名：鹿児島大学

  • 経営組織論

    2024年10月
    -
    現在
    機関名：鹿児島大学

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    科目区分：学部専門科目 

  • 社会科学基礎

    2024年10月
    -
    現在
    機関名：鹿児島大学

  • 経営学総論

    2024年4月
    -
    現在
    機関名：鹿児島大学

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    科目区分：学部専門科目 

 

社会貢献活動

  • 鹿児島市の男女共同参画及びアンコンシャス・バイアスに関するアンケート調査の分析支援

    役割：報告書執筆

    株式会社南日本新聞社地域共創室  2025年9月

  • 鹿児島県立甲南高校SSH事業大学研究室訪問

    役割：講師

    2025年7月

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    対象： 高校生

    種別：セミナー・ワークショップ

  • 北薩地域関係人口（移住・観光）の創出事業における分析支援

    役割：報告書執筆

    株式会社南日本新聞社地域共創室  2025年4月

  • 鹿児島大学に求められる地域研究・奄美研究とは

    役割：講師,　助言･指導,　運営参加・支援

    鹿児島大学人文社会科学研究科地域経営研究センター  地域経営研究センターシンポジウム2025『鹿児島地域研究のフロンティア』（2部）  2025年3月

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    対象： 高校生,　社会人・一般

    種別：セミナー・ワークショップ

    奄美在住の方（特に鹿児島県立大島高校の学生）と奄美諸島域の地域経済を考えるワークショップを実施した。

  • 令和６年度「関係人口創出・拡大県人会等調査」に係るテキスト分析

    役割：報告書執筆

    株式会社南日本新聞社地域共創室  2025年2月

  • 地域連携講義「経営組織論：九州旅客鉄道株式会社鹿児島支社」

    役割：司会,　企画

    日本たばこ産業株式会社鹿児島支社  鹿児島大学法文学部ホームページ  2025年1月

  • 大学連携による繁盛店づくりコンサルティング事業最終提案発表会

    役割：コメンテーター,　助言･指導

    鹿児島市・鹿児島大学法文学部馬場研究室  2024年12月

  • 地域連携講義「経営組織論：株式会社プロゴワス」

    役割：司会,　企画

    日本たばこ産業株式会社鹿児島支社  鹿児島大学法文学部ホームページ  2024年11月

  • 鹿児島中央高等学校SSH「探求Ⅱ」中間報告会

    役割：講師,　助言･指導

    鹿児島県立鹿児島中央高等学校  2024年10月

  • 令和６年度「関係人口創出・拡大県人会等調査（中間）」に係るテキスト分析

    役割：報告書執筆

    株式会社南日本新聞社地域共創室  2024年10月

  • 鹿児島県立甲南高等学校SSH事業ミニ課題研究発表会

    役割：講師,　助言･指導

    鹿児島県立甲南高等学校  2024年10月

  • 鹿児島県立甲南高校SSH事業大学研究室訪問

    役割：助言･指導

    2024年7月

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メディア報道