Updated on 2021/05/25

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NIIYAMA Shuhei
 
Organization
Research Field in Medicine and Health Sciences, Medical and Dental Sciences Area Graduate School of Medical and Dental Sciences Advanced Therapeutics Course Functional Biology and Pharmacology Professor
Title
Professor

Degree

  • 医学博士 ( 2003.4   久留米大学 )

Research Interests

  • 敗血症、敗血症関連脳症、メラトニン、テトラヒドロビオプテリン

Research Areas

  • Life Science / Emergency medicine  / 敗血症、敗血症関連脳症、メラトニン、テトラヒドロビオプテリン

Education

  • Kurume University

    1986.4 - 1993.3

Research History

  • Kagoshima University   Medical and Dental Hospital, Medical and Dental Sciences Area Medical and Dental Hospital Clinical Center Emergency Critical Care Center   Associate Professor

    2020.1

  • Kagoshima University   Medical and Dental Hospital, Medical and Dental Sciences Area Medical and Dental Hospital Clinical Facilities Intensive Care Medicine   Lecturer

    2018.7 - 2019.12

Professional Memberships

  • 日本麻酔科学会、日本救急医学会、日本集中治療医学会、日本ペインクリニック医学会

Studying abroad experiences

  • ニュージャージーメディカルスクール  

Qualification acquired

  • Doctor

 

Papers

  • 大下 健輔, 新山 修平, 有永 康一, 佐藤 晃, 平木 照之 .  下肢虚血再灌流障害に対して術中血液浄化法を行った2症例 .  日本集中治療医学会雑誌27 ( 2 ) 111 - 112   2020.3

    　More details

    Publisher：(一社)日本集中治療医学会  

    症例1は71歳男性で、A型急性大動脈解離に対して上行全弓部大動脈置換術および両側総大腿動脈バイパス術を施行した。ICU入室後より左下腿の冷感と右大腿の腫脹を認め、乏尿となった。血液検査で高CK血症、高カリウム血症を認め、持続緩徐式血液濾過透析(CHDF)を開始した。術後4時間に左膝窩動脈血栓除去および右大腿減張切開を行い、その術中もCHDFを継続した。術後CKの最高値は90498U/Lであり、術後3日目まで乏尿を認めたが、術後27日目にCHDFを離脱した。症例2は77歳男性で、レリシュ症候群の急性増悪に対し左腋窩動脈-両大腿動脈バイパス術を予定した。ミオグロビン尿を認め、発症から時間が経過していたため、麻酔導入後持続血液濾過(CHF)を開始した。術後19日目にCHFから間欠的血液透析に移行した。術後CKの最高値は132285U/Lであり、術後41日目には血液透析も離脱可能となった。

  • 寺田 晋作, 山下 翔太, 白石 一光, 江口 智洋, 政所 祐太郎, 新山 修平, 安田 智嗣, 垣花 泰之 .  肺切除術後の後天性気管支食道瘻に急性呼吸促迫症候群を合併した1例 .  日本集中治療医学会雑誌27 ( 2 ) 125 - 126   2020.3

    　More details

    Publisher：(一社)日本集中治療医学会  

    症例は71歳男性で、呼吸困難を主訴とした。胸部CTで気管分岐部から3cmの位置に直径4mmの左気管支食道瘻を認め、誤嚥性肺炎に急性呼吸促迫症候群を合併していた。搬入時は人工呼吸器使用下で7.5mm気管チューブのカフ圧コントロールにもかかわらず胃や口腔内へのエアリークが多かった。気管チューブをシングルルーメン挿管チューブ(SLT)からダブルルーメン挿管チューブ(DLT)に入れ替え、気管支カフで瘻孔を塞ぐ状態でチューブ位置を固定したところ、十分な陽圧換気が可能となった。第4病日に経鼻的に挿入したSengstaken-Blakemore tubeの食道バルーンで食道側から瘻孔を塞ぎ、DLTをSLTに入れ替え、SLTによる十分な陽圧換気が可能であることを確認した後に、安全に気管支ステント留置を行うことができた。人工呼吸器を離脱した状態で第14病日にICUを退室し、第19病日に残存している食道瘻に対して内視鏡下に食道ステントを留置した。

  • Terada Shinsaku, Yamashita Shota, Shiraishi Kazumitsu, Eguchi Tomohiro, Madokoro Yutaro, Niiyama Shuhei, Yasuda Tomotsugu, Kakihana Yasuyuki .  A case report about an acquired bronchoesophageal fistula patient with acute respiratory distress syndrome after pneumonectomy .  Journal of the Japanese Society of Intensive Care Medicine27 ( 2 ) 125 - 126   2020

    　More details

    Publisher：The Japanese Society of Intensive Care Medicine  

    DOI： 10.3918/jsicm.27_125

    CiNii Research

  • 太田 聡, 平木 照之, 原 将人, 新山 修平, 牛島 一男 .  残存筋弛緩が疑われた血液透析患者の1症例 .  臨床麻酔41 ( 6 ) 915 - 916   2017.6

    　More details

    Publisher：真興交易(株)医書出版部  

    79歳男。慢性腎不全の増悪にて血液透析導入となり、維持透析中であった。5年前に直腸癌に対し手術施行し、今回、転移性肝腫瘍の診断で肝右葉切除術を予定した。硬膜外カテーテルを留置後、プロポフォール、ロクロニウム、レミフェンタニルで導入し気管挿管し、術中はセボフルラン、空気、酸素、レミフェンタニルで維持した。血圧上昇時には適宜フェンタニルを投与し、また、ロクロニウムを1時間毎に投与した。術後はスガマデスク投与後に抜管し、呼吸状態に問題はなく、外科系集中治療室(SICU)へ移動した。SICU入室時、日本式昏睡スケール(JCS)I-1であったが、その後、意識レベルがJCSIII-100〜200程度まで低下し、努力様呼吸、SpO2低下も認めたため人工呼吸を開始した。しかし、自発呼吸の回復はなく、ロクロニウムの残存筋弛緩効果を疑いスガマデスクを投与したところ、自発呼吸は回復し、意識状態も改善した。以後は問題なく経過し、術後19日目に退院した。

  • 伊藤 明日香, 亀山 直光, 大下 健輔, 野田 縁, 小佐々 優子, 三島 康典, 新山 修平, 牛島 一男 .  心臓手術で周術期脳梗塞を発症した4症例 .  蘇生36 ( 1 ) 16 - 20   2017.4

    　More details

    Publisher：日本蘇生学会  

    心臓手術で周術期脳梗塞を来した4症例を経験した。冠動脈バイパス術症例では、術前症候性脳梗塞と左椎骨動脈低形成、頸動脈・頭蓋内血管の動脈硬化性病変が、心拍動下冠動脈バイパス術症例では、術前無症候性脳梗塞・頸動脈狭窄と術後心房細動が、肺動脈弁置換術症例では、術後心房細動が、右小開胸僧帽弁形成術症例では、心腔内空気による塞栓が、脳梗塞の原因に考えられた。冠動脈疾患2症例の脳梗塞は、弁疾患症例と比べ重症であった。心臓手術での脳梗塞の原因は塞栓症、低灌流、術後心房細動などあるが、動脈硬化が進展している脳血管では、微小塞栓子をトラップしやすくwashoutが困難なため、動脈硬化進展症例では、より綿密な評価と対策が必要となる。(著者抄録)

  • 小佐々 優子, 三島 康典, 伊藤 明日香, 大下 健輔, 新山 修平, 牛島 一男 .  胸腹部大動脈置換術中に発症したと考えられるたこつぼ型心筋症の1例 .  臨床麻酔41 ( 1 ) 84 - 86   2017.1

    　More details

    Publisher：真興交易(株)医書出版部  

    68歳女。胸腹部大動脈瘤に対し胸腹部大動脈置換術が予定された。体外循環を確立後に胸腹部大動脈を置換し、人工心肺中は問題なく経過したが、心肺離脱直前にII誘導心電図でST上昇を認めた。ニトログリセリンの持続投与を行いながら人工心肺を離脱し、離脱後から手術終了までST上昇は緩解と増悪を繰り返した。手術終了前後から心電図II、III、aVFで異常Q波の出現を認めたが、他検査値よりICUで経過観察することとした。術後1日目に経胸壁心エコーで中等度の僧帽弁閉鎖不全を認めたが、クレアチンキナーゼ(CK)、CK-MBの上昇はなく、既出率は40%であった。心電図ではII、III、aVF、V2-V6と広範囲の誘導で、ST変化の緩解・増悪を繰り返していた。左冠動脈前下行枝領域の虚血性心筋障害が疑われたが、術後3日目の冠動脈造影で異常所見は認めず、左室造影所見と併せてたこつぼ型心筋症と診断した。ドパミン、ランジオロールで心機能は徐々に改善し、抜管後も呼吸・循環動態は安定していた。

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MISC

  • 医療安全　久留米大学病院の医療安全管理体制の現状と課題　殊に、医療法施行規則改正に伴う対応と課題

    田中 芳明, 横山 晋二, 新山 修平, 古賀 和子, 北野 登美子, 川野 佐由里, 杉原 学, 岩越 有美

    日本外科学会雑誌   119 ( 2 )   223 - 225   2018.3

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    Publisher：(一社)日本外科学会  

Presentations

  • 政所 祐太郎, 上國料 千夏, 伊藤 隆史, 江口 智洋, 古別府 裕明, 新山 修平, 安田 智嗣, 垣花 泰之   敗血症におけるテトラヒドロビオプテリンおよびその酸化物とNOxの体内動態  

    日本集中治療医学会雑誌  2020.9  (一社)日本集中治療医学会

  • 谷口 寛子, 川崎 英里, 大下 健輔, 平木 照之, 日野 東洋, 有永 康一, 佐藤 晃, 新山 修平, 牛島 一男   換気・挿管不能に陥った若年性特発性関節炎患者の1例  

    日本集中治療医学会雑誌  2018.2  (一社)日本集中治療医学会

  • 山香 修, 新山 修平, 上原 舞美, 吉田 圭介, 内村 鴻一, 山下 典雄   挿管患者に対するOptiflow気切用ダイレクトコネクターOP570を用いたハイフローセラピーの効果  

    日本集中治療医学会雑誌  2018.2  (一社)日本集中治療医学会

  • 日野 東洋, 新山 修平, 有永 康一, 佐藤 晃, 赤木 由人   当院で経験した特発性食道破裂5例の報告  

    日本集中治療医学会雑誌  2018.2  (一社)日本集中治療医学会

  • 佐藤 晃, 飛永 覚, 高瀬谷 徹, 新山 修平, 有永 康一, 田中 啓之   弓部大動脈置換術およびFrozen Elephant Trunck術後に発症した透析患者のヘパリン起因性血小板減少症の1例  

    日本集中治療医学会雑誌  2017.2  (一社)日本集中治療医学会

  • 小鳥居 望, 横山 晋二, 橋田 竜騎, 北野 登美子, 川野 佐由里, 岩越 有美, 古賀 和子, 新山 修平, 田中 芳明, 内村 直尚   平成30年度診療報酬改定後のベンゾジアゼピン系睡眠薬の減量　全科共通の睡眠薬標準指示施行が転倒の事象に与える影響  

    精神神経学雑誌  2019.6  (公社)日本精神神経学会

  • 小鳥居 望, 横山 晋二, 橋田 竜騎, 北野 登美子, 川野 佐由里, 岩越 有美, 古賀 和子, 新山 修平, 田中 芳明, 内村 直尚   平成30年度診療報酬改定後のベンゾジアゼピン系睡眠薬の減薬・休薬　全科共通の睡眠薬標準指示施行が転倒の事象に与える影響  

    日本睡眠学会定期学術集会プログラム・抄録集  2019.6  (一社)日本睡眠学会

  • 有永 康一, 新山 修平, 佐藤 晃, 飛永 覚, 庄島 賢弘, 高木 数実, 田中 啓之   外科治療を要した肺塞栓症2例  

    日本集中治療医学会雑誌  2017.2  (一社)日本集中治療医学会

  • 下野 謙慎, 伊藤 隆史, 上國料 千夏, 古別府 裕明, 政所 祐太郎, 江口 智洋, 新山 修平, 大西 広一, 吉原 秀明, 垣花 泰之   外傷性凝固異常(traumainduced coagulopathy)　外傷患者におけるDAMPsと凝固線溶反応動態のダイナミクス　前向き観察研究  

    日本救急医学会雑誌  2020.11  (一社)日本救急医学会

  • 有永 康一, 新山 修平, 佐藤 晃, 日野 東洋, 田中 啓之   周術期管理とチーム医療　術後管理の集約化  

    日本集中治療医学会雑誌  2018.2  (一社)日本集中治療医学会

  • 佐藤 晃, 有永 康一, 新山 修平, 日野 東洋, 谷口 寛子, 田中 啓之   原発性肺動脈内膜肉腫(pulmonary intimal sarcoma)の1例  

    日本集中治療医学会雑誌  2018.2  (一社)日本集中治療医学会

  • 嘉松 翔, 佐野 茂, 山香 修, 上原 舞美, 吉田 圭介, 内村 鴻一, 新山 修平, 山下 典雄   加温加湿器の温度制御に対する室内気の影響  

    日本集中治療医学会雑誌  2017.2  (一社)日本集中治療医学会

  • 高須 修, 新山 修平, 平湯 恒久, 鍋田 雅和   侵襲反応を制御する〜基礎研究(臨床への架け橋)　生体バイオインピーダンス分析(BIA)法による血管透過性亢進の評価とAngiopoietin-1による制御効果の検討  

    日本救急医学会雑誌  2017.9  (一社)日本救急医学会

  • 大下 健輔, 新山 修平, 太田 聡, 有永 康一, 佐藤 晃, 渡邉 誠之, 牛島 一男   下肢虚血再灌流障害に対して術中血液浄化法を行った2症例  

    日本集中治療医学会雑誌  2017.2  (一社)日本集中治療医学会

  • 大川 大輔, 古別府 裕明, 安田 智嗣, 寺田 晋作, 江口 智洋, 政所 祐太郎, 下野 謙慎, 新山 修平, 垣花 泰之   下肢切断後も壊死範囲の拡大をコントロールできず死亡した劇症型溶血性レンサ球菌感染症の1例  

    日本集中治療医学会雑誌  2020.9  (一社)日本集中治療医学会

  • 高須 修, 新山 修平, 平湯 恒久, 鍋田 雅和   一歩進んだ集中治療へ-集中治療の基礎研究　CLPモデルにおける生体バイオインピーダンス法による透過性亢進評価と位相角(Phase Angle)の意義について  

    日本集中治療医学会雑誌  2018.2  (一社)日本集中治療医学会

  • 川村 英樹, 有村 尚子, 稲森 彩, 折田 美千代, 茂見 茜里, 児玉 祐一, 西 順一郎, 郡山 豊泰, 福山 竜子, 舞木 公子, 中牧 晋太朗, 山田 優子, 新山 修平, 安田 智嗣   プロセス指標を組み入れた当院ICUにおけるIMP-1遺伝子保有耐性Acinetobacter baumannii多発事例対応  

    日本環境感染学会総会プログラム・抄録集  2020.2  (一社)日本環境感染学会

  • 山下 翔太, 政所 祐太郎, 宮本 昇太郎, 古別府 裕明, 川村 英樹, 伊藤 隆史, 安田 智嗣, 新山 修平, 上國料 千夏, 垣花 泰之   ニボルマブによる化学療法中に心筋炎を発症した一例  

    日本集中治療医学会雑誌  2019.2  (一社)日本集中治療医学会

  • 川村 英樹, 有村 尚子, 稲森 彩, 中村 隼人, 茂見 茜里, 折田 美千代, 児玉 祐一, 藺牟田 直子, 西 順一郎, 郡山 豊泰, 福山 竜子, 舞木 公子, 中牧 晋太朗, 新山 修平, 安田 智嗣   アウトブレイク時の対応:Acinetobacter、CRE、VRE、C.difficile　当院ICUにおけるIMP-1遺伝子保有耐性Acinetobacter baumannii多発事例  

    日本環境感染学会総会プログラム・抄録集  2019.2  (一社)日本環境感染学会

  • 川村 英樹, 茂見 茜里, 中村 隼人, 児玉 祐一, 安田 智嗣, 新山 修平, 西 順一郎, 天達 菜緒, 金澤 直子   ICUにおける多剤耐性アシネトバクター多発事例終息を目的としたカルバペネム系抗菌薬の一部許可制導入効果  

    感染症学雑誌  2020.5  (一社)日本感染症学会

  • 山香 修, 中村 篤雄, 新山 修平, 山下 典雄, 高須 修   CBPにおけるin vitro実験の方法　ヒト体外廃液を用いたin vitro実験方法　吸着膜のクリアランス特性の実験について  

    日本急性血液浄化学会雑誌  2017.8  (NPO)日本急性血液浄化学会

  • 嶽崎 佑介, 政所 祐太郎, 益田 大夢, 大川 大輔, 山下 翔太, 岩永 千尋, 寺田 晋作, 二木 貴弘, 新山 修平, 安田 智嗣, 垣花 泰之   複数の薬物中毒が合併した一般用医薬品過量内服の1例  

    日本救急医学会雑誌  2020.11  (一社)日本救急医学会

  • 川村 英樹, 中村 隼人, 新山 修平, 安田 智嗣, 垣花 泰之   集中治療室における感染管理の工夫　当院ICUにおけるIMP-1遺伝子保有耐性Acinetobacter baumannii多発事例への対応  

    日本集中治療医学会雑誌  2019.2  (一社)日本集中治療医学会

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Research Projects

  • 敗血症関連脳症におけるメラトニンとテトラヒドロビオプテリンのクロストーク解析

    Grant number：20K09291  2020.4

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    Authorship：Principal investigator  Grant type：Competitive