2021/05/28 更新

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ムラグチ コウイチ
村口 浩一
MURAGUCHI Koichi
所属
医歯学域附属病院 附属病院 診療センター 成人系歯科センター 助教
職名
助教

学位

  • 博士(歯学) ( 2008年5月   鹿児島大学 )

研究キーワード

  • 前装用レンジ

  • レンジと金属の接着

  • Prosthodontics and Dental Technology

  • 補綴理工系歯学

研究分野

  • その他 / その他  / 歯科材料学

  • その他 / その他  / 歯科補綴学

  • ライフサイエンス / 補綴系歯学

学歴

  • 鹿児島大学   歯学部   歯学

    - 1993年

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    国名: 日本国

  • 鹿児島大学

    - 1993年

経歴

  • 鹿児島大学   冠・ブリッジ科   助教

    2003年4月 - 現在

  • 鹿児島大学   診療講師

    1999年10月 - 現在

  • Dental School

所属学協会

  • 日本補綴歯科学会

    2015年10月 - 現在

  • 日本補綴歯科学会

 

論文

  • Arikawa Hiroyuki, Minesaki Yoshito, Muraguchi Koichi, Kono Hiroshi, Kikuchi Masafumi .  修復用コンポジットレジンが示すサーモクロミズム(Thermochromism of restorative composite resins) .  Dental Materials Journal38 ( 2 ) 329 - 336   2019年4月

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    出版者・発行元:(一社)日本歯科理工学会  

    修復用コンポジットレジンの各製品を対象として、温度に依存した色調変化、すなわちサーモクロミズムを検証した。修復用コンポジットレジンの被験製品として、Beautifil II、クリアフィル マジェスティ ES-2、エステライトΣクイック、ソラーレ、Venus、の5製品を選び、製品ごとに4種のシェードのものを試料として準備した。光重合させた各試料を5通りの温度環境(4、23、37、60、80℃)のいずれかに5時間置いたのちに分光光度計を用いてそれらの色調をCIE L*a*b*表色系にて測定した。また屈折率も測定した。その結果、温度が上昇するにつれ、色調のL*値は全ての試料において低下し、a*値とb*値はほとんどの試料で上昇し、色差を表すΔE*は全ての試料で増加することが示された。A4シェードの試料の場合、その屈折率は温度が上昇するにつれ常に低下した。23℃ないしは37℃という口腔内の温度としてありえる温度条件の場合でも、ほとんどの試料で知覚可能なサーモクロミズムが認められた。温度に応じて変化することが示されたこうした光学的特性は、修復用コンポジットレジン材料が示すサーモクロミズムを説明する助けとなるものと考えられた。

  • ARIKAWA Hiroyuki, MINESAKI Yoshito, MURAGUCHI Koichi, KONO Hiroshi, KIKUCHI Masafumi .  Thermochromism of restorative composite resins .  Dental Materials Journal38 ( 2 ) 329 - 336   2019年

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    出版者・発行元:日本歯科理工学会  

    <p>The aim of this study was to clarify the temperature dependence of color, <i>i.e.</i> the thermochromism of restorative composite resins at typical intraoral temperatures. Five brands of restorative composite resins were used. The CIE <i>L*a*b*</i> color values were measured using a spectrophotometer at specimen temperatures of 4, 23, 37, 60, and 80ºC. The temperature dependence of the refractive index of the materials at 4–80ºC were also determined using a refractometer. The values of <i>L*</i> for all materials decreased, and those of <i>a</i>* and <i>b</i>* for most of the materials increased, with increasing temperature. The color difference (Δ<i>E*</i>) for all materials increased with increasing specimen temperatures. The refractive index of the A4 shade of the materials consistently decreased with increasing temperatures. Most of the materials exhibited perceptible thermochromism related to intraoral thermal conditions. Optical properties that change in response to temperature could help explain the thermochromism of materials.</p>

    DOI: 10.4012/dmj.2018-047

    Scopus

    PubMed

  • Yanagida Hiroaki, Minesaki Yoshito, Matsumura Kousuke, Tanoue Naomi, Muraguchi Koichi, Minami Hiroyuki .  アクリルレジン接着剤と表面処理を施したチタン間の接着耐久性(Bonding durability between acrylic resin adhesives and titanium with surface preparations) .  Dental Materials Journal36 ( 1 ) 69 - 75   2017年2月

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    出版者・発行元:(一社)日本歯科理工学会  

    4種の接着システムによるチタンとアクリル系接着剤との接着強さ/耐久性を比較した。歯科用チタン材から径10mm/厚2.5mmの円板試料80枚を鋳造し研磨した。これらを表面処理の違いに応じて、(1)アルミナブラスト(AB)、(2)AB+プライマー製品のアロイプライマー、(3)AB+M.L. Primer、(4)トライボケミカル(AB+シリカコーティングAB+シランカップリング、Rocatecシステム)、(5)無処理、の5群に等分した。試料表面の5mm径の露出面に内径6mm/高さ2mmの真鍮円筒を立て、内腔に(A)Mボンド、(B)スーパーボンドC&B、のいずれかのレジンを充填/硬化させ検体を調製した。24時間水中保管後、半数はそのまま、残りは熱サイクル負荷(4〜60℃、2万サイクル)後にせん断接着試験を行った。どの組合せの検体においても、熱サイクル負荷後のせん断接着強さは無負荷の場合と比較して統計学的に有意に低下した。負荷後で比較すると、最も強い接着強さを示したのは(2)-(B)の組合せであった。また、(a)研磨紙、(b)AB+シリカコーティングAB、(c)AB、のそれぞれで表面処理したチタン円板試料の表面輪郭形状を共焦点レーザー走査型顕微鏡で測定し、輪郭要素の平均幅と輪郭の最大高さを計測したところ、(a)群の最大高さは他2群のそれぞれに対し有意に低かった。

  • YANAGIDA Hiroaki, MINESAKI Yoshito, MATSUMURA Kousuke, TANOUE Naomi, MURAGUCHI Koichi, MINAMI Hiroyuki .  Bonding durability between acrylic resin adhesives and titanium with surface preparations .  Dental Materials Journal36 ( 1 ) 69 - 75   2017年

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    出版者・発行元:日本歯科理工学会  

    <p>The purpose of the present study was to evaluate the efficacy of pretreatment on the bonding durability between titanium casting and two acrylic adhesives. Cast titanium disk specimens treated with four polymer-metal bonding systems as follow: 1) air-abraded with 50–70 μm alumina, 2) 1)+Alloy Primer, 3) 1)+M.L. Primer and 4) tribochemical silica/silane coating system (Rocatec System). The specimens were bonded with M bond or Super-bond C&B adhesive. The shear bond strengths were determined before and after thermocycling (20,000 cycles). The surface characteristics after polishing, and for the 1) and 4) preparations were determined. The bond strengths for all combinations significantly decreased after thermocycling. The combination of Super-bond C&B adhesive and 2) led to significantly higher bond strength than the other preparations after thermocycling. The maximum height of the profile parameters for the polishing group was lower than other preparations.</p>

    DOI: 10.4012/dmj.2016-192

    Scopus

    PubMed

講演・口頭発表等

  • 村口浩一, 梶原雄太郎,村原貞昭,柳田廣明,野村賢介,嶺崎良人, 南 弘之 .  新規開発された大臼歯用 CAD/CAM レジンの繰り返し衝撃荷重に対する破折抵抗性. .  日本補綴歯科学会第128回学術大会  日本補綴歯科学会

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    開催年月日: 2019年5月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:札幌  

  • 村口浩一,梶原雄太郎,松村光祐,村原貞昭,嶺崎良人,野村賢介,南 弘之 .  大臼歯CAD/CAM冠の繰り返し衝撃荷重に対する破折抵抗性 .  日本補綴歯科学会第127回学術大会  日本補綴歯科学会

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    開催年月日: 2018年6月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:岡山県  

  • 村口浩一,村原貞昭,梶原雄太郎,門川明彦,嶺﨑良人,南 弘之 .  二ケイ酸リチウムガラスセラミックスへの表面処理が接着強さに及ぼす影響 .  日本補綴歯科学会九州支部学術大会 

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    開催年月日: 2017年8月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:鹿児島県鹿児島市  

  • 村口浩一,村原貞明,柳田廣明,門川明彦,嶺崎良人,南 弘之 .  金属接着性プライマーの金属面塗布に関する研究 .  日本補綴歯科学会九州支部学術大会  日本補綴歯科学会

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    開催年月日: 2016年9月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:熊本県  

  • 松村 光祐, 村口 浩一, 村原 貞昭, 嶺崎 良人, 鈴木 司郎, 南 弘之 .  試作デュアルキュアレジンセメントの修復物内部における硬化の経時的変化の比較 .  日本補綴歯科学会誌  2018年6月  (公社)日本補綴歯科学会

  • 村原 貞昭, 梶原 雄太郎, 上之段 麻美, 柳田 廣明, 村口 浩一, 嶺崎 良人, 南 弘之 .  CAD/CAM用レジンブロックに対するレジンセメントの接着強さ .  日本補綴歯科学会誌  2019年5月  (公社)日本補綴歯科学会

  • 門川 明彦, 嶺崎 良人, 峰元 里子, 村原 貞昭, 村口 浩一, 松村 光祐, 梶原 雄太郎, 有川 裕之, 河野 博史, 菊地 聖史, 南 弘之 .  ウレタンオリゴマーを基材とした試作軟性裏装材の耐久性に関する評価 .  日本補綴歯科学会誌  2017年6月  (公社)日本補綴歯科学会

  • 門川 明彦, 嶺崎 良人, 村口 浩一, 村原 貞昭, 梶原 雄太郎, 松村 光祐, 上之段 麻美, 有川 裕之, 河野 博史, 菊地 聖史, 南 弘之 .  ウレタンオリゴマーを基材とした軟性裏装材の床用レジンに対する接着強さ .  日本補綴歯科学会誌  2018年6月  (公社)日本補綴歯科学会

  • 門川 明彦, 嶺崎 良人, 河野 博史, 村口 浩一, 村原 貞昭, 杉本 恭子, 梶原 雄太郎, 上之段 麻美, 南 弘之 .  ウレタン系試作軟質リライン材の義歯洗浄剤による劣化 .  日本補綴歯科学会誌  2020年6月  (公社)日本補綴歯科学会

  • 上之段 麻美, 柳田 廣明, 村口 浩一, 村原 貞昭, 嶺崎 良人, 南 弘之 .  コバルトクロム合金と常温重合レジンの接着における接着前処理の検討 .  接着歯学  2020年9月  (一社)日本接着歯学会

  • 村口 浩一, 梶原 雄太郎, 松村 光祐, 村原 貞昭, 嶺崎 良人, 野村 賢介, 南 弘之 .  大臼歯CAD/CAM冠の繰り返し衝撃荷重に対する破折抵抗性 .  日本補綴歯科学会誌  2018年6月  (公社)日本補綴歯科学会

  • 村原 貞昭, 上之段 麻美, 梶原 雄太郎, 柳田 廣明, 村口 浩一, 門川 明彦, 嶺崎 良人, 南 弘之 .  大臼歯用CAD/CAMレジンブロックに対するレジンセメントの接着強さ .  日本補綴歯科学会誌  2020年6月  (公社)日本補綴歯科学会

  • 村口 浩一, 梶原 雄太郎, 村原 貞昭, 柳田 廣明, 野村 賢介, 嶺崎 良人, 南 弘之 .  新規開発された大臼歯用CAD/CAMレジンの繰り返し衝撃荷重に対する破折抵抗性 .  日本補綴歯科学会誌  2019年5月  (公社)日本補綴歯科学会

  • 門川 明彦, 嶺崎 良人, 河野 博史, 村口 浩一, 村原 貞昭, 梶原 雄太郎, 上之段 麻美, 松村 光祐, 南 弘之 .  試作ウレタン系軟性裏装材と表面処理を行ったアクリルレジン間の接着強さ .  日本補綴歯科学会誌  2019年5月  (公社)日本補綴歯科学会

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共同研究・競争的資金等の研究

  • Influence of thermal Cycle Stress on Facing Resins

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